ロシア幽霊軍艦事件
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.60pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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アメリカ在住のレオナから石岡の許に送られてきた一通の手紙。それは倉持ゆりという女性からのファンレターだった。それは普通のファンレターと違い、亡き祖父倉持平八がレオナにヴァージニア州に住むアナ・アンダーソン・モナハンという女性に謝罪をしていたと伝えて欲しいという内容だった。 | ||||
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ロシア革命やロマノフ王朝の事を全く知らなくても読めます。 | ||||
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共産主義社会の崩壊から30年近くたつというのに、未だ謎のベールに包まれた隣国・ロシア。首都圏に近く日本を代表する温泉観光地・箱根。この2つの異質な街の接点と、ロシア歴史上最後のミステリとして名高い皇女アナスタシア伝説が織り成すミステリ・・・ではないかもしれないけど、壮大な歴史ロマンとして楽しめる。 | ||||
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ロシア軍艦が突如芦ノ湖に現れ、一夜にして消えた謎の壮大なスケールには思わず「おお!」と感嘆した。また、ロマノフ王朝最後の生き残りとされているアナスタシア皇女の謎に対するこれまでにない大胆な仮説も良かった。最後に本書は単にミステリーとしてだけでなく、純愛物語としても愉しめたところに島田さんの物語の構築力、想像力の巧みさを感じた。 | ||||
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軍艦出現の真相が解明した時は島田荘司らしく壮大だなと感じた。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ただのミステリーモノとして購入した本がこんなに引き込まれるものとは思いませんでした。 そもそもロマノフ王朝の秘密を題材にした話とは知らず購入した次第ですが、こういった歴史の陰謀といいますか、世界不思議発見で特集されそうなお話と、デビュー作であるところの『占星術殺人事件』で出会った、御手洗潔が紐解くミステリー要素を兼ね備えたお話、そして文章にたちまち取り込まれ、1週間かけて読もうと考えていたところ、わたしの一晩は『ロシア幽霊軍艦事件』で消え去りました。 今回題材にした史実自体がミステリーなんですから、恋愛要素を含めて、更に史実に基づくようにミステリーを追加して一本の道筋にしたストーリーに圧巻しました。 この本がキッカケで、アナスタシアについての調査が実現される事を願っています。 以下、『ロシア幽霊軍艦事件』の、ではなく「島田荘司先生」の作品への感想となります。 わたしにとっての島田荘司先生のご本は2冊目でして、彼のお話の魅力として「人として正しくある御手洗潔」というのは大きいです。 (彼と、それぞれ題材になった陰謀の生き証人である老人と御手洗潔の会話は特にお気に入りなシーンです。) 言うほど小説を読む身ではありませんが、ミステリーモノを呼ぶたび、登場キャラクターの人間らしい醜さや、気の狂った思考や行動、その社会にストレスや後味の悪さを感じる事があります。 この本にもそういった暴行などの表現は、主にエピローグなどにてありましたが、それを凌駕するのは御手洗潔の謎への興味や、人への情を糧に行動を取る気持ちの良い人柄です。 小説としても、ミステリーモノらしく一心に謎を追求して紐解く様をメインに描かれているように感じたので、読者は石岡の目線で御手洗の行動を楽しめます。 ……といいましても、やはり、次のページを急いてしまう程の、引き込まれる文章力が島田荘司先生のファンになるキッカケなのかと思います。 長文になりましたので、今後レビューを見た方の中で、わたしのこの長文を読むのを引き上げ、参考にし無かった方が出てくるのかなあと思いますが、私がこのレビューを書いたのは、同じく本を読んだ島田ファンがこれを読んで共感してくれたら嬉しいと考えたからです。 あわよくば、先生に読んで頂いて、「ここに生まれたての島田ファンが居るぞ」とささやかな主張が出来たらとも思いました。 しばらくは御手洗シリーズに手をつけ、順に全集など読み進めて楽しむ所存です。 はあ、感嘆し、面白い話しだった!と、しばらく余韻に浸れる素敵な本でした。 | ||||
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寄贈本にと購入しました。書店で調べてもらったところ、もう絶版との事(;_;) ロマンに溢れた壮大な島田作品を一人でも多くの人に届けたいのです♪ | ||||
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面白いです。御手洗ファン、島田小説ファンなら、絶対お勧めです。夢のある話で、ぐいぐい引き込まれます。 個人的にはお約束の石岡のおろおろ感もたまりません。 | ||||
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ロマノフ王朝子孫の日本関与説は様々な作品で使われてますが、これは既存作品のインパクトを凌駕するものではないです。しかし読ませる技量があります。 島田氏は本編よりサイドストーリーで読ませる手法を多様しすぎのような気がするのは気のせいか。 しかし御手洗氏の日本での最後の事件となればファンは読むべきでしょう。 | ||||
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思った通り奥が深くて楽しみがいあるストーリーであきない作品ですね。 | ||||
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