二人キリ



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初公開日(参考)2024年01月
分類

長編小説

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二人キリ

2024年01月26日 二人キリ

その女は愛する男を殺し、陰部を切り取り逃亡した―― 脚本家の吉弥は、少年時代に昭和の猟奇殺人として知られる「阿部定事件」に遭遇。 以来、ゆえあって定の関係者を探し出し、証言を集め続けてきた。 定の幼なじみ、初めての男、遊郭に売った女衒、更生を促した学校長、被害者の妻、そして、事件から三十数年が経ち、小料理屋の女将となっていた阿部定自身……。 それぞれの証言が交錯する果てに、定の胸に宿る“真実”が溢れだす。 性愛の極致を、人間の業を、圧倒的な筆力で描き出す比類なき評伝小説。 作家デビュー三十周年記念大作!(「BOOK」データベースより)




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二人キリの総合評価:9.40/10点レビュー 10件。Aランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.10:
(4pt)

終章で救われた。

阿部定事件を吉弥という吉藏の息子が語るという物語。
残念ながら吉藏が殺されなければならなかった事について理解しきれなかった。
また、吉弥の父を殺した女に対する感情はもっと複雑であろうと思うのだが、そこも物足りない。

証言という形で展開される物語は生々しく迫力があり惹かれた。
村山さんの性描写はこれでもかと言うほどで、女性でありながら流石プロ。

終章が良かった。
読み進んでいくうちにかなり感情を揺さぶられるが、それを穏やかに凪のようにフェードアウトしてくれてほっとする。

村山さんのラジオでの優しい語り口とのあまりのギャップに戸惑う。
二人キリAmazon書評・レビュー:二人キリより
4087718557
No.9:
(4pt)

昭和を書ききる本気度

「風よあらしよ」の伊藤野枝に続く
阿部定 の評伝小説
次は金子文子を書いて
アナ-キ-三部作とする構想があるようで
村山由佳の本気度が窺える一冊だった
二人キリAmazon書評・レビュー:二人キリより
4087718557
No.8:
(4pt)

感動しました。

阿部定事件の回顧とともに愛の形にも色々あり、本物の愛が何かを考えさせられる内容でした。
二人キリAmazon書評・レビュー:二人キリより
4087718557
No.7:
(5pt)

本書のあまりの衝撃に僕は出張先で知恵熱がでて丸一日寝込んでしまった

アナーキスト伊藤野枝の「風よあらしよ」が「赤い鈍器」なら、阿部定事件の「二人キリ」は「蒼い牛刀」。。。
阿部定にかかわった人々の証言からサイドストーリー的な立体感で阿部定の心情を浮き彫りにする冷静な手法は確かに蒼だけど、中の情熱と愛情は赤い。真っ赤なブルーだ!この本を読んで、あまりの衝撃に僕は出張先で知恵熱がでて丸一日寝込んでしまった。まだ余韻が冷めないので、書評はもっと冷静になってから追加予定。
二人キリAmazon書評・レビュー:二人キリより
4087718557
No.6:
(5pt)

声が聞こえ匂いが漂うな小説

女性目線からでも男性目線からでもこんな面白い小説は類を見ない。
声が聞こえ匂いがしてきそうな感覚小説。¥2100は安い!
二人キリAmazon書評・レビュー:二人キリより
4087718557



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