風に立つ



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    風に立つ (単行本)
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    初公開日(参考)2024年01月
    分類

    長編小説

    閲覧回数2,453回
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    風に立つ (単行本)

    2024年01月10日 風に立つ (単行本)

    問題を起こし家裁に送られてきた少年を一定期間預かる制度ーー補導委託の引受を突然申し出た父・孝雄。南部鉄器の職人としては一目置いているが、仕事一筋で決して良い親とは言えなかった父の思いもよらない行動に戸惑う悟。納得いかぬまま迎え入れることになった少年と工房で共に働き、同じ屋根の下で暮らすうちに、悟の心にも少しずつ変化が訪れて……。家族だからこそ、届かない想いと語られない過去がある。岩手・盛岡を舞台に、揺れ動く心の機微を掬いとる、著者会心の新たな代表作!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.67pt

    風に立つの総合評価:7.59/10点レビュー 29件。Bランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全3件 1~3 1/1ページ
    No.3:
    (3pt)

    風に立つの感想

    柚木裕子を期待して読んでいたので肩透かしにあったようだ。
    半分読んだら後は惰性。
    登場人物に魅力がなく 最後まで何もないに等しい。
    父と子 親子 友人 仲間 親方
    いろいろ書いていますが
    薄いです。

    jethro tull
    1MWR4UH4
    No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (7pt)

    風に立つの感想

    親子の葛藤を描いた作品。
    完全なるノンミステリー。著者のイメージからミステリーを期待したい方は、パスしてOK.
    でも読んで損はない。読後感はとてもよろしい。

    物語は、補導委託で問題少年を受け入れた南部鉄器工房の親子と工房の職人、そしてその少年を中心にして話が進む。
    工房の息子が父に思うわだかまり。少年の心のわだかまり。さらに少年の両親の思いと工房の父の思い。これらが徐々に明らかになり、ほぐれていく。

    話は淡々とゆっくり進む。さほど大きな事件が起こるわけでもない。エンタメ感は一切期待してはいけない。
    面白さを求めるのではなく、感動・感情の揺れを味わいたい。そういう作品であった。

    惜しむべきは、南部鉄器を育んだ岩手の風土、自然、季節の変化などの言及が物足りない。唯一「チャグチャグ馬コ」については、興味深く読めた。
    工房で仕事をした少年が南部鉄器に何を感じたのか、ここへの言及はあっても良かったのでは。
    それらがマイナス評価。この辺りを十分に書き込み本書のテーマと融合させたら、より重厚な一冊となっていたのでは、、、

    よって、アマゾン評価の5点には届きませんでした。4の下で、7点です。

    マッチマッチ
    L6YVSIUN
    No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (10pt)

    風に立つの感想

    南部鉄器の工房に補導委託で送られてきた少年と工房を営む親子と職人たち。彼らを通じて感じたのは親子、家族のあり方。工房の親子もそうだし、少年の両親とも、親子とは?家族とは?を著者はうまく感動的に描いてくれました。
    これまで重厚なミステリを読ませてくれてきた著者だが、異なる形で胸に残る感動作を与えてくれた。その力量には恐れ入ります。今後もこのような感動への期待度がまたアップしました。

    本好き!
    ZQI5NTBU
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.26:
    (5pt)

    人として何が大切かを考えさせられました。

    深夜に一気読みしました。主人公は、南部鉄器の親方と弁護士で非行少年の父親の二人なのだろう。その生い立ちから深く傷つき、不器用で子供に上手く向き合えない二人の再生なのだろう。親方は、最後に友人の話に仮託してその生い立ちと何が人間に取り大切かを語り、語ることで、家族との関係も回復していく。自己犠牲までは無理でも、家族を大切にして少しでも社会に貢献して行こうとする姿が人間に取り大切であることを語っているのであろうか。
    風に立つ (単行本)Amazon書評・レビュー:風に立つ (単行本)より
    4120057283
    No.25:
    (1pt)

    面白くない

    内容が浅過ぎてつまらないのでお勧めしない
    風に立つ (単行本)Amazon書評・レビュー:風に立つ (単行本)より
    4120057283
    No.24:
    (5pt)

    感情揺さぶる素晴らしい話

    周りの方のサポートを受けて主人公や補導少年の成長していく姿に旨を打たれます。
    これまで親から自分も選択肢を十分に与えられてきたな、と感謝の気持ちをまた反面、子供にもしっかりと受け継いでいきたいと心から考えました。素敵な本を書いていただき、感謝申し上げます。
    風に立つ (単行本)Amazon書評・レビュー:風に立つ (単行本)より
    4120057283
    No.23:
    (5pt)

    読み進むにつれて、登場人物の言葉にじわっと涙がでてくる。

    なぜ孝雄は、補導委託を引き受けたのか。終盤でその答えが明かされるのだが、補導委託の少年をめぐって親の思い、家族の形などについて、職場の同僚などの言葉が感動を呼ぶ。孝雄が、アルバイトの八重樫が、職場の先輩の健司が、同業者の会長が、居酒屋のママが、当初は孝雄の思いが判らない悟に語り掛ける。どれも心に残る言葉で、思わず書き留めてしまったほどだ。うなづきながら、また涙しながら終盤のエンディングを迎える。感動の大作で、何度も読み返したくなる。柚木裕子の作品はほとんど読んでいるが、涙を誘う作品は初めて。お勧めする。
    風に立つ (単行本)Amazon書評・レビュー:風に立つ (単行本)より
    4120057283
    No.22:
    (3pt)

    ガスが抜けたような展開

    補導委託というテーマも目新しく、少年が伝統工芸の一家と関わりどう展開されるのかと途中までは期待が大きい。

    しかし読み進めていくうちに、せっかくのテーマの家族関係もよくある話に収まってきて、ガス爆発の少年の息苦しさも平凡な模様となっていく。
    著者の作品としては、すべて表面的というかどこかで聞いたような話で心情描写もありがち。

    作品として面白さがないとまでは言わないけど、本当に柚月さんの作品なのかと思ってしまう。
    人間の描き方がいつもと比べて分かりやすすぎる。
    風に立つ (単行本)Amazon書評・レビュー:風に立つ (単行本)より
    4120057283



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