方舟を燃やす
- オカルト (136)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
方舟を燃やすの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
尻切れトンボのように物語終了。 全編を通じてみて、「デマや社会通念のようなものと、それを信じてしまう人の愚かさ、どうしょうもなさ」がテーマなのかなとは思ったが、物語としてみると園花についてあれだけ長々と引っ張ったのに、彼女の境遇については最後まではっきりと明らかにされず、消化不良だった。 最後の台風避難の時も、猫がいると木造の空き家に行くシーンを挟んだ意図がわからない。 ページを増すため? なぜ空き家を訪ねるこのシーンを書いたんだろうか・・。アパートに園花を迎えに行って、そのまま避難所に行き、母親が後でひったくるように連れていった・・という流れで良い気がする。 木造空き家に寄り道するくだりで、私はてっきり園花の母親が産んだ赤子(見届け)なんかがそこから出てくるのかと思ったよ。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
構成力のすばらしさ。 母親や子供や家族など、周囲の人物描写が地味に全体に聞いている。 時代的に昭和を知っている人はストーリーに入りやすいけど、若者としてはとっつきにくい部分がありそう。 何を信じて、どう判断するかということを問いかけている。 面白かったけど、万人受けするにはわかりにくいだろな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
望月不三子の方により共感しました。一つの方針を持って生きていくことの困難さ、その先にあるものがよく描かれています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
角田さんの小説は読み始めると止まらなくなる。本作も引き込まれました。 ふみこに感情移入して「うまくいきますように」と応援しながら、「根拠のないものに騙されやすい人」とうっすらバカにする気持ちが自分自身の中に存在していたことに、後半のセリフで気付きました。 おそらくニュースにはならない2人の人生を、ここまで面白く描けるの、すごいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本の高度成長期、バブル、昭和、平成、令和、__。 主人公二人が生きた、もしくは背負ってきた”普通”の幸せと、”普通”の不幸。それぞれの人生の交わりに、大きな意味はないけれど、描写を丁寧に多層的に重ねて、”普通”が活写される。だからこそ、大差なくあれは僕だ、僕らだった。そうであるから、登場人物たちをもれなく愛おしく思う。 普通って悲しいけれど、幸せなことでもあるのかもしれない。 --今日、読後二日目。この本を反芻するうちに、この本のおかげで、人に優しくなれそうな気がしている。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 23件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|