ウィステリアと三人の女たち
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全体的に満足しています。 | ||||
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装丁に惹かれ購入、とても面白かった。作者の作品は乳と卵のみ読了していたが、そのときと比べ実力をつけている様子であり流石だった。とくに初めの二篇は女性がどうでもいい存在の女性を見るときの目線で描かれていて痛快。三篇目はすこし浮世離れしており、表題作である四篇目は個人的にはあまり印象に残らなかった。読むたびに色んな読書体験ができそうな予感。また読み返したい。 | ||||
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短篇集『ウィステリアと三人の女たち』(川上未映子著、新潮社)に収められている『ウィステリアと三人の女たち』は、正直言って、私好みの小説ではありません。作家が読者に何を伝えたいのかがはっきりしている作品でないと、私はいらいらしてしまうからです。 29歳の時、32歳の夫と結婚した「わたし」は、結婚生活9年目を迎え、夫に不妊治療への協力を頼むが、すげなく拒否されてしまいます。「それからわたしたちのあいだで子どもの話題が出ることはなかった。そして夫はわたしをセックスに誘わなくなった」。 わたしは、はす向かいの角地に建っている古くて大きな二階建ての家が壊されていくのを、二階のキッチンの窓から眺めています。 「(解体)工事の音が聞こえなくなったことに気がついたのは、三月の最後の週だった」。気になって、その家を訪れたわたしは、そこで数々の不思議な出来事に遭遇します。なぜか、そこに登場する女たちとわたしが一体化してしまうのです。 夢か現と幻か、数十年に亘る、複雑に絡まり合った出来事を体験したわたしは、激しい寒気を覚えて覚醒します。「どんなふうに家屋を出て、瓦礫が積みあがるぬかるんだ敷地を歩いて家に着いたのかわからない」。 「『何があったんだよ』。夫は見たことのないものを見るような目でわたしを見ていた。声は震え、表情は硬くこわばり、無意識のうちに後ずさりをして棚にぶつかったことにも気がつかないみたいだった。わたしは夫の顔をまっすぐに見た。瞬きもせずに凝視した。これまで威勢よく動きまわってきた口元の皮膚はだらしなく垂れ下がり。媚びとも怯えともつかない目は不安にゆれていた。この男は、こんな顔をしていたのだ」。 ある日、突然、不可解な夢のような出来事に遭遇し、出るに出られぬ迷路に入り込んだような体験をして、これまでの人生が一変してしまう――自分の好みか否かは別にして、こういう暗示的、幻想的な小説が存在してもいいのではないでしょうか。 | ||||
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う~ん、厳しなぁ。バックボーンがなさすぎるというか、確かに川上未映子節が遍在しており、独特の感受性から編まれる描写はいいんだけれども、研究していないんだよね、何か一つのテーマを掘り下げることをしてから、物語づくりに向かってほしいと思った。まぁ、ファッションブランドが鏤められた小品は中にはあったが、この分野を勉強したのかなぁ。勉強していて欲しい。コレ自分が知っている、好きなブランドの羅列だったら、ちょっとヒク感じさえした。 | ||||
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お金を出して買う価値はないかな。 中身の薄い短編の寄せ集め。その短編の数も少ないしよくこれで出版したなという感じ。 | ||||
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