(短編集)

臨床犯罪学者・火村英生の推理 アリバイの研究



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臨床犯罪学者・火村英生の推理 アリバイの研究 (角川ビーンズ文庫)

2014年06月28日 臨床犯罪学者・火村英生の推理 アリバイの研究 (角川ビーンズ文庫)

大阪のホテルで起きた女性殺害事件。その容疑者が主張したアリバイ―その証拠は、推理作家・有栖川有栖と撮った写真とサイン色紙。証人となってしまったアリスは、大阪府警の要請により、盟友で切れ者の犯罪学者・火村英生と、容疑者のアリバイ検証に挑む!(「三つの日付」)ほか、女子大生と火村&アリスの手に汗握るやりとりが見物の「わらう月」など、ロジカルな推理が光る傑作揃い。面白さお墨付きの著者厳選作品集!(「BOOK」データベースより)




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No.2:
(5pt)

有栖川有栖やっぱり面白い

頭の中で動く火村英夫は斎藤工さんと窪田正孝さんですが
面白い!本当に面白いです
臨床犯罪学者・火村英生の推理 アリバイの研究 (角川ビーンズ文庫)Amazon書評・レビュー:臨床犯罪学者・火村英生の推理 アリバイの研究 (角川ビーンズ文庫)より
404101431X
No.1:
(5pt)

火村シリーズ傑作短篇集 第三弾

アリスの書いたサイン色紙が容疑者のアリバイに深く係わってしまった『三つの日付』
恋人に掛けられた容疑を晴らすために火村に戦いを挑む女性の倒叙ミステリ『わらう月』
火村・アリス・森下が紅雨荘の女主人が殺害された事件の捜査に乗り出す『紅雨荘殺人事件』
双子の弟が殺された事件で兄に殺人の容疑が掛けられる『不在の証明』
殺人事件の現場から立ち去った謎の《人影》が重大な鍵となる『長い影』
以上五編が収録されたアリバイものの傑作短篇集です。

アリバイものは最初から犯人が明かされている(あるいは絞り込めている)ため
結末に意外性や驚きを感じにくいという難しさを孕んだジャンルではありますが、
作者はそれぞれの作品に様々なエッセンスを投入し
工夫を凝らして読者を飽きさせることがありません。
三年も前のアリバイ崩しを火村とアリス(と森下刑事)の会話劇でテンポよく読ませたり、
不気味でエロティックな《月恐怖症》のエピソードを混ぜ込んで幻想的に仕上げたりと、
作者のミステリ以外のテクニックも味わえる短篇集だなという印象を受けました。

これまでの角川ビーンズ文庫版テーマ別短篇集と違い
外連味を抑えたやや大人しめの作品が揃った印象はありますが、
アリバイという牙城を崩すために時に容疑者に駆け引きを仕掛ける火村&アリスの活躍は
「密室」「暗号」ものとはまた違った心理戦・頭脳戦の趣きがあり、
もしかしたら早熟な少女読者ならこちらのほうが楽しく読めるのでは?とも思いました。

麻々原絵里依先生による挿絵もひたひたと迫る緊張感があり、
収録作品の雰囲気によく合っていると思います。
次回は国名シリーズ長編がビーンズ文庫に登場するということで今から待ち遠しいです。
臨床犯罪学者・火村英生の推理 アリバイの研究 (角川ビーンズ文庫)Amazon書評・レビュー:臨床犯罪学者・火村英生の推理 アリバイの研究 (角川ビーンズ文庫)より
404101431X



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