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星を編む
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星を編むの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 1~20 1/3ページ
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作者の個性により構成が面白かった、 | ||||
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今年呼んだ中で1番感動した | ||||
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すべて綺麗事で、表面的で、人物描写も薄く浅いと感じる。言葉が上滑りしてるというか、人物がきっちりと書けてないから、共感できる人もいないし、すごく嫌悪を感じるという人もいない。相当苦しい思いも経験も経ているだろうにそうした背景も行間にも文章そのものからも感じられない。そのため全く感情移入ができず、感動もない。嫌だ嫌いだという感情さえも待てない。心を揺さぶられないし、心に沁みない。のに、ほら感動するでしょ!みたいな押し付けは感じる。ファンがたくさんおられて評価も高いけど素晴らしさをあまり感じ取れなかった私の感性が鈍いのだろう。 | ||||
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正しさはいつも短絡的で表面的な理解で決まります。 ただ、現実は複雑で変化し続けるものです。 現実はいつも網目の荒い正しさでふるいにかけられてしまいます。 そこから零れ落ちたものがこの小説では美しく表現されています。 | ||||
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まず初めに断っておきたいのは、私は凪良ゆう作品の大ファンであり、彼女の作品は全て読んでいるということ。 特に前作『汝星の如く』には文句なしの5つ星をつけており、近年の本屋大賞系作品の中では頭ひとつ抜けた作品と評価した。 それ故にどうしても納得のいかなかった点が本作にはあった。それは物語でなく社会問題を整理した「解説書」になってしまっていた点だ。 それが最も色濃く出ているのは正に本作タイトルにもなった第二章『星を編む』である。 本章では櫂の人生を見守った編集者植木氏と櫂に小説『汝星の如く』を書かせるキーマンとなった二階堂氏の想いやその後が綴られる…はずだった。 それが読み進めると現代社会における働く男女の権利や立場についての問題提起と最大公約数的な整理を延々と二人のセリフで羅列するだけになってしまっている。 その内容はあまりに陳腐で、某論破王が出演するネットニュースの自称中道左派系コメンテーターかと思わせるようなものだ。 私が近年の文学作品に対して最も残念に感じていることが正にこれ。 例えばこれは 辻村深月『傲慢と善良』のレビューの際にも書いたことだが、普段から経験や見聞きする出来事を言語化して整理・理解しているタイプの人間にとって、その解説書を延々と読まされることは「当たり前に理解していることを仰々しく説明される」という苦痛以外の何ものでもない。 解説書としての要素が強調されてしまうと、どうしても登場人物の思考や言葉は不自然なものになっていき物語は引力を失ってしまう。 前作『汝星の如く』ではこれらが完全に物語として昇華されており、圧倒的に小説をしていた点を凪良ゆうの力量と評価したのだが、なぜこうなってしまったのか疑問でならない。 しかしながら、一章『春に翔ぶ』三章『波を渡る』では前作に見た凪良ゆうらしさ溢れるいきいきとした物語が紡がれている。 この二つの章に関しては『汝星の如く』から続くこの物語における純心のメタファーとも言える北原先生を軸に素晴らしい物語が展開される。 文章に宿す熱量も『汝星の如く』のほとぼりを表すにはこれ以上のない塩梅であり、「その後モノ」として申し分なく著者の筆力が遺憾なく発揮されている。 それ故に何度読み返しても二章が大きな違和感として物語全体の良さを崩してしまっていることが強調されなんとも口惜しい。 なんとか二章だけでも再編してくれないものかと願いながら、続編を期待する。 | ||||
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自分でも、何にここまで心動かされているのか、まだ掴めないけれど、 本当に素晴らしく、、、それこそ、言葉ではうまく説明できないほど、心を揺さぶられました。 「汝、星のごとく」を読み終わってすぐ、購入して読み進めました。 「汝、星のごとく」は、読んでいるだけでキリキリと胸がいたみ、腹立たしく、激しく揺さぶられましたが、 こちらは穏やかで静かな、正に「凪」の日々の細やかな出来事に、じわじわと優しく揺さぶられました。 なんと良くできた小説でしょうか… 本を読み慣れていない私なのにここまで没頭できたことが驚きで、そして素晴らしい体験をさせていただいたことに感謝です。 | ||||
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深く染み入りました。 最後はどうしても泣いちゃいました。 読んで良かったです。 | ||||
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中盤辺りで、結末の展開がなんとなくでも予想が出来ました。それでもどうか…と願いながらも止まらず読み進め。 予想以上の辛さが待ってたりもしましたが、きっとこれが2人の辿り着いた形なんだな…と最後は泣きながら終われました。 終わらないんですが。 ここから続編を読むのが辛かったです。 でも近年で1番個人的に刺さったお話でした。大好きです。 | ||||
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哀しいけど感動しました。 | ||||
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もちろん、汝、星の如くを読んでからの前提だが、登場人物たちと、夢、現実、物語、あらゆるものが交差し、ある意味、融合する作品。 感動で余韻に包まれる。 | ||||
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「汝、星のごとく」を読んでいなくても十分楽しめる物語。読み易い文体の作家だなあと改めて思います。これからも楽しみです。 | ||||
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汝星のごとく とてもよくて、すぐに読みたくて買いました。 大満足です。 | ||||
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前作「汝、星のごとく」の続編というか、視点と時代を変えて展開される物語。 前作読むのを強くおすすめ。 登場人物それぞれの人生に影響があった出来事が丁寧に描かれている。 いびつな形である部分は残るものの、それぞれが幸せな人生を歩んでいるのがとても良い。 そのいびつさもまた人生では起こりうるものだし、他人が口に出すことではない。 ジェンダー的な部分や世代、地域、親子などの問題を堅苦しくなく、自然とストーリーに落とし込んで進んでいくストーリーに感心してしまう。 | ||||
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94頁をまのあたりにして読む事を辞めた。 日本文学、どこいった。 この作品はコミックにすら辿りつかない。 二度とこの方の作品は読まない | ||||
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『汝、星のごとく』の続編ということで購入。こちらも良い作品でした。 | ||||
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続編最高でした。 登場人物それぞれの目線で語られる物語に引き込まれました。 | ||||
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安い早い、面白かった。トレンド3月・本屋大賞候補作品 | ||||
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「星を編む」は、前作に引き続く物語で、主人公のさらなる人生の段階を描いています。本作は、その落ち着いた日々の積み重ねを静かに、しかし丁寧に綴っている点が魅力です。ドラマチックな展開が少ない代わりに、日常の中に息づく小さな発見や成長が、読者に穏やかな共感を呼びます。 しかしながら、この続編は前作の成功の影響を受けてか、どこか著者が外部の期待に応えるために「書かされた」感が否めません。物語の流れが自然体ではなく、場面ごとに編集者や読者が期待するであろう要素をチェックリストのように消化している感じがあります。このため、物語全体としてはやや力みが感じられ、前作のような自然な魅力には欠ける部分が見受けられます。 それでも、本作の静かな文体と淡々とした日々の中での小さな出来事は、人生の美しさをリアルに映し出しています。主人公の内省的な瞬間や、周囲の人々との深いつながりが描かれるシーンには、読む者の心に静かに響く何かがあります。 総評として、この続編は前作のファンであれば手に取る価値がありますが、著者の自由な創造性が制約された作品であるという点を認識しておくべきでしょう。落ち着いた人生の美しさを愛でることができる一方で、何か物足りなさを感じるかもしれません。星3つの評価です。 | ||||
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1冊目を読んだ時は、正直ただの純愛小説かと思いましたが、続編読んで、話には深みが出たような気がします。 色々な愛の形がある。血縁よりも、どれだけ濃厚な時間を過ごしてきたか。 読破後はスッキリです! | ||||
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作品を読んでいる間、“星”とは何だろうかと考えていた。一人ひとりの人を示しているのだろうか、それを“編む”とはどういうことか、それも考えた。作中の北原先生や明日見、暁海、編集者の植木や二階堂、それぞれが個人として輝き、他人とつながり、過去に生きていた人々とのつながりさえ、消えずに残っている。このつながることが“編む”ということだろうか。血縁ではなく、かといった恋愛関係でもない、でも夜空の星座のごとく作中人物は関わり合い、時には寄り添い、時には離れる。外部から見たら特殊な人間関係かもしれない、でも個人からみた他人との関係ないて、すべて特殊な事例ばかりだ。普通の関係であれ特殊であれ、星を編んで出来上がったものは美しいと思う。 | ||||
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