奇想、天を動かす



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初公開日(参考)1989年09月
分類

長編小説

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奇想、天を動かす (光文社文庫)

1993年03月01日 奇想、天を動かす (光文社文庫)

浅草で浮浪者風の老人が、消費税12円を請求されたことに腹を立て、店の主婦をナイフで刺殺した。だが老人は氏名すら名乗らず完全黙秘を続けている。この裏には何かがある。警視庁捜査一課の吉敷竹史は、懸命な捜査の結果、ついに過去数十年に及ぶ巨大な犯罪の構図を突き止めた。―壮大なトリックを駆使し、本格推理と社会派推理とを見事に融合させた傑作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.13pt

奇想、天を動かすの総合評価:7.46/10点レビュー 39件。Sランク


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全8件 1~8 1/1ページ
No.8:10人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

奇想、天を動かすの感想

今年は島田を読もうと思ったが、
人との会話のひどさにうんざりした。
小説内小説によるミステリはおもしろいが
作者の犯人を援護するさまが最低。
左の方の嘘話はどうしようもない。
これを最後に島田の作品はもう読まない。




jethro tull
1MWR4UH4
No.7:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

奇想、天を動かすの感想


▼以下、ネタバレ感想

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カミーテル
MCFS6K6O
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

本格と社会派の融合?

大胆かつ奇想天外がトリックはすばらしいですが、自虐史的な社会派部分が受け付けませんでした。
素直に本格物でこのネタが見たかったと思ってしまいました。



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マリオネットK
UIU36MHZ
No.5:
(9pt)

心が痛くなる作品です。

奇想、天を動かす。
現在、島田荘司氏を語る時、「冒頭における幻想的な謎と最後におけるそれらの論理的解決。それが本格だ」という持論を証明すべく書かれたのが本書であり、そのタイトルがその意欲を物語っていると評される。
しかし、自分には今回最も苦慮したのがタイトルではないかと思えるのだ。
今回はとても痛い。老人が余りに痛いのだ。救われないのだ。
テクニックと云えばそれまでだが、やはり最後は微笑みたい。

▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
WHOKS60S
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

奇想、天を動かすの感想

ファンタジーのように思える謎を、捜査を経て徐々に現実的にしていく展開はさすがだと思います。
ただ肝心のトリックは個人的にはイマイチでした。
占星術や斜め屋敷のようなとんでも一発トリックを期待して読むと多少がっかりしてしまうかも。

ほっと
2XKXV6EI
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

奇想、天を動かすの感想

消費税が導入された当時の作品で、消費税に対する不満という時代を反映したとも思える動機が、掘り下げて行ったら、実は重い問題がぶら下がっていたというお話。
それを考えると、この作品の主眼は「その問題」にあるのかとも思えますが、今読むと結構デリケートな問題だったりもしますね。
「社会派ミステリ」としての側面も兼ね備え「本格」との融合がなされた作品と捉える事も出来るのでしょうが、個人的にはイマイチかなという印象です。
この作品の社会派の部分から発せられるメッセージは、そもそも題材にも問題がある上に、本格部分の相も変わらぬ豪腕ぶりとがアンバランスで、空振り感が否めませんでした。

吉敷シリーズは初読でしたが、基本御手洗シリーズと同じなんですね。
最早ファンタジーとも思える謎を次から次へと登場させ、読んでいる方がどう回収させるのか不安になります。
それをファンタジーで片付けないのが御大の凄いところですが、中にはそれはちょっと・・・というのもありますね。
手順を踏まなければならない刑事と突飛な発想も許される探偵という立場の違いもあり、過程の面白味という意味では御手洗シリーズの方が上かなと思いました。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

奇想、天を動かすの感想

一つの推理小説の中に本格の要素と社会派の要素は共存できる、そんな可能性を示してくれた作品です。
「社会」という大きなテーマと、島田先生お得意のスケールの大きな「奇想」が上手くマッチしていて読みごたえのある物語となっています。

聖水卿
EM682PQJ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

凄まじい作品

広げ過ぎた謎を最後にはきちんと回収しているのが凄まじい。理論的なトリックの連鎖もお見事と言うしかない。

Ariroba78
5M53WTS6
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