BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

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種別
長編
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あらすじ

2025年06月17日 BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花 (角川ホラー文庫)

都内で便利屋として働き出した元「スノーホワイト」こと江口裕真から、潜入班に連絡が入る。東京都大田区の住宅街の地下室で、不審な「棺桶」が発見されたというのだ。裕真の近況確認を兼ねて現場に向かった清花たちは、棺桶の中から、血液をすべて抜かれホルマリン漬けにされた少女の遺体を発見する。首筋に遺された奇妙な痕跡。それは20年前、土井が追っていた連続変死事件の特徴と酷似していたーー。謎の少女は一体誰なのか。彼女の叫びは、なぜ誰にも届かなかったのか。煌びやかな巨大都市・東京。時を経て再発した連続変死事件の真相を追う清花たちは、その「裏側」へと潜入する。(「BOOK」データベースより)

評判

BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花の評価:

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No.2
(4pt)

【これをネタバレだと気づく人は】銀の匙【かなり鋭い】

中勘助の小説・銀の匙に、こんなシーンがある。
「お前、鳥が好きなのに鶏肉食べていいの?」
と兄に言われて悩む主人公。
一方荒川弘の漫画の銀の匙にも、農業高校で豚を育てる実習をする際に名前をつけようとする主人公に対して
「名前つけると、屠殺に連れて行かれる時辛いよ」
と周囲の畜産農家の子がやんわり宥めるシーンがある。
これは、そんな話なんじゃないかと思う。

『可哀想』は猛獣である。そして、思春期位までにそれぞれが我が身のうちのそれとの付き合い方を確立しな
ければならない猛獣である。
大人になってもまだ、生きたまま届いたカニやエビや貝の料理をする時に一瞬胸で暴れる猛獣である。
それがあるので、他人に料理してもらうウナギと違って自分で〆て料理しなければならないどじょう料理は衰
退しているらしい。

ちなみに自分はこれを読んで、その『可哀想』を野放しで大暴れさせている某魚動物食うな派が、一言も書か
れていないにも関わらず真っ先に頭に浮かんでしまった。
子供の頃の体験で、思い込んで理屈をつけて自分の中の『可哀想』を脳死状態にした容疑者とは対極だが、制
御できてないことに変わりはないのではないか?‥と。

この容疑者の恐ろしい所は、もちろんそれが人間に向かった所だと思うんだが、もしそれが
「嫌と言えない家畜や他の動物と違って、人間は同意の上で自分に分け与えてくれた」
と言う理屈に基づくのなら『可哀想』大暴れ派の理屈にすら一応ちゃんと合致して『可哀想』を宥める事が
可能だって事である。
そんな感じで、意外と心にざらっとくる話です。
BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花 (角川ホラー文庫)より
4041157730
No.1
(5pt)

時事

コロナの時も思いましたが、内藤さんの作品は時代に敏感ですね。本作でもトー横キッズとかAIとかしっかりと時事問題を作品に取り入れられている。今冬も楽しみです。
BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花 (角川ホラー文庫)より
4041157730

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