百年の子



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初公開日(参考)2023年08月
分類

長編小説

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百年の子

2023年08月04日 百年の子

昭和~令和へ壮大なスケールで描く人間賛歌 人類の歴史は百万年。だが、子どもと女性の人権の歴史は、まだ百年に満たない。 舞台は、令和と昭和の、とある出版社。コロナ蔓延の社会で、世の中も閉塞感と暗いムードの中、意に沿わない異動でやる気をなくしている明日花(28歳)。そんな折、自分の会社文林館が出版する児童向けの学年誌100年の歴史を調べるうちに、今は認知症になっている祖母が、戦中、学年誌の編集に関わっていたことを知る。 世界に例を見ない学年別学年誌百年の歴史は、子ども文化史を映す鏡でもあった。 なぜ祖母は、これまでこのことを自分に話してくれなかったのか。その秘密を紐解くうちに、明日花は、子どもの人権、文化、心と真剣に対峙し格闘する、先人たちの姿を発見してゆくことになる。 子どもの人権を真剣に考える大人たちの軌跡を縦糸に、母親と子どもの絆を横糸に、物語は様々な思いを織り込んで、この先の未来への切なる願いを映し出す。 戦争、抗争、虐待……。繰り返される悪しき循環に風穴をあけるため、今、私たちになにができるのか。 いまの時代にこそ読むべき、壮大な人間賛歌です。(「BOOK」データベースより)




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百年の子の総合評価:9.33/10点レビュー 21件。Aランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.21:
(5pt)

私は好きです。一気に読みました。

令和の個所は薄っぺらく、誰にも共感できないですが、昭和の個所は面白くあっという間に読み終わりました。
最初の「令和三年春」で読む気を失せる人もいるかもしれませんがそれを耐えて昭和に入ると引き込まれるのでとりあえず昭和までは読み進めてほしいです。

子供の歴史が100年というような壮大なテーマはこの本からはあまり読み取れませんが、小説としては読みやすくお勧めです。
百年の子Amazon書評・レビュー:百年の子より
4093866864
No.20:
(1pt)

正直微妙

小学館の社史の引き写し、どこかで読んだような陳腐な戦中描写、手塚治虫の既によく知られたエピソード、スペル星人にまつわる新味のない話、出版業界のつまらない内輪の話などが足早に(本当に足早なのだ)羅列され、そこにご都合主義な薄っぺらい人間ドラマらしきものがまとわりついてるだけ。この薄さは同じ小学館の「美味しんぼ(食い物の蘊蓄にしか興味が無いくせに、それを糊塗するためにしょうもないドラマを噛ませる)」にも通じる。かつて日大創立百年記念の「マイフェニックス」というクソ映画があったが、この小説は小学館版のそれである。なんて言ったら言い過ぎか。
百年の子Amazon書評・レビュー:百年の子より
4093866864
No.19:
(5pt)

確かに生きた証を読む。

行き詰まってるいる事があった。

そんな時
この作品に出逢えた。

震える思いがした。

私自身が、
今忙しない中、
葛藤とともに働く
労働者である1人の女性として。
胸に響くものが
あまりにも大きくて。
大きくて。

熱いものが込み上げた。

一つひとつの物語が
繋がる循環と感動。

素敵な作品。

この作品の
生みの親である
著者さんに心から感謝したい。
百年の子Amazon書評・レビュー:百年の子より
4093866864
No.18:
(5pt)

聞き終えて、読みたくなった

オーディブルで聞きました。石田ひかりさんのナレーションは秀逸でした。男性のセリフを男らしい声に変えることなくそのまま読んでいるのに、ちゃんと男性として聞こえてくるのは流石だと思いました。
主人公が現状を嘆きウジウジするシーンが長いのは、同著者の「マカン・マラン」と同じで、作者の好むスタイするなのだろうなと思いました。ただしウジウジシーンが長すぎて苛つきました。
戦中・戦後の雑誌づくりという題材から伊吹有喜の「彼方の友へ」を彷彿とさせ、会社の周年記念誌を作るところから過去に遡る手法は原田マハの「翼をください」を思い起こさせました。
しかしストーリー展開は素晴らしく最後まで飽きさず興味を引っ張ってくれました。著者の力量を感じました。また著者が膨大な資料と取材を重ねて書き上げたのが物語全体から感じ取られました。
オーディブルで聞き終わったので、今度は文字で読んでみたいと思います。
百年の子Amazon書評・レビュー:百年の子より
4093866864
No.17:
(5pt)

とにかく読んで!

読めばわかります。
「小学○年生」…誰もがお世話になった、でも、たわいのない学年雑誌。
その生い立ちと、その背景に生きた人々の、人生の壮大さ。
素晴らしい取材力と、人間味あふれる筆致に、一気読みでした。
とにかく読んでみてください!
百年の子Amazon書評・レビュー:百年の子より
4093866864



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