たんぽぽ団地のひみつ



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

3.67pt ( 5max) / 9件

楽天平均点

3.52pt ( 5max) / 23件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2015年12月
分類

長編小説

閲覧回数1,339回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数3

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

たんぽぽ団地のひみつ

2018年06月28日 たんぽぽ団地のひみつ

取り壊しが決まった団地に暮らす祖父を訪ねた六年生の杏奈。そこはかつてドラマ『たんぽぽ団地のひみつ』のロケ地だった。夢の中で主演の少年、ワタルくんに出会ったことをきっかけに、杏奈と祖父、そして住民たちは、団地をめぐる時空を超えた冒険に巻き込まれて―。大人たちが生きた過去への憧憬と、未来へ向かう子どもたちへの祝福に満ちたミラクルストーリー。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

たんぽぽ団地のひみつの総合評価:7.33/10点レビュー 9件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.9:
(4pt)

お決まりの昭和ノスタルジーだけど、昭和マニアにはなつかしさ満載です

重松清氏の作品を読むのはこれが初めてです。どういう作風の方かも知らず、”団地””ひみつ”などのキーワードから、なんとなく昭和のNHK少年ドラマみたいな話かなと期待して読みました。
読後あとがきを読んだら、実際、作者が小学校の同級生からもらった当時のガリ版印刷の作文集を見てアイデアを思いつき、それにNHK少年ドラマのテイストを加えたということです。

小学6年の杏奈は、お父さんと一緒におじいちゃんが住んでいる団地を訪れます。そこは老朽化して年内いっぱいで取り壊しが決まっています。引越し先を探すでもなく、これからどうするつもりなのか何も言わないおじいちゃんの本心を確かめるための訪問でした。
退去が進んでだんだんとからっぽになってゆく古い団地。そこはかつて多くの家族がまるで親戚のように助け合って暮らしていた活気ある場所でした。
1973年には少年SFドラマ「たんぽぽ団地の秘密」のロケ地になり、住民たちもエキストラ出演して、楽しかった当時の思い出を今も大切にしている人たちもいます。
結局ドラマはあまり視聴率を取れず、主役だった少年小松ワタルは、その後芸能界から姿を消してしまい、今はスランプ中の売れない映画監督になっていました。団地が取り壊されることを知った監督は、不本意に終わった40年前のドラマの続編を作ろうと奮い立つのですが・・というお話です。

ストーリーは、杏奈とその家族が生きている現代と、ワタル君がドラマ撮影中だった73年が交互に語られます。なのでいじめや受験といった現代の事情と、なつかしい昭和の両方が描かれています。
作者さんが1963年生まれということですから、その前後数年に生まれた方にはとてもなつかしい雰囲気でしょう。映画「三丁目の夕日」にSF風味を加えた感じでしょうか。エピソードも小物もノスタルジー感満載の、正直言ってベタベタな感動作品ですが、後味もいいのでほのぼのと楽しめると思います。表紙になっている団地のY字型スターハウス棟と給水塔のジオラマがとてもいい感じです。
たんぽぽ団地のひみつAmazon書評・レビュー:たんぽぽ団地のひみつより
4101349371
No.8:
(4pt)

シゲマツ作品史上、もっとも幸福なエンディング!

帯に「シゲマツ作品史上、もっとも幸福なエンディング!」と、あるように、ご都合主義だろうがSF設定が矛盾してようが、強引に幸せなエンディングに突き進んでいく物語。

だってお話なんだもの。絵空事なんだもの。

この強引さに馴染めない人もいるだろうけど、私はすっかり重松清の罠に誘い込まれ、おデブでダメダメな純平とプライドの高いカノンの頑張りに泣かされました。

重松清の作品には欠点があるけど愛おしい人間がたくさん登場しますが、登場の瞬間に涙ぐんでしまいます。それで活躍の場面では落涙。

この涙はとても清々しい。(清だけに)
たんぽぽ団地のひみつAmazon書評・レビュー:たんぽぽ団地のひみつより
4101349371
No.7:
(3pt)

最後がグダグダ

今、50代以上の人が読むと懐かしい感じ。団地に住んでたことある!・・・みたいな人ならもっと懐かしいかも。

 タイムスリップものを重松清が書くとこういう感じになるんですね。でも、ちょっと下手かも。余り論理的じゃない。

 最後の場面は盛り上がるところなのに、ただグダグダしてるだけみたいな。でもこの場面、映像にすると映えるかも。映画化希望!
たんぽぽ団地のひみつAmazon書評・レビュー:たんぽぽ団地のひみつより
4101349371
No.6:
(5pt)

小松亘監督が長い沈黙を破って制作する新作は何とあのドラマの41年後の続編!

1973年、つぐみ台三丁目団地のスターハウス棟を舞台としたSF少年ドラマ『たんぽぽ団地の秘密』がTV放送された。
 その時に主役を演じていた小松ワタルは現在は俳優を引退し、売れない映画監督となっていた。
 監督は思い出の団地が取り壊し間近なのを知り、視聴率低迷のために不本意に終わらされたドラマの41年後を描く続編の制作を企画する……!
  
 重松清さんって、こんな筒井康隆のような作風の作家だったのでしょうか。
……と思ってもう一度プロローグを読むと、本作の構造が何となく分かったような気がします。
 いやカントク、素晴らしい続編映画ですね。この映画、見たいです!
 失礼ながら今までずっと下積みだった小松亘監督がいきなりはっちゃけて“狂い咲き”して綿毛をまき散らしているような映画です。これで枯れてしまっては元も子もないのでこれをきっかけに破竹の勢いでブレイクして頂きたいものです。
たんぽぽ団地のひみつAmazon書評・レビュー:たんぽぽ団地のひみつより
4101349371
No.5:
(5pt)

不幸ネタが少なくてgood!

映画になればすごい感動すると思うし、読んでても最後の方は鳥肌が立った。重松にしては、珍しく救われるのがいい。
たんぽぽ団地のひみつAmazon書評・レビュー:たんぽぽ団地のひみつより
4101349371



その他、Amazon書評・レビューが 9件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク