飛鳥のガラスの靴
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飛鳥のガラスの靴の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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久々の吉敷刑事シリーズ物でなかなかの佳作。今回はミッシング・リンク物にやはりなるのだろうか。 | ||||
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島田氏の吉敷シリーズの10作目で91年にリリースされたもの。 どうも奇想、天を動かすを頂点にそれ以降の吉敷ものは小品が続くが、本作も長尺ではあるが、大作という事ではなく、本格ミステリーとしてはどうにもイマイチな印象のトリックとプロットではあるが、腐っても島田作品、それなりに最後まで読ませてしまう。 ただ、評価が芳しくないのも納得である。 ミステリーとしては地名ネタがメインで、冒頭の切断された右腕の輸送のネタなどは特に不可能トリックなどないままそのまま終わってしまうのはやや肩すかしか。 もう吉敷シリーズで大がかりな不可能トリックはやらないという島田氏の吉敷シリーズへの決別とも言える尻すぼみ作である。 | ||||
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困った時の島田荘司――。どういう事かと云えば、ポッカリと読む本が無くなった時、読み易く面白い島田荘司が控えているのだ。今回も読みたい本は有るものの、買うまでには行かない中途半端な時期に差し掛かっていて、さて、どうしようかと思った時、島田荘司がいたのだ。私の本棚を探すと、まだ読んでいない本書が有りました。「御手洗」・「吉敷」の2大シリーズの内、本書は「吉敷」シリーズである。 新進女優と競演した中堅男優が2人とも失踪した。やがて中堅男優の自宅に彼の右腕が送られてくる。警視庁捜査一課の吉敷がこの事件に絡む。上司との折り合いが悪く、売り言葉に買い言葉で、一週間以内に解決しないと、警視庁を辞めないといけない。というシチュエーションである。 島田荘司には優れた作品が多く、吉敷シリーズも好きなのだが、本書は珍しくご都合主義が随所に見られ、首を振ってしまう。ただ、発想が秀逸なので、かろうじて踏みとどまった。「飛鳥のガラスの靴」というタイトルそのものに、そもそも気を付けねばならない。 冒頭、飛鳥の描写に奇妙な所が有り、関西以外の読者なら、そう思わないかも知れないが、関西在住なら違和感が有り、ここで騙されてはいけないのである。後は気楽に読めばいい。 | ||||
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本作者の作品はこれまで結構読んできたつもりでしたが、よもやこの手の種明かしとは。 小生愛知県の出身ですので、本を手に取った瞬間から感じていた予感はあったのですが…。 ちょっとびっくりでした。 | ||||
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結果だけ言ってしまうと全然おもしろくなかったのだ。 「飛鳥」の謎って、そんなの普通間違えないだろ・・・。 それに謎が解けてくきっかけも、証言者が 「すみません、実は嘘ついてました・・・」 って自白かよっ(怒)。 せめて吉敷が「これこれこういう理由であなたは嘘をついてる」っていう、嘘を 見破るためのロジックでもあれば、多少は推理小説になってたと思うんだが・・・。 もう途中でたるくてたるくてどうでもよかったです。 | ||||
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吉敷刑事ものであるが、謎が単一に絞られていて、しかも読者には分かり易いものなのでミステリ的な興味が薄い(両方とも有名でしょう)。そもそも吉敷刑事が飛鳥には湖がない事を知らなかったという設定が不自然である。もっとも古代の大和の大部分は水面下にあったのだが。 むしろ、興味を惹くのはこの謎と同じような経験を作者がしているのではないかと言う点である。その時の怨念を本作で晴らしたかったという風に取れる。ミステリの中に私怨を持ち込んではいけませんね。 | ||||
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