アトポス



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初公開日(参考)1996年01月
分類

長編小説

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アトポス (講談社文庫)

1996年10月14日 アトポス (講談社文庫)

虚栄の都・ハリウッドに血で爛れた顔の「怪物」が出没する。ホラー作家が首を切断され、嬰児が次々と誘拐される事件の真相は何か。女優レオナ松崎が主演の映画『サロメ』の撮影が行われる水の砂漠・死海でも惨劇は繰り返され、甦る吸血鬼の恐怖に御手洗潔が立ち向う。ここにミステリの新たな地平が開かれた。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

アトポスの総合評価:8.04/10点レビュー 26件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

御手洗がかっこよくレオナも魅力的

長かった。なんと980ページ!吸血女を描いた作中作が、すごく良かったです。また、死海の景色がすごくリアルで行ってみたくなる内容で、更に、中東の歴史、ユダヤ人迫害の歴史、エルサレムを巡る歴史がコンパクトですごく興味深く、長かっただけあっていろいろ楽しめました!御手洗の登場以降は一気読み。いつも以上に御手洗がかっこよく感じました。悪人役に仕立てられたレオナも魅力的で大満足のストーリーでした!

タッキー
KURC2DIQ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

『暗闇坂』や『水晶のピラミッド』が面白かった人なら間違いなく面白い

もう御手洗潔シリーズに『占星術』や『斜め屋敷』のような作品を期待してはいけないと最初から思いながら読んだ作品。
そしてもう明らかに『暗闇坂』『水晶のピラミッド』の系譜を継ぐ作品だということが読み始めてすぐにわかったので、期待するべきところは期待し、期待できない所は期待せずに読んだ結果。見事に良くも悪くも期待を裏切らなかった作品でした。

まさに『暗闇坂』『水晶のピラミッド』同様、あるいはそれ以上に、実際のページ数でも、世界規模の舞台設定も、作品に設けられたさまざまな仕掛けという意味でも非常にスケールの大きな作品であり、エンターテイメントとしては一級品、本格ミステリとしては「ちょっと待て」と言いたくなる、壮大なるバカミス作品でした。

まず序章となる、吸血鬼と呼ばれた実在する女性エリザベート・バートリーの物語だけで約200ページとこれだけでも長編小説と言えるだけの分量があり、正直「別にここ読み飛ばしてもあんま本筋に問題ないんだろうな~」と思いつつも、滅茶苦茶面白かったので(正直ここが本編より面白かったかも)不満なく読むことが出来ました。

全体としてはツッコミ所満載なのですが、1000ページ近い長さが苦にならず一気に読めてしまう面白さはやはり認めざるを得ないです。





▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.1:
(8pt)

いつもにも増してエピソード満載

全971ページ中753ページで漸く御手洗が登場するという、今までにも増して焦らしに焦らされ、本統に整然と解決するのだろうかと、シリーズ中最もハラハラさせられた。
膨大なるエピソードの山が全て結末に活かされているのは流石!!

相変わらず、冒頭から惹き込むエピソードの面白さは無類で、思わず童心に帰って物語に浸ってしまった。


▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
WHOKS60S
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未読の方はご注意ください

No.23:
(3pt)

ここまで長くする?

エリザベート・バートリの話が非常に長い。
長すぎて読む本を間違えたかと思った。
真相に繋げる為に必要だったのかもしれないが、もう少し短くても良かった。

物語は全体的にファンタジー。
犯人の行動にも警察の動きもありえないと思う。
アトポス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:アトポス (講談社ノベルス)より
4061818856
No.22:
(4pt)

ザ・島田先生

島田節、御手洗節炸裂です。900頁以上ありますが、飽きません。ただし、御手洗シリーズを本作まで順番に読むべきです。
アトポス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:アトポス (講談社ノベルス)より
4061818856
No.21:
(3pt)

長かった…。

長かった…。文庫本で1000ページ弱、読書に割ける休日が少なかったとはいえ読了までに三週間かかってしまいました。
その内容は作者の熱量は凄いものの、過剰に冗長で冗漫、展開も設定も強引だし、ショッキングでグロテスクなシーンの連続。ひとことでいったら悪趣味の極みな一作。細かい展開では説明もなくすっ飛ばされてしまった事柄も多くて、解説で「読者は島田荘司という作家の力技でねじ伏せられてしまう」などと書かれてしまうくらい、御都合主義だらけでツッコミどころが満載です。
真相も論理で突き止めたというより、唐突に新事実が明らかに!(事実が確定してから御手洗潔が分かりやすく説明してみせます!)といった感じでして、本格ミステリじゃなくて通俗スリラー大作といった印象なのであります。うーん……。
冒頭のエリザベート・バートリや、上海のエピソードも必要だったの? 脱線がとても多くてまとまりは悪く、内容を整理したら、半分のボリュームに収まったような。

御手洗潔の登場はようやくラスト200ページを迎えてから。窮地に陥ったトフラー監督とレオナを救いにやってきた格好ですが、正直、それまでの両人の素行が悪過ぎて、たとえ犯人ではなくても社会的に抹殺しちゃった方が世のためになるんじゃないの?とげんなりさせられてしまいます。
両人に限らず、この作品の登場人物、まるで1980年代のB級ホラー映画のように「どうしてそんなことを!?」と自分から殺されにいっているようにしか思えない行動が多いです。
よかった点をいえばいつもはワトソン役の石岡和己が登場しなかったため、御手洗が登場してからの展開がすっきりしたことでしょうか? でも、御手洗はこんなキャラクターだったかなあ(それとも石岡がいないからですか?)……

ところで、タイトルが暗示するように本書ではアトピー性皮膚炎とステロイド害悪論の問題が取り上げられているのですが、現在ではこの問題は反ワクチンと同じようにマスコミが医療不信を過剰に煽り立てた報道被害という評価で落ち着いているようです。
時事問題を取り込んで、患者への偏見や無理解を主張しながら、かえって偏見を助長しているようにしか思えないのはいかがなものか。
医療従事者の目から見て、この作品への感想がどんなものやら少々関心が湧くところ。
アトポス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:アトポス (講談社ノベルス)より
4061818856
No.20:
(5pt)

名作です

松崎玲於奈を襲う危機を御手洗潔がどう解決するのか。この壮大なミステリーは間違いなく御手洗シリーズの最高傑作のひとつだと思います。ただ、その伏線となる前半部分は少し長いかなぁと思いました。ここまで長く書かなくてもメインのストーリーにはそれほど影響はないと思います。島田荘司先生は実はここを書きたかったのかもしれないと思いました。
アトポス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:アトポス (講談社ノベルス)より
4061818856
No.19:
(5pt)

嗚呼バートリーよ

御手洗潔シリーズの一つの輝かしき頂点だと思う。少し贅肉が多いようにも思えるし、未回収の伏線もあるが弩級の傑作であることは変わらない。
アトポス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:アトポス (講談社ノベルス)より
4061818856



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