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滅びの前のシャングリラ
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滅びの前のシャングリラの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 1~20 1/4ページ
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| 汝、星のごとくでこの作者の作風にはまりました。 美しく、かつ厳しい心理描写は読む者の心を鷲掴みにします。 今回の作品は世界終焉という筆者には珍しいSF設定だったんですが、その中心理描写は本当に面白かったです。 | ||||
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| 文庫版が発売から2年して、2026年に再読いたしました。 恐竜たちが滅びたレベルの隕石(小惑星)が地球に再来し、終わる世界を前にして…、という設定をベースに幾人かの目線で話は進んでいきます。 読み終えたあと、「流石にいくら何でもここまで荒廃はしないのではないか?」と思ったのが最初の感想でした。 確定された計算とはいえど、最後までどうなるかわからないのが現実ですから、1ヶ月後世界が滅びなかったらどうなるか?を想定して生きていく人は多いと思ったのです。(うっすらギャグマンガ日和の『終末』を思い出したのは私だけではないと思います)おそらく、それを補強する為に作中では架空の宗教団体が描写されているのではないかと思います。 元々凪良さんの作品の登場人物の心情描写や、細かな情景描写が好きで読んだものですから一通り満足して読み終えました。 読み終えたあとも作中に出てきたアポロチョコや板チョコを買って食べたり、chatGTPに「実際にこの程度の隕石が大西洋に落ちたとしてどれくらいがどの程度の被害を受けて文明がどうなるのか?」と質問したりして、私なりにこの物語を反芻して楽しみました。 そして今2026年、2年越しにふっと思い出したのです。 きっかけは世界情勢です。 イランがアメリカに攻撃され、ホルムズ海峡は閉鎖され、ガソリンが急速に高くなりました。 胸に湧いたのは「このまま世界はどうなるんだろうか?」という大きな不安です。 snsでは日々不安を増幅されるニュースが飛び交っています。 ロシアとウクライナの戦争は終わっていないのにまた大きな出来事が起きている。石油がなくなる。備蓄もなくなる。エチレンが作れない。食料もまた値上がりする…。もうずっと物価は上がりっぱなしで生活にも影響が出ているのに。 作中に出ていたチョコレートたちも、数年で価格は倍になっています。 文庫のおまけとして巻末に掲載されていたイスパハンはお菓子の名前ですが、由来は確かイランの地名でしたよね。そういったことが頭の中で数珠つなぎになり本作を思い出したのです。 この作品はバッドエンドととらえる人もいるでしょうが私はそうとは思いませんでした。 何処かのしらない誰かがはじめた愚かな事で徐々に世界が終わっていくのならば、人々にはどうしようもできないほど大いなる力で皆いっせいに終わった方がずっとマシなのではなんじゃないかと思ったのです。 作中では残りひと月を無事に過ごせた人だけではないし、自分もそっち側になる確率だってありますが…。 この世の中、強く思ったのはそのことと、いつ終わるかわからないからこそ今側にいる人と日常を悔いなく過ごしたいということでした。 不安の日々で、私のとってこの物語はある意味の励ましの物語になりました。 ありがとうございます。 | ||||
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| 古川本舗のHOMEは別に世界滅亡の歌ではないんだが、 なんとなくずっとループで聴きながら読んでみたらものすごく深い部分で何かが繋がってるような気がしてならない。 本当に映画化してほしい。 こう言う感覚は人生で他にない. 言語化を考えてみたけど、 飼い主の子が実家を出て離れてしまったことで初めて「恋をした」ことに気付いた猫の気持ちと、 世界が滅びることを知って、世界が変わってしまったことで初めて世界の美しさを気付いた主要人物たちの気持ちは明確にリンクすると思うし、 家と言う小さな世界の別れから自分の心の中の大きな喪失感とその恋のような気持ちを知るHOMEと、 地球・全人類という大きなスケールでの平等な別れによって本当の家族、本当の家という手に入らなかったものと出会う「滅びの前のシャングリラ」 やはり本質的な対比になってるんじゃないか、という気がする。(偶然の一致だというのは大前提として) | ||||
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| 多視点をうまく活用し一つのストーリーの潮流に収束させていく手腕は見事だし、読みやすい文章と巧みな心理描写も良い。ただ、新井素子「ひとめあなたに…」のような狂気も、伊坂幸太郎「終末のフール」のような特異なキャラクタと意表をつく展開もなかった。 読者が読み進めるにつれて心のうちに形成する物語の大枠を逸脱することもなく、ほぼ予想通りの顛末になった。 ピュアな少年はそのまま想いを成就させ、繊細な少女は葛藤を乗り越え、タフなシングルマザーは満足する人生を全うし、人情派のヤクザは家族の温かさを知り、偶像化された女歌手は自分を取り戻す。そのいずれも予定調和であり、それが悪いとは言わないが(そういう安心感を求める読者は沢山いるだろう)「文学」として咀嚼を反芻せざるを得ないような噛み応えは薄かった。 どこまでいっても、良くも悪くもエンターテイメント路線の作家なのだと再認識した。 | ||||
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| やはり凪良ゆう先生のお話は好きです。凪良先生BL小説も含め大好きです。 読む手が止まらない。共感できない理解人物もいますがそれでも最後まで楽しめてしまう。 本作は凪良先生特有な繊細な心理描写が少なく感じましたが恋愛小説ではない(恋愛か…も?)のでこれはこれで。 ただ個人的には最後のLOCOの章はいらなかったかな…と。あっても最後でなくても良かったと個人的には。最後くるとは思ってましたが。 | ||||
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| 久しぶりに自分の過去を思い出し感情を揺さぶられた気がしました。 素敵なストーリーでした。何度も読みたいです。 | ||||
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| 恥ずかしい話、では有りますが。 この本を手に取ったのは、とあるSNSにあった、読後の感想と 新井素子センセの本の中で二番目に好きな、「ひとめあなたに…」の影響を受けていることと、作者さんと新井さんの対談あとがきが有るということ。その二つを聞いたら、 居ても立っても居られなくて。 まあ、そうはいっても、一気には読めなかったけれど。 全く存在を知らなかった(最近はそもそも本屋に行かないので)のが本当に恥ずかしかった、と思うほど、泣いた。 いっぱい泣いた。 世界なんて滅べばいい、といつも思っているわたしでも、 こんな形で終わりが来るとしたら、一体どうするんだろうか。 昔なら、きっと、電気を送りつづける矜持が、有ったかもしれない。 でも、今は。 もうそんなもの、とっくのとうに捨ててしまった。 情けないと言われそうだけど。 今のわたしなら、きっと、食べるものだけかき集めて。 相方というか妻というか、と 最後の最後まで二人で一緒に居るんだろうな、と思う。 終わってほしくないと思っても、そうして居られるなら。 きっと後悔はしないかな。そう思う。 最後はきっと、みなに平等にやってくるのだから。 | ||||
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| ネタばれになるので全然ストーリーについて触れられないのだが、自分ならどうするかということを終始突きつけられる。 「自分が」生きるってどういうことだろう。自分は他人の人生のコメンテーターをやってるみたいなことしかいつも考えてないのだ。自分のことは棚上げ。 登場人物がエンディングに向けて輝いていくのだ。ああ、ほんとうに止まらなくて一日で読み終わってしまった。 読後感、よかったとか感動したとか、喜怒哀楽で語れるものじゃない。 人間のみなさん、ぜひ。 | ||||
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| なぎらゆうさんのディザスターものはこうなるのか!と面白く読んだと同時に やはりこういう災害ものって、家族愛とものすごく相性がいいなあと感じました。 ハリウッド映画の災害ものは100%といってもいいほど家族の再構築、人間関係の再構築と結びついています。最後は破滅してしまう2012という映画でさえそうです。 これは、極限にまで達した時の人間がいかに弱く、団体で生きる生物なのだということを表しているとも思えます。それは本能でみんな感じているからこそ、 ディザスターと家族愛の相性がぴったりで、難なくするりと読めてしまうんですよね。 この小説は家族愛を再構築する息子、彼女、ヤクザな父さん、破天荒な母さんという 関西ノリ(広島ですが)爆発の、やや乱暴な人たちによる愛の物語。 通常の常識的な世界では爪弾きにされてしまうような人たちが、地獄のような世界では生き生きと輝きだしその力を発揮するのは やはり災害時が野生の状態に近いからなんでしょうね。そして荒くれ者たちは、体が大きくて力が強い。 狩りをし、食糧を得て、子に食わせる。という基本的な、そして体力勝負な面で優っている。 今まで犬のように暮らしてきた惨めな40歳の暴力男は、家族を守るために戦う頼もしいヒーローにも見えてくるから不思議です。 まさに、なぎらゆうマジックにかかって最後まで読んでしまうわけです。 なぎらさんの小説はBL以外全部読んできましたが、この本が個人的には一番好みだったかも。 もちろん、愛の極限を問うたり、常識的で現代文明的な世界からはずれてしまうような弱者の立場にたったり、アブノーマルだったりといったことは他の作品にも見られますが この小説は今までで最もドラマチックで、大規模で、破壊的で、暴力的で、不器用だった。 登場人物はみんな弱くてずるくてバカでダメなところがあるけど みんな純粋で、愛に飢えている人たちです。 そしてこれまでの小説よりも、世界観はありえないフィクションでSFなのに、キャラの心情は今まででもっとも身近に感じられたのが面白いところでした。 そしてこういった破壊行動に走る地獄のディザスターものはだいたいハリウッド映画だったので舞台はアメリカだったけど それを日本でおこることとして読むのが面白くもあり怖くもありました。 | ||||
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| 人類滅亡の一ヶ月のリミット… やっぱり最後は好きな人だったり 家族や仲間に囲まれて穏やかに過ごしたかったり 最後まで自分らしくいたかったり… そして何かしらの罪を抱えてたり… 自分は多分、暴徒化した輩に●されて道端に転がってるんだろうなあ。 美少女、雪絵ちゃんのバックグラウンド詳しく知りたかったなあ。 | ||||
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| 流浪の月を読み凪良ゆう2冊目です。 この本の新井素子との対談で最期を迎える登場人の心情がどうしても描ききれなくて、ラスト三ページ書くのに二ヶ月かかったと。 作者もいろいろ葛藤があったんだ。 災難がやって来てからの話じゃなくて一月後にやって来る災難を前にしての話だからね。 この本期待して読み始めたけど途中で読むのが嫌になった。 買う前に嫌な予感がして古本で買ったのが救い。 | ||||
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| ストーリーとしては、1ヶ月後、地球に隕石が衝突することが分かり、おそらく全ての人類が滅亡することが発覚する。 そんな中で人々は何を思い、どのように生きていくのかを描かれた本作。 作中では略奪行為が横行してるけど、実際にはそんなにひどいことにはならず、割とみんな普通に働いてるんじゃないかなぁと個人的に思った。 1ヶ月後にみんな死ぬなら、何をするだろう。 自分だったらどうするかなぁと考えさせられる1冊だった。 | ||||
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| 江那友樹(えなゆうき)という高校生が主人公である。ぽっちゃり型の体型で運動が苦手、勉強も得意ではない。学校でのカーストも低く、パシリをさせられている。いじめられることもある。人生に絶望して生きている友樹だが、そんなある日に、小惑星が地球に衝突するというニュースが流れる。しかも、1か月後に。 直径10キロの小惑星だという。これは、恐竜を絶滅させた小惑星と同じサイズである。人類は絶滅してしまうのか。 しかし、次の朝友樹が学校に行くと、みんないつも通りに登校していた。ただ、さすがに普通ではない。先生は板書を何カ所も間違い、午後は学校を休校にするかどうかを決定するために会議をするという。 結局、学校はその次の日に休校になり、友樹は片想いしていた同級生の藤原さんの後をついて行く。 藤森さんは医者の家の子だが、養子だった。東京には実の親がいて、その2人に会いに行くのだ。 友樹の母親の静香のところには、昔付き合っていたヤクザの目力(めじから)が来ていた。あと1か月で人類が終わると知って会いに来たのだ。2人は他にすることもないため、友樹に会いに東京へ行く。 藤森さんをいじめっ子の同級生から助けた友樹だが、その同級生に殺されそうになっていたところに、都合良く目力たちが駆けつけ、友樹と藤森さんは助かった。 だんだん終末に向かって進んでいく世界。どういうラストを用意しているのだろうと興味が湧く。私はクリスチャンなので、死んだら天国に行けると信じている。しかし、信仰のない人は怖いだろうと思う。全くないとは言えないシチュエーションで、世界が無法地帯になっていく様のほうが怖かった。死は必ずやって来るが、できるだけ平和に死にたいものだ。 | ||||
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| 著者の、特に平文時の表現力が好きです。冒頭の高校生がいじめられるシーンの心理描写なんかは非常にリアリティがあります。 各登場人物のセリフについては、ややクサイというか、「こんなこと言う人いるかな?」と思う部分はありました。 メインキャラたちが聖人君子ではなく、愛するものだけを必死に守ろうとしているところが現実的でよかったです。 | ||||
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| 破滅に向かっているからこそわかる本質もあるのだなと思う。 漫画的な展開でファンタジーと受け止められる人なら楽しめる筈。 死に向かってるんだけど爽快感があった。 | ||||
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| 世界滅亡をまえに、世の中がどんどん荒んでいき、悲惨な出来事が普通になってしまうなかで、えなくんを中心に暖かい人たちの暖かさがいっそう際立つはなし。 どこか、不完全燃焼で終わる人生だけど、これでよかった、と思える終わりかた。 | ||||
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| 最初は10代の描写なので、とっくに大人になった自分にとって少しこそばゆいような、忘れかけていた痛みなども感じて読み進めるのが少しつらかった。 粗野と言うには生ぬるい男と、色んな人生を抱えた人たちが出てきてからはページをめくる手を止め難く。 自分の死期が、既にわかっていればいいのにとよく考えていた。 それまでに自分が優先したいことがなんなのか、想像するより更にクリアになる気がして。 善も悪も価値も金もステータスも、死ぬとわかっているなら何が変わるのかな?? 読書の良さを思い出した。 読み終わったから終わりではない。 そのあと延々と巡る自分の思考と共に、捉えていたものがじわりと変化していくこの余韻。 死ぬまで生きることが、生きるということか。 また再読しようと思う。 | ||||
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| 一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。 日常が崩壊していく世界で、平常を上手く生きられていなかった主人公達の物語。 恋の物語でもあり、親子の物語でもあり、愛の物語でもある。そして、生きるという物語。 どうしようもなく切なくて、終わるな終わるなと思いながらページを捲って、読み終えてしまいました。 個人的には、崩壊してもなお一部がインフラを支えているという設定も好きでした。 最後も良かった。ほんと、読んで良かったです! | ||||
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| 生きづらさを抱えている登場人物たちが、人生の最期を迎えようとしたとき、皮肉にも日々の窮屈さから解放され、本当の幸せを手にする。 心理描写が見事でした!登場人物たちがつながっていくところもワクワクして一気に読めました。 人生の最期を知ったとき、自分はどう生きたいか、誰と生きたいかを考えさせられました。 | ||||
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| ダイナミックな設定の中で、人の繊細な感情・心理描写が描かれている素敵な作品です。 立場が異なる4人にスポットライトがあたり、話が進んでいきます。 4人の生い立ちや性格、価値観が異なる中で最後はどうまとまるのかワクワクしながら読んでいましたが、終わり方も良かったです。 凪良先生の作品に共通しているかも知れませんが、読んだ後は相手を思いやりや配慮の大切さを再確認できるのがとても好きです。 他の作品も読んでいるので、またレビューを書きたいと思います。 | ||||
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