BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花
評判
BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花の評価:
4.50/5点 レビュー 2件。 - ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花の評価:
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
「お前、鳥が好きなのに鶏肉食べていいの?」
と兄に言われて悩む主人公。
一方荒川弘の漫画の銀の匙にも、農業高校で豚を育てる実習をする際に名前をつけようとする主人公に対して
「名前つけると、屠殺に連れて行かれる時辛いよ」
と周囲の畜産農家の子がやんわり宥めるシーンがある。
これは、そんな話なんじゃないかと思う。
『可哀想』は猛獣である。そして、思春期位までにそれぞれが我が身のうちのそれとの付き合い方を確立しな
ければならない猛獣である。
大人になってもまだ、生きたまま届いたカニやエビや貝の料理をする時に一瞬胸で暴れる猛獣である。
それがあるので、他人に料理してもらうウナギと違って自分で〆て料理しなければならないどじょう料理は衰
退しているらしい。
ちなみに自分はこれを読んで、その『可哀想』を野放しで大暴れさせている某魚動物食うな派が、一言も書か
れていないにも関わらず真っ先に頭に浮かんでしまった。
子供の頃の体験で、思い込んで理屈をつけて自分の中の『可哀想』を脳死状態にした容疑者とは対極だが、制
御できてないことに変わりはないのではないか?‥と。
この容疑者の恐ろしい所は、もちろんそれが人間に向かった所だと思うんだが、もしそれが
「嫌と言えない家畜や他の動物と違って、人間は同意の上で自分に分け与えてくれた」
と言う理屈に基づくのなら『可哀想』大暴れ派の理屈にすら一応ちゃんと合致して『可哀想』を宥める事が
可能だって事である。
そんな感じで、意外と心にざらっとくる話です。