滅びの前のシャングリラ
- 終末もの (19)
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滅びの前のシャングリラの総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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地球消滅を前提としたストーリーで、そうなると決まりきった展開になると思ってたらその通りなのですが、登場人物のキャラと温かさでハラハラしながらも温かい気持ちになれる作品です。 | ||||
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パニック小説なのだろうか? | ||||
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| やはり凪良ゆう先生のお話は好きです。凪良先生BL小説も含め大好きです。 読む手が止まらない。共感できない理解人物もいますがそれでも最後まで楽しめてしまう。 本作は凪良先生特有な繊細な心理描写が少なく感じましたが恋愛小説ではない(恋愛か…も?)のでこれはこれで。 ただ個人的には最後のLOCOの章はいらなかったかな…と。あっても最後でなくても良かったと個人的には。最後くるとは思ってましたが。 | ||||
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| 久しぶりに自分の過去を思い出し感情を揺さぶられた気がしました。 素敵なストーリーでした。何度も読みたいです。 | ||||
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| 恥ずかしい話、では有りますが。 この本を手に取ったのは、とあるSNSにあった、読後の感想と 新井素子センセの本の中で二番目に好きな、「ひとめあなたに…」の影響を受けていることと、作者さんと新井さんの対談あとがきが有るということ。その二つを聞いたら、 居ても立っても居られなくて。 まあ、そうはいっても、一気には読めなかったけれど。 全く存在を知らなかった(最近はそもそも本屋に行かないので)のが本当に恥ずかしかった、と思うほど、泣いた。 いっぱい泣いた。 世界なんて滅べばいい、といつも思っているわたしでも、 こんな形で終わりが来るとしたら、一体どうするんだろうか。 昔なら、きっと、電気を送りつづける矜持が、有ったかもしれない。 でも、今は。 もうそんなもの、とっくのとうに捨ててしまった。 情けないと言われそうだけど。 今のわたしなら、きっと、食べるものだけかき集めて。 相方というか妻というか、と 最後の最後まで二人で一緒に居るんだろうな、と思う。 終わってほしくないと思っても、そうして居られるなら。 きっと後悔はしないかな。そう思う。 最後はきっと、みなに平等にやってくるのだから。 | ||||
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| ネタばれになるので全然ストーリーについて触れられないのだが、自分ならどうするかということを終始突きつけられる。 「自分が」生きるってどういうことだろう。自分は他人の人生のコメンテーターをやってるみたいなことしかいつも考えてないのだ。自分のことは棚上げ。 登場人物がエンディングに向けて輝いていくのだ。ああ、ほんとうに止まらなくて一日で読み終わってしまった。 読後感、よかったとか感動したとか、喜怒哀楽で語れるものじゃない。 人間のみなさん、ぜひ。 | ||||
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| なぎらゆうさんのディザスターものはこうなるのか!と面白く読んだと同時に やはりこういう災害ものって、家族愛とものすごく相性がいいなあと感じました。 ハリウッド映画の災害ものは100%といってもいいほど家族の再構築、人間関係の再構築と結びついています。最後は破滅してしまう2012という映画でさえそうです。 これは、極限にまで達した時の人間がいかに弱く、団体で生きる生物なのだということを表しているとも思えます。それは本能でみんな感じているからこそ、 ディザスターと家族愛の相性がぴったりで、難なくするりと読めてしまうんですよね。 この小説は家族愛を再構築する息子、彼女、ヤクザな父さん、破天荒な母さんという 関西ノリ(広島ですが)爆発の、やや乱暴な人たちによる愛の物語。 通常の常識的な世界では爪弾きにされてしまうような人たちが、地獄のような世界では生き生きと輝きだしその力を発揮するのは やはり災害時が野生の状態に近いからなんでしょうね。そして荒くれ者たちは、体が大きくて力が強い。 狩りをし、食糧を得て、子に食わせる。という基本的な、そして体力勝負な面で優っている。 今まで犬のように暮らしてきた惨めな40歳の暴力男は、家族を守るために戦う頼もしいヒーローにも見えてくるから不思議です。 まさに、なぎらゆうマジックにかかって最後まで読んでしまうわけです。 なぎらさんの小説はBL以外全部読んできましたが、この本が個人的には一番好みだったかも。 もちろん、愛の極限を問うたり、常識的で現代文明的な世界からはずれてしまうような弱者の立場にたったり、アブノーマルだったりといったことは他の作品にも見られますが この小説は今までで最もドラマチックで、大規模で、破壊的で、暴力的で、不器用だった。 登場人物はみんな弱くてずるくてバカでダメなところがあるけど みんな純粋で、愛に飢えている人たちです。 そしてこれまでの小説よりも、世界観はありえないフィクションでSFなのに、キャラの心情は今まででもっとも身近に感じられたのが面白いところでした。 そしてこういった破壊行動に走る地獄のディザスターものはだいたいハリウッド映画だったので舞台はアメリカだったけど それを日本でおこることとして読むのが面白くもあり怖くもありました。 | ||||
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