溺れる人魚
- 拳銃 (222)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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4篇の中短編からなる作品集。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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島田様は 話がうまい。ミステリーとしては ちょっと … と思う場が多々ふるが 話は面白い。 | ||||
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御手洗シリーズの短編集だが、全て人魚をモチーフにしたエピソードが綴られるのが特色である。 世界各地が舞台となり、本格ミステリーとしてはトリックは突出したものではないが、相変わらずストーリーとしての魅力が高い。 読み応えのある御手洗異色短編集だ。 | ||||
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人魚をテーマに世界を股にかけた短編集となっています。 世界を舞台にしてからの御手洗潔は殺人事件を扱う探偵ではなく、人体に起きる不思議な現象を読み解く科学者として活躍するようになり、この短編集でもドイツやロシアに行って人体にまつわる謎を解決してます。 御手洗潔のシリーズはそこで単なる旅行で終わらずにその土地にまつわる歴史を織り交ぜ、謎が生まれた経緯を単なる奇想天外な現象に終わらせません。 最後の話は前作、龍臥亭幻想で大きな転換期を迎えた石岡さんの再生の話でもあり、石岡さんの本のファンの人の絶望からの再生の話でもあります。謎はありませんがやはり人魚が絡んでもきます。個人的にはこの話が一番気に入ってます。 ちょっといろんな事でイライラしている時に読むと、ふっと気持ちを和らげてくるような話です。 | ||||
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この度はお世話になりました。 これをご縁にまたよろしくお願いいたします | ||||
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欧州の歴史的都市にまつわるミステリー中編3作と、とある女性の過酷な運命をたどる短編1作とを編んだもの。著者の自作解説もある。 内容的には、どれもなかなかヘヴィーな話である。1作目の表題作では、いわゆる推理小説的な謎が提示されるが、しかし話の主題は、どちらかというとその動機と言うか背景を構成するストーリである。2作目、3作目にいたっては、そのような謎すら提示されない。謎は提示されるものの、それはいわゆる推理小説の謎ではないのだ。そしていずれの作品でも、最終的に明らかになってくる「真実」は、色々と歴史的な事情はあるとはいえ、なんともひどい話、やりきれない話、なのである。 というわけで、本格推理小説や通俗的ミステリなどを期待して本作を読むと、かなり期待はずれとなるだろう。しかし、本作の提示している人間の行為に対する問題意識(ネタばれになりそうであいまい表現ですが…)は、人間として、歴史の一ページに忘れ去ってはならないのである。 | ||||
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