森に眠る魚
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2007年〜08年、「小説推理」に連載された作品。現実にあったお受験殺人事件に触発されたと思われる、母親たちの不安な人間関係を描いたミステリー仕立ての心理劇である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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角田さんらしい本だな,という感想。けれど今回はママ友と受験。 人をとてもよく観察しているというより,人の心根を残酷に人間の嫌らしさ,嫉妬心をよく描かれている。こういう斜め目線が面白くてハマる。根本的な社交辞令や、歪んだ関係を書かせたら彼女は抜群に上手い。 | ||||
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終始、母親の心の問題で子供がないがしろにされてて、グロテスクさに笑うしかない。 お受験とかしてる母親はこういうもんなんだろう。 | ||||
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中高時代は所属するグループで、大学時代は就職先で、社会人になれば結婚するしない、結婚相手のスペックで、その後も子の有り無し、子の進学先などで…女性という生き物は多かれ少なかれ、仲良くしていても同性同士で比較し、無意識に優劣をつけてしまうところがあるかもしれません。SNSが発達した現代は、比較材料がいくらでも手に入ってしまいます。 でも、表向きは"わたし"より幸せそうに見える"あの人"を、本当に幸せと決めつけ羨む必要があるのか、女性としてそんなことを考えさせられる本でした。 それぞれが抱える事情など、他人には分からないものです。表面的な部分のみを見て比較し、焦ったり妬んだりすることがどれだけ愚かしいことか、改めて教えられたような気がします。 お子様のいるいないに関わらず、全ての女性におすすめしたい一冊です。 | ||||
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カバーも全体的に状態が良く、とても良い買い物が出来ました。これからもお世話になりたいと思っています。ありがとうございました。 | ||||
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かおりと千花は文京地区のお受験ママとして普通に存在する。 内心「こいつ」と思うこともあるだろうが実際は揉めない。 表層のプロというか、うわべを上手く見せかけることに長けている。 まゆこみたいな人とはそもそも交わらないし、打ち解けない。 容子の不器用な感じも、女の人のグループからは弾かれがちです。 瞳みたいな人は幼稚園にいます。実は宗教に没頭してます、みたいな 読解力不足で、後半錯乱状態になってるのが誰なのか分からなかった。 女の人、特に専業になって空洞化した母親同士のしょうもない友情ごっこと その心理描写のネガティブなところは、とてもよく描かれており 面白かったです。 | ||||
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