数学の女王 道警 沢村依理子



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初公開日(参考)2023年01月
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長編小説

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数学の女王 道警 沢村依理子 (講談社文庫)

2025年06月13日 数学の女王 道警 沢村依理子 (講談社文庫)

札幌の新設大学で発生した爆破事件。 博士号を持つ警察官・沢村依理子が捜査に加わる。 公安との駆け引きの中で進む捜査は行き詰まり、沢村に特命捜査の命が下される。 爆弾魔の真の目的は? かつて研究者として大事な人を失った過去を持つ沢村は、事件の真相に迫る。 乱歩賞受賞作家による骨太警察ミステリー。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

数学の女王 道警 沢村依理子の総合評価:7.58/10点レビュー 12件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

数学の女王の感想

江戸川乱歩賞受賞の『北緯43度のコールドケース』に続くシリーズ2作目。
1作目は読書必須。主人公の背景、警察組織での人間関係など前作を踏まえた深みがでてくる内容となっております。

世の中多くの警察小説がありますが、本作によって他とは違う警察小説の特徴が表れたと感じました。
一番に感じるのは"女性のキャリア"のテーマが根幹に感じます。1作目、2作目、両方とも通じてます。
博士号を持つ主人公。教授や研究者を目指すのではなく警察になった背景。男性社会での女性の立場。作品内に一本の筋としてしっかり入っており、伝えたい想いをとても感じました。ミステリーの描き方についても事件が主体ではなく、人を描く肉付けとして事件を加えているという印象でした。はっきりとした特徴が見えるので他の警察小説とは違う新鮮な感じでとても面白い読書でした。

面白い作品なのですが、一言で売り文句になるような言葉が見つからないのがもどかしいです。"警察小説"、"女性のキャリアもの"が良いと言っても読者へ響かないでしょう。勝手な解釈ですが、読者へ分かりやすいPRワードとして、爆弾や数学という言葉で印象付けを狙ったのかなと感じました。タイトル『数学の女王』については巧いワードではなかったのではと感じる所でして、ここだけが勿体ないかなと思いました。学長を強烈に印象付けすると効果でそうですが。。。詳しくはネタバレ側で。

シリーズ作品として今後も楽しみです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

数学の女王の感想

爆弾事件といつテーマ自体に目新しさはないものの、なかなかによく練られているし、女性作家ならではの視点で場面、台詞などがきめ細やか。
数学を物語にはめ込んでいくなら、いっそのこと何やらややこしい数式を散りばめて、トリックなり事件解決に繋がる暗号のようなものにしていくと「数学」というものが生きたかも。

本好き!
ZQI5NTBU
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(3pt)

ミスリードの効果がないので無駄な描写が多い

アカデミズムの話をしたいのか警察組織の話にしたいのか中途半端だというのが第一印象。

 前作でもそうでしたが、沢村が博士号所持者という点が繰り返し強調されているが、大学院は博士論文"だけ"書けばいいところじゃないです。
 共同研究に振り回されるし、科研費研究に動員されるし、修士論文の準備をしながらレフェリー付きのコンクールや紀要に投稿し、学会発表をこなして業績を増やさねばならず、常に締切との戦いです。
 その上で博士課程に進むにふさわしいか篩にかけられます。

 約40年前となると大学院重点化が始まる前あたりとなりますが、女性の理系研究者が珍獣扱いされるほどの珍しさではなかったです。某獣医漫画でも博士号を取得した女性キャラが登場しますし。
 おかしいのは、リジェクトされた論文を業績として大学のHPに掲載していることです。まず、しないです。

 ミステリとしては、この人怪しいとフリが多いのですがミスリードになっていないので無駄な叙述が多い文章となっています。自然とななめ読みになってしまいます。

 タイトルで予想がついてしまうので、長々とした文章が邪魔に感じる作品でした。
数学の女王 道警 沢村依理子 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:数学の女王 道警 沢村依理子 (講談社文庫)より
4065395801
No.9:
(5pt)

面白い。

大学院大学に届けられた爆弾により死傷者が出る。その犯人を追う警察小説。緊迫感はあるし、刑事警察と公安警察の確執も描かれるし、そして意外な犯人とその動機も興味深いし、その犯人に辿り着く「気付き」も気が利いている。それゆえにただ「面白い」とだけ言えば良いのだが、これは作者の第二作であり、登場人物は一作目と共通しているらしい。ならば一作目も読まねばならない、と思わせる作品。
数学の女王Amazon書評・レビュー:数学の女王より
406528953X
No.8:
(2pt)

数学と関係あるの?

数学者だった女が、刑事になって、働く。本人の専門だった数学のヒントなどの事件がほぼないことに失望した。
数学の女王Amazon書評・レビュー:数学の女王より
406528953X
No.7:
(4pt)

テンポがいい

前半はやや冗長だが後半に入るとテンポが良くなって引き込まれていく。意外な犯人だったが、全体的に登場人物がみな優しいのがやや物足りない。強烈な個性の悪役とか、主人公が可哀想になるまでいじめる上司とかいると、全体がよりしまるかも。プロットの組み方はさすが。軽やかな読後感の残るきれいな作品である。
数学の女王Amazon書評・レビュー:数学の女王より
406528953X
No.6:
(5pt)

十分楽しめました

ちょっと長いかな
数学の女王Amazon書評・レビュー:数学の女王より
406528953X



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