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森に眠る魚
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森に眠る魚の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全107件 1~20 1/6ページ
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角田さんらしい本だな,という感想。けれど今回はママ友と受験。 人をとてもよく観察しているというより,人の心根を残酷に人間の嫌らしさ,嫉妬心をよく描かれている。こういう斜め目線が面白くてハマる。根本的な社交辞令や、歪んだ関係を書かせたら彼女は抜群に上手い。 | ||||
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終始、母親の心の問題で子供がないがしろにされてて、グロテスクさに笑うしかない。 お受験とかしてる母親はこういうもんなんだろう。 | ||||
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中高時代は所属するグループで、大学時代は就職先で、社会人になれば結婚するしない、結婚相手のスペックで、その後も子の有り無し、子の進学先などで…女性という生き物は多かれ少なかれ、仲良くしていても同性同士で比較し、無意識に優劣をつけてしまうところがあるかもしれません。SNSが発達した現代は、比較材料がいくらでも手に入ってしまいます。 でも、表向きは"わたし"より幸せそうに見える"あの人"を、本当に幸せと決めつけ羨む必要があるのか、女性としてそんなことを考えさせられる本でした。 それぞれが抱える事情など、他人には分からないものです。表面的な部分のみを見て比較し、焦ったり妬んだりすることがどれだけ愚かしいことか、改めて教えられたような気がします。 お子様のいるいないに関わらず、全ての女性におすすめしたい一冊です。 | ||||
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カバーも全体的に状態が良く、とても良い買い物が出来ました。これからもお世話になりたいと思っています。ありがとうございました。 | ||||
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かおりと千花は文京地区のお受験ママとして普通に存在する。 内心「こいつ」と思うこともあるだろうが実際は揉めない。 表層のプロというか、うわべを上手く見せかけることに長けている。 まゆこみたいな人とはそもそも交わらないし、打ち解けない。 容子の不器用な感じも、女の人のグループからは弾かれがちです。 瞳みたいな人は幼稚園にいます。実は宗教に没頭してます、みたいな 読解力不足で、後半錯乱状態になってるのが誰なのか分からなかった。 女の人、特に専業になって空洞化した母親同士のしょうもない友情ごっこと その心理描写のネガティブなところは、とてもよく描かれており 面白かったです。 | ||||
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面白くて一気に読めますが、最後まで読んで最初の感想は「え?何?終わり?何?」でした。 一時的にメンタルにとんでもない異常をきたしたよ〜犯罪一歩手前だったよ〜犯罪犯すことになるかもしれないほど追いこまれるよ〜ということだったんでしょうか…。 よくよく考えると「身の丈に合った生活」だったのでしょうか…。 弱メンタルの人々が一つの幼稚園に集合し、小学校のお受験に翻弄される話しです。 全員が弱メンタル、人に左右される、自分の意見がない、夫が全く役に立たない…という四重苦+お金がない、自尊心の欠如などなど他の要因も重なります。 一つのグループに一人、二人こういうタイプは混じっているとしても、ここまでひどくはならんでしょうに。 こんなにも人に左右される人ばかりが母親だとするのは、あまりにバカにしすぎな気もします。 夫も稼ぐ以外は無能すぎ。そして子供の知能や適正など無視しすぎ。笑 世界の母親はこんなにバカばかりではありません。メンタルももっと強いでしょう。 実際にあった事件を連想させる内容ということもあり、ありえない話しではないのかもしれませんが、実際の事件にはお受験以外の側面が当然あったと思います。特に犯人のメンタルの問題が。 現実では、ここまで生活レベルの違う人たちが同じ私立幼稚園で一緒になることもあまりないのでは…とも思いますが、無理して通わせる人たちは辛いでしょうね。あまり無理せず、自分のできる範囲で…ということでしょうか。 子供ができたら一度私立幼稚園に入らせる前に読むと良いかもしれませんね。 身の丈に合った生活を送りましょう。 | ||||
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著者のいつもの饒舌が空回りしたような、作品 | ||||
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おもしろい。あっという間に読み進めた | ||||
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イヤスミが好きな人なら角田さんはおすすめ 読みやすい、誰もが経験したことのある胸のささくれなどが読みやすく書かれている | ||||
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角田さんの小説は全て読みたいです。 | ||||
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ストーリー、表現方法ともにありがちなやつ。 | ||||
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読みやすくて良かった | ||||
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最後まで一気に読んでしまった。丁度小学校受験の真っ只中ということもあり、それぞれの母親の葛藤が手に取るようにわかり、とてもリアルに感じた。と同時に、自分もこの母親たちのようにおかしくなっているのではないかと思う気持ちも生まれ、読み進めるにつれてどんどん苦しくなっていった。読み終えたときにはフルマラソンを走り切ったような胸の苦しさと動悸で相当な疲労感を感じた。 | ||||
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コロナの自粛時、夢中で一気に読めます。 | ||||
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角田さんの描く小説には、中毒性があると思う。人間の嫌なところ、醜いところを容赦なくついてくる。それはもちろん、私自身にもおそらく誰にでも身に覚えのある、できれば触れたくないような部分だ。したがって、読んでいて気分は良くない。動悸がしてくるような気さえする。でも、読みすすまなければならない。その登場人物が、どうなってしまうのか、知らずにはいられなくなる。壮絶な話でした。当分、頭の中でぐるぐるしそうです。 | ||||
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小学校のお受験は全く考えなかったので、母親たちの嫉妬、憎悪満載のこの小説は大変興味深いものでした。 音羽事件があった時、この辺に加害者が住んでいたら、事件は起きてないとママ友と話した記憶があります。 角田光代は、主婦の心理描写が上手いですね。坂の途中の家も、面白いです。 | ||||
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最初から頭の中でドラマのように女優さんをキャスティングして読み始めた。その方が読みながら映像化できると思った。繭子はショートカットで雑で若さと明るさと育ちの悪さ…そうだな、あの人。容子は真面目で地味目でKYで世渡り下手、あの人かな。千花は育ちが良くて裕福で明るく社交的で、あの人。瞳は真面目で背伸びしなくてある意味普通ででもホントはメンタル弱くて、あの人にしよう。かおりは少しみんなより年上の、品が良くてセンスのいいお金持ち、あの人。 その5人さえイメージできたら他の登場人物は顔なしで行けた。 あの事件をモチーフにしているとすると、犯人はこいつで被害者の親はこの人で…という像は見えてくる。しかし物語の中ではみんなそれぞれに狂気も秘めており、結局犯人は誰かは明確にされないまま終わる。よもや犯人はこの中にはおらず、数年後みんな前向きに生きているという終わり方なので、良かったような、すっきりしないような、どこからどこまでが夢なのか、変な気持ちのまま読者は置いていかれる。 物語としてはとても読ませ方がうまく引き込まれる。ページをめくる手がとまらなくなる。久々に角田光代読んだが読書する楽しさを感じたのも久しぶりだった。それだけに最後ちょっとモヤッとする。 | ||||
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ミステリーかと思い手にしたがミステリーではない。たださすがは八日目の蝉が映画化されただけあって、人間の感情起伏を描く様は秀逸。母親たちの起承転結が見事に現された作品。私は誰に当てはまるのだろうと思いながら読み進められた。千花かな?容子かも、まさか繭子ってことは、なんて思い描くのも一興かも。 | ||||
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『不潔』『醜悪』といった部分の表現が見事で、その汚らしい部屋の様子や表情、思考が、目の前に鮮明に広がる。 最終章の手前では、読むのをやめてしまいたい程つらかったけれど、最終章、彼女たちは『頑丈な日常』の中で、行く手を塞いでいた得体の知れない暗闇の中から、僅かに開けたそれぞれの道筋を見つける。 それは救いという程ではないのだけれど、『終わらない世界』を、彼女たちが続けていく為の拠り所のようなものなのかも知れない。 | ||||
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文京区幼女殺人事件をモデルにした小説。 幼稚園 小学校 子供が小さいからこそ、親のなりふりが影響してしまう お受験戦争 いや、近頃は大学、就職もそんな色をなしてきたのか? 女の弱さ、男の狡さが これでもか、これでもか と出てくるので 読んでいてナカナカ辛かった | ||||
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