薔薇十字叢書 桟敷童の誕
- 薔薇十字叢書 (6)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
薔薇十字叢書 桟敷童の誕の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読了後まず感じたのは、まるで中国の偽草間彌生展みたいだったなぁ・・・という事。 器は似ている。でも中身は全くの別物。軽やかすぎる。 本家への猛烈な飢餓感から、思わず手を出してしまったのが間違いでした。 結果、余計に飢えを覚えただけでした。 思わせぶりに小出しをして、放置している本家を恨めしく思う今日この頃。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても佳いですね。 時間を忘れました。 本家の世界を実に丁寧に踏襲しつつ、それの邪魔をしない、でしゃばらない距離感。 作者の京極作品への愛情、憧憬、謙譲、よくあらわれていますし、なにより物語として非常に良質だと思いました。 程よいミステリー、テンポ良い展開ながらもどこか怪しく哀しげな基調、しかし妙に爽やかで気持ちの良い読後感。 憑き物落としシリーズより、百鬼徒然袋に近いかな? 愛好する作品の2次ものと云うことで、半分代償行為的に読みましたが、今度は積極的に作者さんのオリジナル、読んでみようと思います。 楽しい時間、ありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
薔薇十字叢書、三冊目です。 三冊の中で一番京極先生に近い作品かな?と感じました。 榎さん好きなので破天荒っぷりがよかったです。 ミステリー要素も強く、事件らしい事件も起きます。 三冊中では一番好きかもしれません。 でもなんだろう、しっくり来ない感もあり、星一つ減らします。 なんだろう、オチが物足りないのかな?こじんてきな感覚ですが……でも大変楽しく読ませていただきました! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どうにも百鬼夜行シリーズが好きで好きで仕方ない、というのが見え隠れしすぎているのが気になりました。 キャラクターの大盤振る舞い、タイトルおよび文体模写、各エビを読んでいないと判らない処等、知っている読者前提としても、ちょっと詰め込みすぎかと。 一つのミステリとしてはきちんとしたものだと思います。 ただお話と彼らが一致しない。 彼らでなくとも成立する話に彼らが押し込まれている感があります。 また文体模写を徹底するのでしたら、三人称も基本、関口の視点であった方が良かったのではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでみて、どことなく百器徒然袋シリーズっぽくもあるなあと。 話のオチはあっさり目でしたが、血筋や家系の要素、桟敷わらしなる妖怪の由来 なども話に取り入れられていて、なかなか良い雰囲気を感じられました。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|