伊根の龍神

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種別
長編
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あらすじ

2025年03月12日 伊根の龍神

御手洗潔シリーズ書き下ろし長編。伊根湾に「龍神」が出たという噂を受けて、石岡は伊根に赴こうとするが、御手洗はなぜか驚いて行かせまいとする。「大怪我するよ」と。その後の大事件と御手洗が伝えた「昏い真実」に震撼する。(「BOOK」データベースより)

評判

伊根の龍神の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク

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伊根の龍神の総合評価:

7.88/10点 レビュー 17件。

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.17
(4pt)

今回も誰かの人生を読了

今年77歳の島田先生の最新作、読了いたしました。御手洗作品を今後どれだけ読むことができるのだろう、とセンチメンタルになりつつも、久しぶりの大作を楽しみました。ありがとうございます。
元気なヒロインに石岡さんが引っ張られて巻き込まれるおなじみのパターン、ちょくちょく挟まれる食事の様子、1970年代の回想を織り交ぜつつも、旅が楽しげに進んでいくところは多少の冗長さも感じつつ、ロードムービー的ワクワク感があります。
タイトルにある近年は観光地として知られるが・原発が絡んできそうな伊根のロケーション、龍神の童話から導入し、車で伊根に到着し、事件に遭遇していくわけですが、3章に入った途端「キタキタ!」とグッと話に引き込まれました。
今回は犯人あるいは主体とする人物の人生をじっくりページを割いて読ませてくれるパターンの方ではなく、現実に起こっていることから導入で、3章は短めでしたが、やはりこのパートに入ると(私は)ぐっとページが進みます。あ、そういうことだなと大体が見えてきつつも、先に進みたいようなそれでいて現代に戻ってほしくない「誰かの人生を描く」パートの圧巻の筆力よ。
島田先生が読者に伝えたい「日本人が忘れてしまった日本の史実・国防・社会問題」が見えてきます。
私は50代で、ここに書かれていることは知らないわけではないし子供〜学生時代にニュース等で見聞きしてきたのに、今は忘れて遠く感じてしまっている、サイレントインベーションは日々顕著に実感しているのに、やはりそれでも平和ボケしていると実感。危機感を思い出させてくれますし、史実はどうであるのか、教わってきたことはなんなのか?を今の視点で見直すことができます。言葉としては知っていても、詳しくは知らないであろう若い人にも是非興味を持って読んでいただきたいことが多く書かれています。
トリックや陰で動いている大きな力・事件ももちろんですが、これは「国家の正義を背景に生きたものの、悪人になりきれなかった一人の男性の人生」を描いた壮大な物語でした。今回も人生を読ませていただきました。
これが昭和の作家の底力です。ありがとうございます。

出現アイテムやトリック・地理的条件等が、映画化までされた大作「星籠の海」と重なる部分が割とあり、既視感を感じることがあったのと、人生読ませるパートが少なめパターンだったこと、話としても「星籠の海」の方が私の好みでしたので、星は4つです。
伊根の龍神 Amazon書評・レビュー: 伊根の龍神より
4562075066
No.16
(4pt)

もしかして最後の事件…?

伊根の竜神という名前の事件があることは20年以上前にも語られていたが、メイントリックにしようとしていたものをほかの作品で使ったとかで封印していたのを今回まったくの新作としてリリースした
ミステリとしてのクオリティは低く文体もたまにある会話文の連続でページ数を水増しする技が使われていている
これはゴッドオブミステリももう老いたということなのできびしいことは言いたくない

それより大事なのは作中時間としては24年ぶりとなる御手洗と石岡君の再会である

こんなあっけないものでいいのか…?竜臥邸の三つ目の事件かエンゼルフライト事件のほうが適切ではないかと思う一方で外国人的な御手洗と日本人的な石岡君にはこれくらいがちょうどいいのかも知れない

島荘の年齢からみてもしかするとこれが最後の御手洗シリーズかもしれないのでぜひ買って読みましょう
伊根の龍神 Amazon書評・レビュー: 伊根の龍神より
4562075066
No.15
(4pt)

青春の残滓

御手洗潔シリーズを読み始めてもう35年。年を取り今作の石岡くんの気持ちがよく分かるようになりました。御手洗さんと石岡くんは私にとって青春の残滓なのかもしれません。
久々の御手洗もの、石岡くんに感情移入できたのが良い。ストーリーはぼちぼち。
伊根の龍神 Amazon書評・レビュー: 伊根の龍神より
4562075066
No.14
(4pt)

ナマコ丼屋実在します

伊根の町民です。楽しく拝読しました。
実は、私はストーリーと関係なく伏線でもないですがやたらと出てくる「なまこ丼屋」の親爺です。
正しくは「干しなまこ丼」ですが、フィクションではなく実在します。
伊根の龍神 Amazon書評・レビュー: 伊根の龍神より
4562075066
No.13
(4pt)

読み応えあり

ここのところ、さすがにもう読み応えのある作品は出てこないのかとあきらめつつも、やっぱり買ってしまいました。すると、タイトルに絡む一番のトリックはすぐにわかってしまったものの、この作品は背景にある社会問題が相乗効果となって十分な読み物になっていました。このテーマは筆者がお得意のものでもあり、その訴える気概には改めて感動しました。
伊根の龍神 Amazon書評・レビュー: 伊根の龍神より
4562075066

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