魔神の遊戯

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初版刊行(参考)
種別
長編
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5,890回
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1
読書済み登録回数
35
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あらすじ

2005年11月10日 魔神の遊戯 (文春文庫)

ネス湖畔の寒村ティモシーで、突如として発生した凄惨な連続バラバラ殺人。空にオーロラが踊り、魔神の咆哮が大地を揺るがすなか、ひきちぎられた人体の一部が、ひとつ、またひとつと発見される。犯人は旧約聖書に描かれた殺戮の魔神なのか?名探偵・御手洗潔の推理がもたらす衝撃と感動…。ロマン溢れる本格ミステリー巨篇。(「BOOK」データベースより)

評判

魔神の遊戯の評価:

5.60/10点 レビュー 5件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.60pt

魔神の遊戯の総合評価:

6.92/10点 レビュー 24件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全5件 1〜5 1/1ページ
No.5
(4pt)

魔神の仕業のような猟奇殺人オンパレード

読み終わって、どっと疲れる作品でした。
スコットランドのとある平和な村で立て続けに起こる猟奇殺人。人間業と思えない怪力で犠牲者はバラバラにされていたり、魔人を思わせる不気味な咆哮が聞こえてきたりと、かなり恐ろしい内容でした。
美点は、丹念に描かれた新約聖書の内容と、読者を驚かせようという作者の企みでした。力作だと思いました。
ですが正直、それらの良かったところを打ち消すほど、全体的に内容が好みではなかったです。
一つ、死体の一部が見つかって猟奇的だと警察が騒ぐ→新たな死体の一部が見つかったのループが多く、飽きが多かったです。
死体の一部の棄てられた場所が重要となってくるのですが、犯人を特定するものではなく、ふーんそれで?って感じでした。

読んでるあいだ抱いていた嫌な予感が当たりました。以前に読んだ『暗闇坂の人喰いの木』同様、謎や猟奇的殺人のオンパレードで惹きつけながら、真相はガッカリという作品です。
ダイイングメッセージも強引さが否めません。

島田荘司作品をある程度読んでいない方は評価が低くなると思います。私にはまだ早かったようです。

bamboo
NU17PFML
No.4
(7pt)

御手洗もの屈指の傑作

魔神の咆哮のような声が木霊す中、スコットランドのかの有名なネス湖で起きる残虐な連続殺人。頭と胴や手足が引きちぎられていろんな場所に置かれるという、占星術殺人事件を彷彿させる内容。酔っ払いの視点で語られる本書は御手洗シリーズでも少し異色的。中盤以降は俄然面白くなり、かつてこの村に住んでいた精神病患者の手記と事件との関連性、なかなか見えない犯人、魔神の咆哮の謎など最終盤で明かされる解決は流石のでき。意外な犯人にはスッカリ騙されました。解説にもあったとおり、御手洗ものの中でも確かに傑作と思いました。

タッキー
KURC2DIQ
No.3
(4pt)

ミタライ@スウェーデン

ネス湖畔の村ティモシーで頭を犬の胴体に縫い付けられている死体が発見された。やがて両手両足、胴体などの他の部位が発見され、それらは巨人が引きちぎったような痕跡があった。
その後第2、第3、第4の殺人事件が起きたが、すべて同じ痕跡のバラバラ死体であった。事件発生では魔神の咆哮が鳴り響く事からモーゼの十戒に登場する魔神ヤーハエの仕業かと思われた。偶々現地に居合わせたスウェーデンはウプサラ大学に留学中のミタライ教授がこの連続殺人事件の謎に挑む。

しかし今回の御手洗物は読書の牽引力が小さく、なかなか読み進めなかった。これは語り役が石岡からバーニーという街の飲んだくれアマチュア作家の手によるものだという手法を取っており、文体も変えていたのが大きかったように思う。

今回も島田氏が提唱する21世紀本格としての大脳生理学と本格の融合がなされている。昏睡状態から目覚めた時の記憶の初期化でそれを基に手記を書いた者の錯覚を上手く利用しているのだ。この辺のアイデアは正に島田氏の独壇場とは思すwうのだが、やはり御手洗が大人しく事件に追従するのが退屈で、カタルシスに届かなかった。
こうして考えてみると、御手洗シリーズは事件の奇抜さや驚天動地のトリックよりも御手洗の強烈な個性が作品の魅力の大半を担っているのだなぁと再認識させられた。

しかし今の本格作家でこのようにシリーズ探偵が海外で活躍し、しかも登場人物が主人公以外全て外国人なんてミステリを書くのは島田氏しかいないだろう。
そう考えるとやはり島田氏は双肩する者のいない孤高の存在なのだ。山口雅也氏の云う「日本本格ミステリのボブ・ディラン」は正に的を射ている。


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Tetchy
WHOKS60S
No.2
(7pt)

魔神の遊戯の感想


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なおひろ
R1UV05YV
No.1
(6pt)

魔神の遊戯の感想


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カミーテル
MCFS6K6O

Amazonレビュー

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No.19
(5pt)

読破前に声がけ

この本を前情報無しで読もうとするかたへ。
名探偵御手洗潔シリーズで本作が初読のかたはおやめになるほうが良いでしょう。
2-3作は読んでおくほうが、解決編で、驚くことができます。
御手洗潔は、金田一耕助とは、物語の流れ方にある決定的に異なる特色がある探偵です。
また、高木彬光さんの傑作短編古典「妖婦の宿」を読む前に、本作に取り組むことを
お勧めします。
大トリックがよめてしまうことがあるからです。 もし、両作とも初読のかたは先に読んだ内容を
ほとんど忘れてから、読書されるようにおすすめします。
私が両作を半年以内に読んでしまい、トリックの予測が後作でよめてしまい、大変後悔したからです。
魔神の遊戯 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 魔神の遊戯 (文春文庫)より
4167480034
No.18
(5pt)

読破前に声がけ

この本を前情報無しで読もうとするかたへ。
名探偵御手洗潔シリーズで本作が初読のかたはおやめになるほうが良いでしょう。
2-3作は読んでおくほうが、解決編で、驚くことができます。
御手洗潔は、金田一耕助とは、物語の流れ方にある決定的に異なる特色がある探偵です。
また、高木彬光さんの傑作短編古典「妖婦の宿」を読む前に、本作に取り組むことを
お勧めします。
大トリックがよめてしまうことがあるからです。 もし、両作とも初読のかたは先に読んだ内容を
ほとんど忘れてから、読書されるようにおすすめします。
私が両作を半年以内に読んでしまい、トリックの予測が後作でよめてしまい、大変後悔したからです。
魔神の遊戯 (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 魔神の遊戯 (本格ミステリ・マスターズ)より
4163211500
No.17
(4pt)

倒叙かと思わせおいて・・・

島田氏の御手洗シリーズの長編で、今回はスコットランドのインバネス周辺の田舎町が主な舞台となり、連続不可能殺人が繰り広げられる。
手記が挟まれていて、これは倒叙形式なのかと思わせておいて・・・という島田氏らしいトリッキーなプロットだが、真犯人と事件の背景は島田作品ではよくあるパターンという気はする。
御手洗ものとしては傑作とは言えないが、退屈させずに一気に読ませるパワーはあり、標準以上の出来である。
魔神の遊戯 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 魔神の遊戯 (文春文庫)より
4167480034
No.16
(4pt)

倒叙かと思わせおいて・・・

島田氏の御手洗シリーズの長編で、今回はスコットランドのインバネス周辺の田舎町が主な舞台となり、連続不可能殺人が繰り広げられる。
手記が挟まれていて、これは倒叙形式なのかと思わせておいて・・・という島田氏らしいトリッキーなプロットだが、真犯人と事件の背景は島田作品ではよくあるパターンという気はする。
御手洗ものとしては傑作とは言えないが、退屈させずに一気に読ませるパワーはあり、標準以上の出来である。
魔神の遊戯 (本格ミステリ・マスターズ) Amazon書評・レビュー: 魔神の遊戯 (本格ミステリ・マスターズ)より
4163211500
No.15
(3pt)

ほどほどに

魔人の仕業とも思われる悪行の数々は魅力的だが、ネタに関してはこういうミステリで
お馴染みなものなので、読んでいく途中で簡単に作者の狙いに考えが至ってしまうのがいただけない
ただいくらなんでもそんな理由のためにそこまでやる必要はあったのかというのはリスクを考慮するととてつもなく疑問
全盛期の作者ならこの辺にもう少しきっちりとした理由付けをしたのだろうと思うと、そこが残念
魔神の遊戯 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 魔神の遊戯 (文春文庫)より
4167480034

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