ジェンダー・クライム



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初公開日(参考)2024年01月
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長編小説

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ジェンダー・クライム

2024年01月15日 ジェンダー・クライム

誰もが容疑者。誰もが当事者。 性にまつわる犯罪……ジェンダー・クライムは連鎖する。 土手下に転がされていた男性の遺体。 暴行の痕が残る体には、メッセージが残されていた。 「目には目を」 なんと男の息子は、3年前に起きた集団レイプ事件の加害者だった――。 次々現れる容疑者、そして新たな殺人。 罪を償うべきは、あなたかもしれない。 天童荒太の原点回帰にして、記念碑的作品!(「BOOK」データベースより)




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ジェンダー・クライムの総合評価:7.41/10点レビュー 17件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ジェンダー・クライムの感想

「ジェンダー・クライム」直訳すると、男女にかかわる犯罪ということですか。
本書は、昨今のジェンダー問題を扱った社会派警察ミステリーである。
著者のあとがきによると、『永遠の仔』を書いた20数年前の当時では書けなかったジェンダーにまつわる様々な課題を今回本書で届けた、ということらしい。

数年前に起こった集団レイプ事件。これをベースに、さまざまな出来事が発生する。殺人・虐待・DV・家出・・・さらにはセクハラまで。どれもにジェンダーが関わっている。
また、日常生活におけるジェンダー格差。男女間の意識差。性差に関する文化の習熟度。こうした話題までも散りばめられ、まさに多種多彩である。悪く言えば総花的か。
結局それも、あとがきに書かれていたように著者が最も意図したかった事であろう。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

性犯罪者を産んでるのは誰か、無知・無自覚は免罪符なのか?

2022〜23年に雑誌連載された長編小説。著者の出世作「永遠の仔」から25年、時代と社会の意識変化を反映した社会派ミステリーである。
暴行殺害された中年男性の遺体には「目には目を」というメッセージが残されていた。しかも被害者は、3年前に集団レイプ事件を起こした少年の一人の父親だと判明。当然のこととしてレイプ被害者の家族、加害者仲間の少年たちが容疑者と目され警察は監視、証拠固めを進めるのだが、事件の筋を読みきれないうちに次の殺人が起きてしまった。
タイトルから想定できるように性犯罪の加害、被害の問題を追及するストーリーで、犯罪を犯したものの罪はもちろんだが、犯罪者を誕生させた社会が根源的に持ちながら一向に改善されようとしない無知、無自覚を鋭く突き、読者に深く考えさせる。実際に起きたあれやこれやの事件を想起させるエピソードが多く登場するのもリアリティを高めている。ジェンダーという言葉さえ使われていなかった25年前から社会はどれだけ進歩できたのか、ただ年月が流れただけなのか、著者の問題提起が強く印象に残る作品である。
「永遠の仔」が面白かった人はもちろん、天童荒太のファンには絶対のオススメだ。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.15:
(3pt)

捻りがない

著者の作品好きだから期待しながら読んだけど、読み進めるうちに少しずつ違和感。
単調というか、こんなあっさりと進むのという感じ。
ラストは見方によっては新事実ということで面白く感じる人もいるかもだけど、今までの伏線もなく突然の展開が明らかになるだけで、都合がよすぎる。
タイトルから想像できる内容もあるけど、ジェンダーの扱いもイマイチ。
ジェンダー・クライムAmazon書評・レビュー:ジェンダー・クライムより
4163917942
No.14:
(5pt)

良い作品でした。

天童荒太さんのファンの一人です。
この作品も登場人物が個々に抱える心の傷など、読んでいても切なくなる気持ちにもなりますが、読み終えるとスッキリした気持ちになりました。

また次回作をたのしみにしたいです。
ジェンダー・クライムAmazon書評・レビュー:ジェンダー・クライムより
4163917942
No.13:
(1pt)

夫妻呼称いまさら

もう20年以上前からネットで話題になっている夫妻の呼称を今更問題提起?
呼び方を訂正する場面が何度も出てくるが、正直うざい。ネットで見飽きている内容そのまま。
登場人物の名前も覚えにくいし、会話もつまらない。
これまでの作品がよかっただけに残念。
ジェンダー・クライムAmazon書評・レビュー:ジェンダー・クライムより
4163917942
No.12:
(4pt)

面白かった

さくさくと読み進められます。天童氏らしいテーマと作品でした。
ジェンダー・クライムAmazon書評・レビュー:ジェンダー・クライムより
4163917942
No.11:
(5pt)

丁寧さ

丁寧さが伝わりました。
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