方舟を燃やす



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初公開日(参考)2024年02月
分類

長編小説

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方舟を燃やす

2024年02月29日 方舟を燃やす

オカルト、宗教、デマ、フェイクニュース、SNS。あなたは何を信じていますか?  口さけ女はいなかった。恐怖の大王は来なかった。噂はぜんぶデマだった。一方で大災害が町を破壊し、疫病が流行し、今も戦争が起き続けている。何でもいいから何かを信じないと、何が起きるかわからない今日をやり過ごすことが出来ないよ――。飛馬と不三子、縁もゆかりもなかった二人の昭和平成コロナ禍を描き、「信じる」ことの意味を問いかける傑作長篇。(「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.23:
(1pt)

園花はなんだったのか?モヤモヤが残る

尻切れトンボのように物語終了。

全編を通じてみて、「デマや社会通念のようなものと、それを信じてしまう人の愚かさ、どうしょうもなさ」がテーマなのかなとは思ったが、物語としてみると園花についてあれだけ長々と引っ張ったのに、彼女の境遇については最後まではっきりと明らかにされず、消化不良だった。

最後の台風避難の時も、猫がいると木造の空き家に行くシーンを挟んだ意図がわからない。
ページを増すため?
なぜ空き家を訪ねるこのシーンを書いたんだろうか・・。アパートに園花を迎えに行って、そのまま避難所に行き、母親が後でひったくるように連れていった・・という流れで良い気がする。
木造空き家に寄り道するくだりで、私はてっきり園花の母親が産んだ赤子(見届け)なんかがそこから出てくるのかと思ったよ。。
方舟を燃やすAmazon書評・レビュー:方舟を燃やすより
410434608X
No.22:
(4pt)

信じるものを手放すことの難しさ

構成力のすばらしさ。
母親や子供や家族など、周囲の人物描写が地味に全体に聞いている。

時代的に昭和を知っている人はストーリーに入りやすいけど、若者としてはとっつきにくい部分がありそう。
何を信じて、どう判断するかということを問いかけている。
面白かったけど、万人受けするにはわかりにくいだろな。
方舟を燃やすAmazon書評・レビュー:方舟を燃やすより
410434608X
No.21:
(5pt)

生きるとはこういうこと

望月不三子の方により共感しました。一つの方針を持って生きていくことの困難さ、その先にあるものがよく描かれています。
方舟を燃やすAmazon書評・レビュー:方舟を燃やすより
410434608X
No.20:
(5pt)

小説に引き込む力がさすが

角田さんの小説は読み始めると止まらなくなる。本作も引き込まれました。
ふみこに感情移入して「うまくいきますように」と応援しながら、「根拠のないものに騙されやすい人」とうっすらバカにする気持ちが自分自身の中に存在していたことに、後半のセリフで気付きました。
おそらくニュースにはならない2人の人生を、ここまで面白く描けるの、すごいです。
方舟を燃やすAmazon書評・レビュー:方舟を燃やすより
410434608X
No.19:
(5pt)

普通って悲しいけれど、悲劇じゃない。

日本の高度成長期、バブル、昭和、平成、令和、__。
主人公二人が生きた、もしくは背負ってきた”普通”の幸せと、”普通”の不幸。それぞれの人生の交わりに、大きな意味はないけれど、描写を丁寧に多層的に重ねて、”普通”が活写される。だからこそ、大差なくあれは僕だ、僕らだった。そうであるから、登場人物たちをもれなく愛おしく思う。
普通って悲しいけれど、幸せなことでもあるのかもしれない。

--今日、読後二日目。この本を反芻するうちに、この本のおかげで、人に優しくなれそうな気がしている。
方舟を燃やすAmazon書評・レビュー:方舟を燃やすより
410434608X



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