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滅びの前のシャングリラ
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滅びの前のシャングリラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 21~40 2/4ページ
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「最後の数ページにあなたは涙する!」 発売前、試し読みできる小冊子にはこんな売り文句が掲げられてたけど、こう書かれてる場合は基本悪い意味で裏切られることになりますね。 主人公、自分自身はろくに体型維持も自己管理もできない太い身体なのに、女子への偉そうなジャッジが気持ち悪くて痛い。 ◯他の女子と好きな女子を比べて「クラス1の美少女とランクが違う」 ◯人気歌手のファッションやメイクをまねる女子を「その歌手の劣化版」と呼ぶ 気弱でコミュ障のくせに、女子にはルッキズムまっしぐらでそこだけはどこにでもいる男。いじめられてても同情する点はなし。 作者、はじめわざとそう描いてるのか?と思ったがもしや素ですか? BL描いてる人って結構その手のタイプの人が少なくない印象。 本当の両親ではない家庭の藤森さん。楽しい時や危ない時に親はまず先に血の繋がった実の子を守ろうとするのが辛いのは分かるが、”真実の子”とかいて まみこ とはいくらなんでも無神経な名付けじゃないの?無理がある… 【これは名言→】デリヘルで写真と全然違うという男のクレーム、金を払わないと女も抱けない奴ならではの贅沢(無理難題) 「親に恩なんて感じることない」というのには同感。 クラス1の美女と虐められている肥満男子という格差ありすぎる2人を釣り合わせる流れ、無理ありすぎ。 そして、その2人が手を握ってるだけで「あの子は息子の嫁になるかも」なんて発想を息子の母親がするのもおぞましい。しかも地球滅亡の日に。 あと拒食症での描写、食べ物を吐く行為を美化してると感じた。 最後、なーーーんも捻りなく「はあ?これで終わり?」となった。最後まで読んで損したとすら。本当にビックリするほどつまらなかった。ごめん、これが本心。 同じBL作家の一穂ミチは抜群に上手くて面白かった。もしこれ読むなら一穂ミチの『スモールワールズ』を読む方が100倍絶対面白い。小説の書き方の勉強にもなる。 初めて凪良ゆうを読んだ印象はとてもつまらないの一言。 ただこの一冊で凪良ゆうを判断するのもあれなので、一応他のも読んでみる予定だが、絶賛されるほどの表現力がある書き手とはあまり思えなかった。 | ||||
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落ちる言葉がない。すべての言葉が自由闊達に動きながら呼吸しながら繋がっている。 ふっと目を奪われたらまたたく間に最後のページに案内されている。 本を閉じたあとも香りが残り、終わった淋しさがない。 ただ同じ作者のまだ読んでいない本にすぐ手が伸びるだけ。一週間の間にそれを4回繰り返した。 | ||||
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作者のいつもの雰囲気を期待し読み進めたのですが…何かが‥違う…。 凪ゆうさんの作品は、現実にいるかもしれない登場人物たちの黒いもやもやを 美しい文章や表現を通してかみ砕いていくような読み心地が好きで読ませて頂いています。 今回は、現実味すくなめの登場人物たち、 DV/暴力/殺人などの描写が長く続き、他の作品にはあるようなふわふわした部分が少なくて、他の作者先生の本とはかなり読了感が違うものでした。 地球が終わるという設定は面白かったのですが、 出てくる人物たちが他の本と比べて魅力が少ないような… いや、暴力や殺人描写などが強すぎて少し読み手側が引いてしまったからかもしれません。 神様のビオトープ、すみれ荘ファミリア、凪良の月、とは 「違う作風の本」だという認識で初めから読めばまた違うと思います。 わたしは上記の感じが好きなので…この本に関しては★少な目で。 | ||||
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前半中心となる登場人物(友樹、静香、信士)のキャラクターがとにかくタフで魅力的で一気に読んだ。 ラストシーンででてくる「希望、眩しい気持ち」という言葉が、タイトルとつながった瞬間、ちょっと泣きそうになった。 テンポのいい展開や、力強い物語性、読み手を引き込むわかりやすくて巧みな心理描写に紛れ込んでいるメッセージ的なものに凄さを感じた。 きっと何度も読んでしまう。 これ、10代のときに読んでみたかったな。 読後感の違いを味わいたかった。 とにかく、好きな一冊。 | ||||
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三か月後に小惑星が地球に衝突するというシチュエーション。その三か月で何が起こるのかを描く。四部構成で、それぞれの登場人物が輪を描くようにつながっていく。北斗の拳のような世界になっていく世界の中で、死を意識する前に持っていた心を開放し、新たな生を見つけたかのように、最後の日を迎える。人間は死を目の前にして、自分勝手になるかもしれない。それが本当の人間の姿なのかもしれない。だけど、醜い本性をさらけ出した後に残る人間のピュアな部分を信じてみたくもなる。極限を突き抜けて最後に残るのは素直な自分なのかもしれない。 | ||||
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読みやすいが、、、 設定がめちゃくちゃで話が完結せずに次の主人公に代わっていくので、 なんだかもやもやしたまま読んでました。 | ||||
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初めての作家の作品を読了。日常の高校生のいじめと恋愛や家族の物語かと思ってたら、殺人もからみ、それぞれのストーリーには、1ヶ月後に小惑星が地球に突入するという背景が関連する。奇想天外な設定なのですが、そんな状況で、人はどう生きるのか、なかなな興味深い作品でした。最後の章から、エンディングにかけて、失速していった感じが残念。 | ||||
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なので 買いました。 こんな入りかたもいいってことで。ずっと読みたかった作家さんにこんな形で初めまして。 | ||||
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購入して良かったです。きっと何回か読み返すと思うから。凄い世界になって行くのに、読後感は優しい。凪良先生ワールドです。 | ||||
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地球滅亡が目前に迫り、社会が荒れていくなか、家族の在り方、友人との関係性の描写に心打たれました。 | ||||
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初めて読んでみた作家さんですが、上手いです。 ほんの少し笑いを含んだ適度なバイオレンス、心の琴線に軽くタッチするようなホロっとくる描写、タイムリミットを見据えたロードノベル… ハートを掴む要素が絶妙なバランスで盛り込まれています。 登場人物の中ではバイオレンスおかんとへなちょこ友樹くんが好きでした。 | ||||
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何が善か悪かわからない状況で、大切な人を守りぬく姿に感動 | ||||
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凪良ゆうさんの文体や描き方の流れの特徴なのでしょうか。特異なテーマを描き、世紀末の修羅場を描きながら、少し冷めた目で視ている登場人物たちの描き方に慣れると少しずつこのあり得ないストーリーに自分が吸い込まれていく感覚を覚えました。 主要な登場人物の設定や関係性が現実のものではありえません。凪良ゆうさんの描き方の特徴ですね、これは。その不思議なつながりのある人間関係から生まれるストーリー展開が特異な状況設定に違和感なくとけこんでいくから不思議です。それを破綻なく紡ぎ合わせていく凪良ゆうさんのストーリー展開に読者は徐々に引き込まれて行かざるを得ない小説でした。 特異な状況設定もファンタジーだと思えば良いのでしょう。ある種の絶望に苛まれる事態なのに、それを淡々と受け入れるわけで、小説として成り立たせるのが難しい状況なのは明白なのに。 現実世界の厳しさの前に、このような小説を読むと浮世の厳しさをつかの間の間忘れさせてくれると感じています。「浮世離れしている」からこそ、この浮世離れとしか言いようのないストーリーも成立していると思っています。その危うい設定と展開を持ちながら、最後まで持ちこたえて読ませたという作者の力量に感心しています。 それでもこの危うく成立している厳しい状況設定化の人間ドラマを読者が受け入れていくのもひとえに作者のストーリーテラーとしての上手さと魅力的な登場人物に反映されていることに他なりません。 なかなか成立しがたい危うい状況設定と展開をもちながら、最後まで持ちこたえて、ラストに向かう持っていき方が実に巧みでした。それを読者に最後までしっかりと提示していくという作者の力量には感心しました。流石です。 | ||||
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小惑星が地球に衝突して人類が滅亡する事実を受け止めながら、5人は残りの一ヵ月をどう過ごすのか、それぞれの生き様や人類の弱さや醜さ、執着や諦観、善悪などが描かれていて読み応えがあった。 波光教という新興宗教団体のテロ、食料や電池の強奪、自警団の組織など、本当に起こりそうなリアルさで物語に引き込まれた。 個人的にはどうしようもないチンピラの信士が、変わっていく姿が好きだった。 不器用で無神経、寂しがり屋で愛情を知らないのに、情の深さが仇となって他人だけでなく自分自身も傷つけてしまう生き方をしてきた。 そんな信士が、最後に手に入れた者を守るために尽くす姿は印象深かった。 また、ルックスや性格、社会的地位やお金など、本当に大切なものは何なのか、自由を引き換えに手に入れた地位にどれほどの価値があるのか、Locoの物語は今の日常の小さな幸せの大切さを考えさせられた。 | ||||
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『流浪の月』で凪良先生の大ファンになり、こちらもずっと気になっていてやっと読めました!先が気になり夢中で一気に読了。世の秩序の儚さに怖くなりながらも、様々な愛の形に温かくなりました。点と点が線で繋がる瞬間は鳥肌ものです。 | ||||
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久しぶりにフィクション小説を読みましたが、一気に読むことができました。 人間って、こんなに弱くて自分勝手で、でも愛すべき生き物だって感じた本でした。 | ||||
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1か月後に惑星が地球に衝突して人類が滅びる中で、人は何をしたいのか。 導入部分は特別な設定ではなく、人物の魅力はそれほどではないが、話が進むにつれてどんどん惹きこまれる。 中心人物4人の視点それぞれで見方は変わるが、今までの人生が突然終わる中で見つける幸せの形がじんわり心に染み込む。 自己中心と他人への愛憎、同じことをしていても環境が変われば見るべき人物像の変化など人そのものの裏表も、見つ立場が変われば正反対の評価をする人の不思議さや愚かしさや賢さなどぎゅっと詰まった作品。 ラストもカッコいい。 夢中になって読み進めてしまった。 | ||||
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すみません。 フィクションなのはわかるのですが、設定が唐突すぎて現実味がなくて全く感情移入できませんでした。 あと1ヶ月で人類消滅とわかったからといって、暴動や殺人や自殺や窃盗が増える?ゆきえは本当の親に会いたかったのでは?静香の個人情報が簡単に手に入るのおかしくないか?など。 生きづらさを抱える学生さんがターゲットなのだろうなと思うので、うっすら死にたい、とか、満たされなさに寄り添う描写があるので支持されるのではないでしょうか。 | ||||
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人生のタイムリミットが全員平等に迫ってくる。残された時間は1ヶ月。その時、私は誰とどんな時間を過ごすのか。誰と一緒に死を迎えたいのか。そんなことを考えながら最後まで読み切った。 代わり映えのしない毎日が永遠と続いていくなかで、本音を隠して、周りと合わせたり、求められるように生きるのが幸せなのか。 自分の思うがままに感情や本音を曝け出して本能で生きるのが幸せなのか。 幸せに生きることは?と問い続けられたような気がする。 スピンオフのイスパハンが1番よかった。ここまでセットで文庫本にしてほしいかな。 | ||||
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読んでる間ずっと泣いてました。微笑ましい光景も、この人たちを待ってるのは世界の終わりと考えるだけで涙ボロンボロンです(涙腺弱すぎ?) みんな生まれ変わったら、次こそ永遠に幸せでありますように。 | ||||
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