殺意の勲章 猟奇殺人捜査ファイル
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
殺意の勲章 猟奇殺人捜査ファイルの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
殺意の勲章 猟奇殺人捜査ファイルの総合評価:
8.67/10点 レビュー 9件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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現実感はないかもしれないが、現実には遺体の一部を家に持ち帰るなどというセンセーショナルで凄惨な事件はしばしば発生している。
しかしながら、ニュースで見ることはあっても他人事である。
ただ、実際に事件に巻き込まれると、その途端に世界は大きく反転するに違いない。気丈に振る舞う被害者の娘、本庄加奈子の場合がそれである。
18年前の事件は果たして関連があるのか。
過去の事件に振り回されながら地道な捜査は進められていく。
前作に続いて、尾崎の部下 広瀬佳純刑事がやはり気になる。
マイペースで、他人の目も気にしない。警察組織内では変わり者と評されている。普段の空気を読まない対応も、ますますそうした人物評に拍車をかけていく。
人は空気を読んで、流れに乗って組織内を渡り歩く。
本人は空気の読めないふりをしている、とは言うものの案外彼女自身の「地」なのではないだろうか。
なにしろ彼女は内に自分の原体験の事件を種火のように抱えているからである。
特別な感情はないが、なぜか彼女の味方をしてしまう、と言う尾崎。まだ気がついていないだろうが、それこそが「特別な」感情である。
事件が解決しても、その事件の重さと共に、広瀬の原体験となる事件が深い底流に存在している。果たして解決に向かうことができるのか。
次回作にも期待したい。