星を編む
- 女子高生 (151)
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作者の個性により構成が面白かった、 | ||||
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今年呼んだ中で1番感動した | ||||
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すべて綺麗事で、表面的で、人物描写も薄く浅いと感じる。言葉が上滑りしてるというか、人物がきっちりと書けてないから、共感できる人もいないし、すごく嫌悪を感じるという人もいない。相当苦しい思いも経験も経ているだろうにそうした背景も行間にも文章そのものからも感じられない。そのため全く感情移入ができず、感動もない。嫌だ嫌いだという感情さえも待てない。心を揺さぶられないし、心に沁みない。のに、ほら感動するでしょ!みたいな押し付けは感じる。ファンがたくさんおられて評価も高いけど素晴らしさをあまり感じ取れなかった私の感性が鈍いのだろう。 | ||||
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正しさはいつも短絡的で表面的な理解で決まります。 ただ、現実は複雑で変化し続けるものです。 現実はいつも網目の荒い正しさでふるいにかけられてしまいます。 そこから零れ落ちたものがこの小説では美しく表現されています。 | ||||
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まず初めに断っておきたいのは、私は凪良ゆう作品の大ファンであり、彼女の作品は全て読んでいるということ。 特に前作『汝星の如く』には文句なしの5つ星をつけており、近年の本屋大賞系作品の中では頭ひとつ抜けた作品と評価した。 それ故にどうしても納得のいかなかった点が本作にはあった。それは物語でなく社会問題を整理した「解説書」になってしまっていた点だ。 それが最も色濃く出ているのは正に本作タイトルにもなった第二章『星を編む』である。 本章では櫂の人生を見守った編集者植木氏と櫂に小説『汝星の如く』を書かせるキーマンとなった二階堂氏の想いやその後が綴られる…はずだった。 それが読み進めると現代社会における働く男女の権利や立場についての問題提起と最大公約数的な整理を延々と二人のセリフで羅列するだけになってしまっている。 その内容はあまりに陳腐で、某論破王が出演するネットニュースの自称中道左派系コメンテーターかと思わせるようなものだ。 私が近年の文学作品に対して最も残念に感じていることが正にこれ。 例えばこれは 辻村深月『傲慢と善良』のレビューの際にも書いたことだが、普段から経験や見聞きする出来事を言語化して整理・理解しているタイプの人間にとって、その解説書を延々と読まされることは「当たり前に理解していることを仰々しく説明される」という苦痛以外の何ものでもない。 解説書としての要素が強調されてしまうと、どうしても登場人物の思考や言葉は不自然なものになっていき物語は引力を失ってしまう。 前作『汝星の如く』ではこれらが完全に物語として昇華されており、圧倒的に小説をしていた点を凪良ゆうの力量と評価したのだが、なぜこうなってしまったのか疑問でならない。 しかしながら、一章『春に翔ぶ』三章『波を渡る』では前作に見た凪良ゆうらしさ溢れるいきいきとした物語が紡がれている。 この二つの章に関しては『汝星の如く』から続くこの物語における純心のメタファーとも言える北原先生を軸に素晴らしい物語が展開される。 文章に宿す熱量も『汝星の如く』のほとぼりを表すにはこれ以上のない塩梅であり、「その後モノ」として申し分なく著者の筆力が遺憾なく発揮されている。 それ故に何度読み返しても二章が大きな違和感として物語全体の良さを崩してしまっていることが強調されなんとも口惜しい。 なんとか二章だけでも再編してくれないものかと願いながら、続編を期待する。 | ||||
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