ムーンナイト・ダイバー
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ムーンナイト・ダイバーの総合評価:
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東日本大震災の被害を受けた街、そこの海に潜り失われた思い出の品々を探すダイバーのお話。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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がとてもいいです。これから潜る前の主人公の後ろに、一瞬目見えない何かの力が宿っている感じが好きです。 話の進め方として作者の意図でなんとなく落ちがわかってしまう作法なのかな? そこがつぼなのか?いや自分はもう少し落ちを混乱して瞑想?したい人には少し物足りないのかな?私はそれもいいと思う。色んな作家さんがいるので。読んでみて、とても読者を大切にする真面目な作家さんなのだろうと思った。目に見えない、不思議な力に助けられ、自分もその力によって今日いきている、この間360度目が回って、地球じゃなくて本当の宇宙は自分が回転している、これは?自転?と思ったけどあぁなると日常の意味が突然全く無くなる。じゃないけど震災の時みんなほんとに怖かっただろう。自分の力で生きてるなんて思えなくて当然だろう。たぶん、残り時間の少ない私はいつもそう思って祈って働いております。今日もみなさん一日お元気で。 | ||||
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天童荒太らしさが随所に出た作品。心に響きます。 | ||||
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天童荒太さんは好きな作家の一人で、『家族狩り』『永遠の仔』『悼む人』など既に読み、感銘を受けてきました。しかし、この作品に関しては何も心に残るものはありませんでした。主人公の舟作、妻の満恵、姪の麻由子、仲間の文平、依頼人の珠井、会員の透子、その他おおぜいの人々が登場しますが、いずれも表面的にさらっと描くだけで共感することも感情移入することもできませんでした。私の思慮が浅いせいもあるかもしれませんが、そもそもこの作品が何を訴えたかったのか、最後までテーマが分かりませんでした。他の方のレビューを拝見するとおおむね高い評価のようですが、東日本大震災を素材にした小説であるというだけで不要に高く評価しているような気がしてなりません。もし作者が天童さんでなかったならば最後まで読んでいなかったと思います。 | ||||
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舟作が子ども達に宝を求めて冒険する海賊の話をするシーンに涙しました。 震災で海に流された人々を悼むとともに残された人々は幸せに生きること事こそ、失われた命への誠実な祈りになるというあとがきも素敵でした。 | ||||
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何年か前に新刊で出てすぐ買ったが、今まで手が伸びなかった。 読むと重いことが分かっているからだ。 何人かそういう作家が居る。 高村薫と天童荒太の二人、もう一人付け加えるならば桐野夏生も。 なのに必ず長編の新刊が出ると買ってしまう。 で、読み始めるまでに時間がかかってしまう。 本作も重いテーマだ。 東日本大震災の津波で海に引き込まれてしまった遺品を、頼まれて潜水して探すダイバーの話である。 いろいろと制約があり、取り決めもある。 その中で、鬱屈したものが性的衝動へとつながっていく描写には説得力もある。 ただ、天童荒太にしては、読後感はそれほど重くはなかった。 それがよかったような、物足りないような・・・。 複雑なのであったw | ||||
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