すべて真夜中の恋人たち



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    3.37pt ( 5max) / 127件

    楽天平均点

    3.55pt ( 5max) / 631件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []C
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2011年10月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,068回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数2

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    すべて真夜中の恋人たち (講談社文庫)

    2014年10月15日 すべて真夜中の恋人たち (講談社文庫)

    「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであった―。究極の恋愛は、心迷うすべての人にかけがえのない光を教えてくれる。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    すべて真夜中の恋人たちの総合評価:6.74/10点レビュー 127件。Cランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.127:
    (4pt)

    テンポ感の悪さが、より自分を見ているようでハッとする

    こたけ正義感のお薦めから読了。
    成瀬シリーズ直後のせいかキャラも文章も対照的で最初はテンポが悪く感じて戸惑った。

    言いたいことが定まらないまま疑問を口にする主人公。それに対する周囲の反応。自分もこういう想いしたことあるな、と肯きながら後半は号泣。

    自分の望みと違うラストに淋しさはある。でもだからこそ、タイトルの余韻が一層沁みた。
    すべて真夜中の恋人たちAmazon書評・レビュー:すべて真夜中の恋人たちより
    4062172860
    No.126:
    (5pt)

    私は好き。

    好き好きは別れるかもしれないけど、私は川上未映子さんの著書は好きです。
    川上未映子さんの本はまだ夏物語とこちらしか読んでないけど、どちらもコミュ障気味の主人公で共感できたりできなかったりする部分もあるけど心理描写としては、最適解な表現をされる著者だと私は感じます。
    そして、その表現がどれも繊細で美しく、すっと入ってきては染みてきて泣けるのです。
    傷つきやすい人や傷ついた人が読むには薬になるところもあるんじゃないかなと思うのです。
    今後も出版されている本は読破してみたいと思う作家さんです。
    すべて真夜中の恋人たちAmazon書評・レビュー:すべて真夜中の恋人たちより
    4062172860
    No.125:
    (5pt)

    ときどきほのかに光を感じる

    ずっと薄暗い感じが漂っていました。でも主人公が気分が良い時はぼんやりと暖かな光を感じました。
    人間の言葉というのは、人を一瞬で傷つけられる。なんとも怖いな…と思いました。
    すべて真夜中の恋人たちAmazon書評・レビュー:すべて真夜中の恋人たちより
    4062172860
    No.124:
    (5pt)

    つまらなかったが、泣けた。

    文章は下手で、小学生の作文みたい(わざと?)
    でも、こんな表現の仕方見たことなかった。
    キレイ。
    主人公が好きになった人は、実際には居ない人であることは間違いないです。

    不安な心が創り出した人ゆえ、安定の中で消えていきました。

    終わりまで読んで、冒頭を読み返すと、そう思えます。

    途中で。

    これ、何なんだ? と投げ出さずに最後まで読んで良かった。

    忘れられない1冊。
    すべて真夜中の恋人たちAmazon書評・レビュー:すべて真夜中の恋人たちより
    4062172860
    No.123:
    (4pt)

    繊細ととるか、鈍さととるか。

    主人公の冬子の不器用さを「繊細」ととり、そこに一種の美しさを見出すならばこのお話は素晴らしいのだと。
    冬子のこの生き方や感覚の中に、「他者と自分の存在への感覚のブヨっとした鈍さ」を観てとるならば、このお話はちょっと付き合いきれないなぁとなるでしょう。

    悩んでいるひと、どこか大人になってもオドオドとしている人は、自分を繊細だと思いつつ、他者から投げかけられるもの、自分から他者に投げかけ与えるものについてはとても鈍感です。

    彼らが心のどこかで見下す「問題なく生きている人」が、その笑顔を獲得するまでにどれだけのものを乗り越えているか、お互いにどんな細やかな感情のやりとりをしているか。
    自分自身が同じ過程を辿っていないと他者のそういったところも見えてこないので、その入り口でつまずいている自分をどこかで特別だと思っている。

    鈍かった女性が、自分の言葉をやっとみつけ、最初の一歩を踏み出すまでの物語。
    その先の世界を既に生きている人からすれば、今更感のある、少しだけ遅れた物語。

    どんな小説でもそうであるように、賛否両論どちらの意見も当然あるでしょう。
    かつて輝いていたひとつの小説が色褪せて見えるとき、そこに自分の今の姿を確認する人もいるでしょう。それもひとつの小説との、意味のある関わり方だと思います。

    「否定する人は/賞賛する人はどんな読み方をしたのか! あなたの読み方は間違っている!」と説得して人の感覚を変えることは無意味だしできないこと。どちらの立場のレビューもあっていいのだと、私は思います。
    すべて真夜中の恋人たちAmazon書評・レビュー:すべて真夜中の恋人たちより
    4062172860



    その他、Amazon書評・レビューが 127件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク