Pの密室



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初公開日(参考)1999年09月
分類

長編小説

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Pの密室 (講談社文庫)

2003年02月14日 Pの密室 (講談社文庫)

完全な密室で発見された残虐な刺殺体。周囲のぬかるみに足跡も残さず消えた犯人。そして現場の床に整然と敷き詰められた赤い紙の謎。幾重にも重なる奇怪な状況に警察は立ち往生するが、小二の御手洗少年は真相を看破する。表題作ほか名探偵・御手洗潔の幼少期を描いた「鈴蘭事件」収録。ファン垂涎の一冊。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

Pの密室の総合評価:6.43/10点レビュー 14件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

なんだかんだで泣かされます

正直云って、島田荘司氏は迷走してます。皆が云うように島田信望者に祭り上げられて浮かれていたんではないだろうか?そう思わざるを得ない今回の作品集。
なんせ御手洗潔が幼稚園児のときと小学2年生に既に刑事事件を解決していたというお話である。特に御手洗潔が幼稚園児のときの話「鈴蘭事件」では、幼稚園児にして明察な頭脳と観察力を持っていたという設定で、もはや小説中の人物でしかありえないスーパーマンぶりにがっかりした(なんせ幼稚園児の時点でモーツァルトを弾き、因数分解をしていたというから驚きだ)。もう何でもいいや、何が来ても驚かないぞという感じがした。

里美の大学に幼少時代の御手洗の写真と彼を語った文章が記された資料があるとの知らせから始まる「鈴蘭事件」は当時御手洗を好いていた女の子、鈴木えり子の父親が事故死した寸前、彼女の家のお店であるバーの透明グラスのみがことごとく割られているという事件を扱っている。

御手洗潔小学2年生の時の事件は表題作「Pの密室」。横浜市長賞という小・中学生を対象に毎年開かれる絵のコンクールの審査員をしている画家、土田富太郎が自宅で殺されるという事件が起きた。しかも現場は密室で愛人と噂されていた弟子の天城恭子とともにめった刺しにされ、絶命していたという。しかも奇妙な事に室内にはびっしりとコンクールの応募作が敷き詰められ、それら全てが真っ赤に染められていたというのだった。
小学2年生の時点で御手洗潔が事件の全容を最初から掴んで、刑事達を煙に巻いている、しかも刑事の中には協力的なものもいる、この現実性の無さというか、ご都合主義に呆れた。もしこれが「鈴蘭事件」同様のただの本格推理小説ならば、今回は5ツ星だったろう。
しかし、またしても島田氏のストーリー・テラーの才能にやられた。これがあるから島田氏は見捨てられないのだ。

題名の「Pの密室」の意味はパズラー純度100%だが、犯人の事情はまたしても私の心に残るだろう。よって+2ツ星の7ツ星としよう。


▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
WHOKS60S
No.1:
(5pt)

Pの密室の感想

小学生でさすがにそこまで推理できないでしょ


ただ御手洗の過去を一つ知れてよかった

鼻毛のびのび
YLPLRW2J
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.12:
(4pt)

良かったです。

島田氏の他の作品とは、ひと味違う内容で前から気になってたいたので今回、購入しましたが、やはり読み終わると満足度が高いです。
Pの密室 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:Pの密室 (講談社ノベルス)より
4061822209
No.11:
(4pt)

子供時代の御手洗中編2編収録した秀作

初の幼稚園時代と小学生時代の御手洗の活躍を描いた中編が2編収録されている。子供の御手洗が主役と言っても内容は子供向けではなくいつもの御手洗ものなので安心されたい。
鋭すぎる御手洗少年と鈍すぎる警官の対比など定番ながら御手洗の天才ぶりが堪能できる作品である。後半のPの密室はなかなかの物理トリックでアイデア自体は素晴らしい。ただ、敷き詰められた絵の謎が法月倫太郎の密閉教室と被っているが、それでもこれなら子供が思いついてもおかしくない不可能トリックであり、十分次第点だろう。Pの密室というタイトルも最後まで読めば何がPだったのか判明する。ほろ苦い結末も含めなかなかの良作であると言える。
Pの密室 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:Pの密室 (講談社ノベルス)より
4061822209
No.10:
(2pt)

コナン君も真っ青

子供でありながら警察官を上回る知識で事件を解決幼少御手洗!
……さすがにちょっとやりすぎな感がいなめない気がした
事件はどちらもかなり地味であまり御手洗シリーズを読んでいるという感じはしなかった
まあファンなら買ってもいい程度の作品
Pの密室 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:Pの密室 (講談社ノベルス)より
4061822209
No.9:
(2pt)

意外と硬派でないこの作家

名探偵コナンや探偵学園Qの人気にあやかったような、あるいはキャラに引きづられたかのような作風である。
それでも『鈴蘭事件』の方は、さほど文句を言いたくなるような箇所は思い至らなかった。こっちだけなら★4つくらいだったろう。
問題は表題の『Pの密室』。人物もトリックも さっぱり地に足がついておらず、現実味がない。ネタばれの恐れがあるので詳しくは書けないが、苦肉の妄想に近いアイディアを、無理やりミステリーの題材にしてしまったという印象。そもそも中学の数学の教科書から抜け出して来たかのような、あんな建物がありようながない。
同じ「ありようがない建物」であっても、『斜め屋敷の犯罪』の『流氷館』は、とてつもないリアルさが感じられたのだが・・・
Pの密室 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:Pの密室 (講談社ノベルス)より
4061822209
No.8:
(2pt)

ガキの癖に・・・(;'Д`)

5歳児くらいの御手洗が手がけた事件2つ。もう、なんていうか、あまりにも天才過ぎてヤダ!こましゃくれてて実に不快である!だいたい仮にも警察が5歳児の言いなりになって、ガキを1人で渦中の現場にイカせたりなんてするかよ!!御手洗ファンの人用に、こうわざわざ幼少期のお話を書いたんでしょうけど、興味ない人には実に不快なガキとなってしまいました。トリック的にはスズランのほうがよかったですね。Pのほうはタコっぽかったです
Pの密室 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:Pの密室 (講談社ノベルス)より
4061822209



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