マレー鉄道の謎



※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.00pt (10max) / 4件

6.55pt (10max) / 53件

Amazon平均点

3.69pt ( 5max) / 32件

楽天平均点

3.90pt ( 5max) / 145件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
9pt
サイト内ランク []B総合:82位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

2.50pt

54.75pt

52.25pt

5.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2002年05月
分類

長編小説

閲覧回数7,924回
お気に入りにされた回数2
読書済みに登録された回数104

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

マレー鉄道の謎 (講談社文庫)

2005年05月13日 マレー鉄道の謎 (講談社文庫)

旧友・大龍の招きでマレーの楽園、キャメロン・ハイランドを訪れた火村と有栖川。二人を迎えたのは、舞い飛ぶ蝶ならぬ「殺人の連鎖」だった。ドアや窓に内側から目張りをされた密室での犯行の嫌疑は大龍に。帰国までの数日で、火村は友人を救えるか。第56回日本推理作家協会賞に輝く、国名シリーズ第6弾。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

マレー鉄道の謎の総合評価:7.33/10点レビュー 36件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

マレー鉄道の謎の感想


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

氣學師
S90TRJAH
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

マレー鉄道の謎の感想

火村のトラベルミステリなら面白そうだと思って手にとったが違いました。
結局マレー鉄道は関連が薄かった・・・というだけでなく、実際舞台がマレーシアである必要もないですね。
事件が動きだすまではマレーシア観光記のようでかったるかったです。

かなりの長編です。
3つの殺人事件が発生しますが、最初の密室殺人以降トリックはないので、物足りないと思われた方は多いでしょう。
まぁ予想していた通り「地味」です。


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

マレー鉄道の謎の感想

マレーシアで起きた密室殺人。そこから連続殺人へと発展して行きます。タイムリミットが迫る中、次々と起こる事件をどう解決するのか、緊張感があり面白かったです。正直メインの密室トリックは、いまひとつピンと来なかったですし、現地警察や事件関係者がべらべら何でも話すのは、そうで無いと推理出来ないとは言え不自然ですね。ただ、全編を通じて異国情緒あふれる情景描写は美しく、実際にマレーシア旅行をしている様でとても良かったです。日本推理作家協会賞受賞作で、かなりの力作であるのは間違いありませんので、本格推理がお好きな方にはオススメです。

なおひろ
R1UV05YV
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

鉄道関係なし。密室物

『マレー鉄道』とあるので作者が好きな時刻表物かと思ったが密室作品。
ガムテープの密室と聞いてカーを思いだした。
話は緊張感があってなかなか楽しめた。

余談。
行った事はないのだがマレーシアの情景が良く描けている。
情景が頭に浮かび、興味がわいた。

Voxt
2E86AIVK
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.32:
(1pt)

論功行賞?

第56回日本推理作家協会賞を受賞した作品ということで
期待して読みましたが、冗長なお話に陳腐なトリックで
失望しました
火村シリーズで狂言回しを務める推理小説作家である
有栖川の、偉そうかな物言いのくせに的外れな発言には
辟易します
論功行賞で協会賞を決めるのは止めて欲しいですね
マレー鉄道の謎 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:マレー鉄道の謎 (講談社ノベルス)より
4061820273
No.31:
(3pt)

推理小説としては楽しめる!マレーシアを知るためとしたらダメ笑

マレーシアというと多くの日本人にとってはあまり馴染みがないとはないのではと思います。南国くらいしかイメージがなく、ひどい人だとシンガポールやフィリピンなどとゴッチャになっている方も見かけます。ロングステイ先としては近年日本では有名になってきましたが、やはり印象が薄いですね。

 私は多少縁があり、他の方よりはよく知っているつもりなのですが、題名にマレーシアに関連するものがあるとついつい反応してしまいます。ということで本作を図書館で発見し、読んでみた次第です。

 そもそも本作は推理小説のなかでも新本格と呼ばれる部類の作品とのこと。ありていに解釈させて頂くと、ずばり謎解きを楽しむ部類の小説だと思います。その点で言えば、なかなか面白かったです。売れない推理作家の有栖川有栖が、犯罪心理学者の火村を連れだって旅行先のマレーシアはキャメロン・ハイランドで密室殺人事件に遭遇する。さらに事件を追ううちに起こる連続殺人事件と、これらの背後で起こっていた過去の事件が徐々に明らかに。滞在期間が限られる中で火村と有栖川がこれを見事に解決する、といったものでした。

 本作に特色を求めるとするならば、未知なる国マレーシアの情報をより理解しやすい形で吸収できることが挙げられます。
 よくあるマレーシアの紹介ですとペトロナスタワー(都庁のような二本立てビル。日本のハザマがその一部を竣工)とかKLIA(故黒川紀章氏が設計)が来ます。7割以上はこんな感じ。ところが本作はより玄人好み。マレー鉄道(タイから陸路でマレーシア・シンガポールへと接続)、イポー(首都クアラルンプールから車で2時間ほどの小都市。ホワイトコーヒーやチキンライス、もやしが有名)、さらには紅茶や野菜の産地として有名なキャメロン・ハイランドなどが出てきます。このあたりは知らない人にはへーという学びになるでしょうし、知っている人はそうそう、という反応かもしれません。
 また、ジム・トンプソンのことが触れられている点も陰謀論が好きな私としては評価が高いところです。彼はCIA(の前身)のエージェントであったものの、戦後タイでシルクを商い、財をなしました。ところが、休暇で訪れたマレーシアのキャメロン・ハイランドで忽然と姿を消し、以来消息不明です。当時森に潜んでいた共産ゲリラに殺害されたという説をよく聞きます。

 他方、ちょっと不満な点もありました。ムスリムと華僑文化の理解です。先ずネーミング。本作中で殺害されるワンフー・ビン・リムと妹のシャリファ。彼らの父が酒飲み医者のドクターリム。このリム(林?)は広東系のよくある名前なのですが、Bin~(~の息子)のネーミングは基本ムスリムだけです。ついでに言えばシャリファというのもムスリムの女性の名前。この一家がムスリムだとすればお父さんが戒律を平気で犯すという家庭になり、ある意味(物語と言えども)マレーシアのムスリムを侮辱しちゃっているような記述になりますし(大っぴらに酒を飲むムスリムはいません)、この一家が普通の中華系だとするとネーミングからして理解が不十分という事になります。
 厳しいこと言うなよ、そういうこと言っていると面白さが半減するじゃん、とか言われそうですが、そうです笑 ごめんなさい。ただ、知っている人にとっては結構基本的な事でもあり、読む気がそがれてしまう可能性があります。

・・・

 ということで、文化的背景を無視して推理小説として純然と読めば楽しめます。他方、マレーシアに関連したものを読みたいので読もうというのであれば、マレーシアを殆ど知らない、あるいはあまり知らないという方にはお勧めできません。妙な誤解をする可能性があります。ある程度知っている方には、本作が誤謬を含むことを前提に楽しく読んでもらえればと思います。
マレー鉄道の謎 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:マレー鉄道の謎 (講談社文庫)より
4062750775
No.30:
(3pt)

トリックに無理があったかな

ちょっと、ストーリーに無理があるかな。
有栖川先生の本にしては、読むの時間がかかってしまいました。
でも、火村、アリスのやりとりは面白くて楽しかった。
マレー鉄道の謎 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:マレー鉄道の謎 (講談社文庫)より
4062750775
No.29:
(2pt)

基本、2時間サスペンス

基本的な構成は、観光地とタイアップした2時間サスペンスに良くある構成です。序盤の関係者の紹介(役者の顔見せ)を兼ねた観光地の紹介、中盤の事件(ネタバレになるので具体的には書きませんが、被害者は典型的な2時間ドラマで殺される人の類型)、終幕の謎解き(崖っぷちは出てきませんが、既視感のある展開)といった感じです。これで探偵役がツアーコンダクターで、事件の起こる場所を京都そのほかの日本の観光地にすれば、○○サスペンス劇場で放送してもおかしくないでしょう。
ミステリとしては、偽の手がかりや伏線が弱いため、展開に意外性に乏しくストーリー上の起伏にかけること。帰国しなければいけないというタイムリミットの設定があるのですが、延期できないの?改めて来れば?という疑問がのこるので切迫感がないこと、など、残念な点がいくつかありました。
本作の紹介文にある「友人が容疑者」という展開が中盤以降にならないと出てこないのに、なぜこんなネタばらしをするのかと疑問に思いましたが、そうでも書かないと引きが弱い内容でした。
マレー鉄道の謎 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:マレー鉄道の謎 (講談社文庫)より
4062750775
No.28:
(5pt)

Very nice

Very nice
マレー鉄道の謎 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:マレー鉄道の謎 (講談社ノベルス)より
4061820273



その他、Amazon書評・レビューが 32件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク