標本作家
- SF (392)
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最初から最後まで、とても美しい物語だった。 著者の後書きまで美しさに満ちていた。 哀愁のただよう余韻に浸りながら、何も考えずにそのまま巻末のハヤカワSFコンテスト選評に読み進んだのだが、これが大間違い。選考委員たちの生臭い選評の数々に、一気に現実に引き戻されてしまった。 | ||||
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斬新ではあるがくどすぎる。冗長。もっと簡潔でないと読めない。途中から飛ばし飛ばしにしか私には読めなかった。多分いい内容なのだろうがもう少し読みやすくしないと。そこらへんが過去の落選であったと思う。 | ||||
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人類が滅びた80万年後の世界で再生された作家たちが高次元存在のために小説を執筆し続ける……という壮大な背景を下敷きに、小説とはなにか・創作とはなにか。そしてなぜ書き続けるのかを読者に問いかけるような作品。同じように「作品を作る」人間には特に響く一冊だろう。 SFという言葉から一般的に連想されるような内容の作品ではないが、間違いなく「SF」作品。 作中では10人に及ぶ架空の作家(それぞれモデルとなる作家はいるだろうが)と、彼らの架空の作品のあらすじが語られるが、それすらもそれぞれを単体で執筆・出版してほしいと思える魅力を持っている。 ハヤカワSF大賞にふさわしい作品であり作家だと思う。 今後の作品が楽しみだ。 | ||||
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●舞台背景は人類が滅びた80万年後の世界。所は「終古の人籃」と呼称される建物。ここで紡がれ る作家と巡稿者の話がメイン。一見ダイナミックな広がりが感じられず、これが大賞受賞作か?との 印象だった。 ところが開巻直後から不思議な世界に引き込まれてしまった。ファンタジーやミステリー、SF、ホ ラー、ロマンス・・・など、歴史に残る天才作家の創作活動や世に及ぼす影響、あるいは作家自身の 苦悩。物語は縦横無尽に拡散する。突然の場面展開は、何の科学的根拠も伴わないピュア―な幻想的 な映像へと誘う・・・。SFかファンタジーかの理屈を遥かに超越した感動の奔流にさらされる。 もし、従前のハードSFを理系ハードSFとするならば、本書はその対極にある文系ハードSFと言え ないだろうか? ハードカバーでの出版に納得の大作でした。 正直な話、本書の全体像をレビューするには余りにも深淵壮大で無理。細部を切り取ろうとすれば きりがない。正確に理解し感動し、それを文字に表すには私の語彙不足以前に、知識や読解力・感受 性不足により不可能である事を再認識。でも凄い小説であるとは感じました。 | ||||
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日本人小説家を3人ぐらいにして欲しかったです。三島さんとか谷崎さんが出ていたら、と思う。まあ、作者が1番書きたい小説を書いたという気持ちは充分伝わっています。過去3回、他の懸賞小説にトライされたとの事。ご苦労が実って、一席に入選された作品。とても面白い作品でした。本当に小説が好きな人であると分かる。入選,2作目をとても楽しみにしております。出来れば今年中に書いて貰いたいです。勿論長編を。楽しみに待ってます。 | ||||
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