闇の喇叭
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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現実世界をオマージュしたような舞台設定が合わなかった。 | ||||
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戦後、ソ連に統治された北海道は日本列島と分断され、やがて独立国家を築く。そして、平世24年の現代の日本では「私的探偵行為」を禁止する法律が成立していた-。そんな閉塞感に充ちた世界で元探偵の父を持つ少女空閑純(通称ソラ)が町で起きた身元不明の殺人事件に挑むという著者が本格ミステリの根幹となる「名探偵の存在意義」に挑んだ新たな試み!相変わらず著者ならではの物理トリックも炸裂しますが、その世界設定だからこそ起こりうる事件、葛藤、そして息苦しいほどの世界への抵抗が見事に描かれていて、今後のシリーズ展開も楽しみです! | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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読み終えてからでないと、レビュー書けない | ||||
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本書を購入したのが2014年。なぜこれほど読み終えるのに時間がかかったかというと、最初のページを少し読んでは閉じ…を何度も繰り返していたからである。パラレルワールドとしての日本が舞台なのだが、開巻いきなりその説明に紙数が割かれていて、難しそうとひるんでいた。 ひるむほどではなかった。簡単にいえば、日本が朝鮮半島みたいな分断状態になっていて、中国と台湾は友好関係にあり、昭和は「召和」で、平成は「平世」で、ほかにもいろいろゴチャゴチャと違っているのだが、まあこんなもんかという程度だった。それなりによく考えられていて、むしろ面白かった。 でもこれ、女子高生は面白がるだろうか? というのも、本作はヤングアダルト(特に中高生)向けに書かれた作品らしいので。確かにストーリーはいかにも青春モノという感じなので、偏差値高めの10代がターゲットなのかもしれない。ちなみにストーリーはアメリカンニューシネマをイメージしているそうだ。 しかし個人的に残念だったのは、肝心のミステリの部分である。シチュエーションはいい、ストーリーもいい、でもトリックが微妙。あまり書くとネタバレになってしまうが、僕はミステリファンを自認しながらも、物理的なトリックに関しては「バカバカしい」と思っているので、これは大きなマイナスでした。 | ||||
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火村英生シリーズが面白かったので期待して三部作まとめて購入してしまいました。 暗い雰囲気で説教くさくて読むのが辛いです。 私みたいに考えてる人は気をつけてください。 | ||||
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もっと、続きが見たい | ||||
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あらすじ等に書いてあるのでネタバレではないと思いますが、現実の世界ではなく 「探偵行為が禁止された世界」でのお話です。とはいえ現代日本がモデルとなっており、 序盤は実際の史実に近いような感じの展開から「分岐」した時には分かっていてもびっくりしました。 内容については作者らしい堅実なつくりのミステリだと思います。主人公が女子高生という事で 学生アリスシリーズのような青春小説的ニュアンスも少しあります。(以後微ネタバレあり) タイトルになっている闇の喇叭(らっぱ)というのは徴兵制の隠喩なのかな?と感じました。 兵役から逃れる為に自らを傷つけて障害者になる事もあるとか…お隣の国のように徴兵制が あったとしたら当然人格形成にも影響があるだろうし、あり得た未来についていろいろと考えさせられた。 | ||||
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