進々堂世界一周 追憶のカシュガル
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とても切なくも美しい物語が書かれています。ミステリではありませんが、それこそ喫茶店で珈琲を飲みながら読んで欲しい本です。私は特に『シェフィールドの奇蹟』という短編が好きで、5回くらい読みました。希望があって泣けます。若い頃の御手洗は常識人ですね。また石岡君をハラハラさせる、奇人変人御手洗潔を見たいです。もう叶わぬ夢なのかな? | ||||
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御手洗潔ファンとしては待ちに待った本・・・とはいえ不可思議な事件も超人的推理もありません。 物語としてはぐいぐいと引き込まれますが、なにせ重い。読後感は少々鬱になります。 語り手は別に御手洗ではなくても・・・という気もしますが。 | ||||
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名もなき人の語られざる声、生きることの容赦ない真実。物語を通して、そういう「人生」を読む喜びが、この小説には満ちている。4編から成る中篇集だが、物語の語り手に御手洗潔、聞き役にサトルという予備校生を配した設定は、誰しもが幼い頃に体験した「物語を聴く」懐かしい感情を呼び起こす。小説の原型が「物語り」であることを実感させられるのだ。いかなる絶望も一瞬の歓喜も、それが誰かに聞き届けられ、別の誰かに語られるとき、深い物語性が蒸留されるのだろう。著者はミステリー作家だが、意外なほど文学のDNAを真っ直ぐに受け継いでいるのかもしれない。そのDNAとは、「物語り」の力と人生の苛酷さに抗する人間の「高貴さ」を信じることの謂である。一読を勧めたい。 | ||||
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