午前零時の評議室
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主人公は、法律事務所のアルバイトをしている女子大生、神山実帆。 裁判員裁判の補充裁判員として選出されたという通知が届いたところから話は始まります。 事前オリエンテーションと称し、とあるビルの評議室に呼び出されたのは、実帆も入れて計7人。 その評議室で、裁判で担当する事件について、殺人罪で起訴された被告が「有罪か無罪か」を全員一致で正答しなければならない、という試練を与えられます。 評議室は密室。外部とも連絡がとれないクローズドサークル状態。 なぜかその評議室に7人を呼んだ裁判官が事前に供述調書を入手しており、被告本人や関係者の調書をもとにその7人で真実を探っていくことになるのですが。。。 一番キモになるのは、「被害者の死因」と被告との関係。 腑に落ちない点がいくつもあり、それを喧々諤々と協議していく様子が実にエネルギッシュで、読者としても「そういえばなぜ?」と疑問に思えてくるので、どんどん読み進めるしかなくなっていきます。もう、途中で飽きているヒマがない。 とにかく多くの「謎」という穴だらけのボコボコな道を進んでいく感じで、読みながら一緒に事件を解いているような錯覚に陥ります。 評議室の階のレイアウトと、事件の発生場所の地図が明確に示してあることから、読者も確認しながら読み進めることができ、とても考えられた構成だと思いました。 あと、この物語の面白いところは、この案件だけでなく、過去の類似事例も取り入れて深く考えさせるところにあるのかもしれません。 「しっぽの先まで餡が入っているたい焼き」という表現がありますが、この小説に当てはめると「最後の最後までミステリが埋まっている小説」という感じです。 なんといっても、実帆さん、あっぱれ! 最後のページまで脳に汗をかいた作品でした。 | ||||
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話題になっていたので読んでみた。 是非映像化してほしいと思うほど、映像が頭に浮かび読みやすかった。 そして驚きの展開が待っていた。が、それだけではない!何より読み終えた後の考えさせられる時間もまた深い。 『法律はー』の心に刺さる一文があるが是非法律を作り決める政治家達にも読んでほしいと切に願う。 | ||||
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