図書館に火をつけたら



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初公開日(参考)2025年02月
分類

長編小説

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図書館に火をつけたら (宝島社文庫)

2025年02月05日 図書館に火をつけたら (宝島社文庫)

市立図書館で大規模火災が起き、焼け跡から死体が発見された。 焼死と思われたその死体の頭部には何者かに殴られた痕があり、火災と同時に殺人事件が起きていたことが発覚する。 さらに、発見場所である地下書庫は事件時、密室状態にあったという。 炎に包まれた密室は、誰がどうやって作り出したのか。 刑事・瀬沼は真相を探るなかで、図書館に救われた自身の小学生時代を辿ることに――。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

図書館に火をつけたらの総合評価:8.50/10点レビュー 2件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

図書館に火をつけたらの感想

図書館を舞台としたミステリ。
ミステリ要素となるのは、図書館で起きた火災事件と、その焼け跡から発見された焼死体、そして遺体が見つかった地下書庫における密室要素です。図書館関係者への聞き込みを主人公の刑事が担当するという王道の構成であり、正統派のミステリとして楽しめました。さらに現代では珍しくなった「読者への挑戦」付きの推理小説なのが好感でした。これがあるだけで、手がかりや推理がしっかり考えられて作っていることが伝わってきて、作者の意気込みを感じます。

本作は単なる謎解きだけでなく、「図書館」という場所に関わる人々の思いや姿が描かれていたのが印象的です。不登校の生徒の居場所となっていたり、地域の交流の場となっていたりと、利用者の視点だけでなく、運営側や司書、職場環境に至るまで、図書館を軸にした多面的な描写がなされていました。
事件やトリックに派手さはなく、やや地味に感じる面もありましたが、図書館という舞台とミステリ要素がしっかり結びついており、全体としてきちんとまとまった作品だと感じました。推理小説を読みたいけど古い作品が苦手という方や、ミステリ初心者にオススメしやすい作品です。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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No.1:
(5pt)

映画化できそうな話

図書館の運営に携わる人間、図書館を利用する人間、それぞれの思惑が絡み合う物語です。容疑者全員こんな人実際おるよなって人ばかりで現実味があって物語に入りやすいですし、推理の展開、犯人の動機など、構成がしっかりしていて面白かったです。続きが気になって数時間で一気に読んでしまいました。
文章から映像が想像しやすく、これ映画化しても面白いんじゃないかと思うくらい良い作品でした。

なので内容には文句が無いのですが、読み終わった後に改めて表紙を見ると「なんで?」って感じはします。
図書館に火をつけたら (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:図書館に火をつけたら (宝島社文庫)より
4299064267



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