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森に眠る魚



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【この小説が収録されている参考書籍】
森に眠る魚

森に眠る魚の評価: 3.87/5点 レビュー 107件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全107件 21~40 2/6ページ
No.87:
(5pt)

女の狂気

現在、半分を過ぎたところです。

友人が読んでおり、ずっと気になっていました。
登場人物が多いことは聞いていたので、5つの家族の名前をふせんに書いて表紙に貼り、分からなくなったら見るようにして覚えました。

とにかく怖い、の一言です。
付き合いが深くなればなるほど、5人それぞれが不安を抱いていく様が恐ろしい。

私もまさに今、幼稚園年中の子供がいる母親です。
読む度に後味悪く、しばらく嫌な気分が続きます。
でも、続きが気になって気になって…(笑)

女っていくつになっても群れたがるし、いくつになっても誰かと比べたり、羨んだり、憎んだりする生き物です。

自分もそうであったように、ずっと同じ人とずっと同じ付き合いなんて、到底無理です。

私自身人付き合いが苦手なこともあり、出産後〜現在も特定のママ友はおらず、幼稚園のお母さんたちとも深くは付き合っていません。
家の行き来や、お泊まり会、休日は有料施設に行ったり…楽しそうだなとは思いますが…

幼稚園、小学校、中学校…どこまで一緒になるか分からないし、深く知るのが怖くて…

でもこの本を読むと、本当にそうして来て良かったと実感することばかりです(^◇^;)

自分は自分。うちはうち。よそはよそ。

一体、子供のためなのか・自分のためなのか、子供の模範となる親が見失ってはいけない。

読む度、自分もこの5人の中に入り込んだようにモヤモヤします(笑)
最後がどうなるのか…知るのが恐ろしいですが、早く読んでラストを知りたい〜〜!
森に眠る魚Amazon書評・レビュー:森に眠る魚より
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No.86:
(3pt)

子供は単なる道具

結局のところ、お受験等は母親のママ友に対する見栄の道具でしかなく、本当に子供を思ってのことではないということがわかりました。
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No.85:
(5pt)

ママとは。わたしとは。子供とは。

この本、子持ちの人は特に面白いのではないでしょうか。細かい描写がいちいちすごい。
角田さんは、すごい。
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No.84:
(4pt)

そもそも好きなんだけど、

女だなぁ〜と思った!まだ子供はいないけど、ママ友作るのこわくなった。
でも角田光代さんの実際の事件を題材にしたお話はおもしろいからすき!
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No.83:
(1pt)

つまらない

皆レビューに書いてる通り、登場人物が誰が誰かわからなくなる。
読み始めたからには最後まで読みましたが、話が浅かったです。お金を出して嫌な気分になることはない。
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No.82:
(4pt)

それでも世界は美しい。

私は誰? 私を見て! 私は、○○さんの奥さん、◎◎ちゃんのママという前に、✩✩という名の一人の女です。 私は、誰かのモノじゃないのよ。

私の居場所はどこ? 私が、私らしくいられない、我慢を強いられる。 なぜ、私だけが苦しまなければいけないの? 誰かと比較するから、余計に辛くなる。 貴女は、貴女のままで素晴らしい。 我慢は美徳ではないし、我慢からは恨みしか生まれない。

そんな闇の奥に隠れたのも、そこから出るのも自由なのに、何かが邪魔をする。 このグループから卒業したら、一人ぼっちになっちゃうような不安、恐れにさいなまれ、好い人を演じようとする一方で、本来の自分からかけ離れた場所にいる違和感に襲われる。 

誰か助けて! 心の叫びだけが空しくこだまする。 心が壊れる前に、今までの私に、“さよなら”します。 よく頑張ったね。 ありがとう。
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No.81:
(1pt)

登場人物が多いしコロコロ替わるので途中読み返さないとあれ?これは誰だっけ?どの人だったかなとわけがわからなくなりました。たらたら長くあまり面白くなかったので途中何度も読むのをやめてしまい読み終えるのにすごく時間がかかってしまいました。
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No.80:
(4pt)

面白いけど、あと味がわるい。

まさに、森に迷いこんだ場違いな魚がどっちにいっていいかわからず、その姿は母に助けを求め泣いている幼子のようなママ友達のストーリー。
やめて、やめてと思いながらついつい読み進めきがつけば読み終わる。その後はなんとも、言えない気持ちになります。
うちの妻もこんな風に嘘をついたりはぐらかしたりするのかと思い聞いてみるとただ薄く微笑みはぐらかされました。
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No.79:
(3pt)

同じ母親として気分悪い

5人の母親が出て来るのですが、そのうちの二人は虫酸が走るほど。読んでる間イライラしてきました。
夜11時に電話しようとする常識のなさ、いちいちお金を請求しようとする守銭奴、実際いるのかわからないですけど、本当に近いところにいたら恐ろしいと思いました。
自分も母親として興味から読みましたが、
モヤモヤとした終わり方だし、読みながらイライラ、気分が悪くなる本です。
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No.78:
(4pt)

世の男性は読むべし。特に嫁がいる方はぜひ!

登場人物の名前がなかなか覚えられないので星一つ減。これは男の人の方が面白く読めると思います。女性同士って何かと面倒くさいとされる理由がこの本で初めてわかった気がする。最後モヤっとする終わり方なので、すぐウィキをチェックしないと評価がわかれますので注意です。実名報道してないから配慮してモヤ終わりにした部分もあると思います。ウィキ確認終わりで星4つ。さ、嫁ハグして寝ます笑
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No.77:
(1pt)

時間とお金の無駄でした。

登場人物が覚えられないし、感情移入もできない。
前に戻って誰だったか読み直すのも億劫になるほど魅力のない人物たち。こどもたちを含めて。

ドラマにするために、脚本にしやすくするために、書いたのかと思いながら読んでいました。

この作者は子供を育てたことがないんだろうなあ、と(ただの推測です。間違っていたらごめんなさい)、この反応はナイダロウ感を持ちながら、本を買って損したと思ったのは久しぶりだなあ、と、ページをめくる手を進めておりました。
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No.76:
(2pt)

登場人物の繭子が……

個人的には繭子のキャラクターが大の苦手です。
主要な登場人物5人の女性、それぞれイヤなところはありますが「イヤなヤツだなぁ」と笑い飛ばすことが出来るのですが、繭子だけは笑えませんでした。馴れ馴れしくて厚かましいところはまだ良いんですが、瞳の娘に怪我をさせた件がもう……!! 後味悪過ぎます。あと、ちょっと同じことの繰り返し(登場人物たちの過去の話や性格的なことなど)が多くて飽きました。私はこの手のドロドロ人間関係の小説は嫌いなのだなぁーということがはっきりわかりました。
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No.75:
(4pt)

怖さもありながら絶望でもない

よくありそうなシチュエーションだけど、最初皆が自分自身が変わっていくことに気付いていないというところがおもしろい。角田さんだから読ませるという感じ。最後は少しは安心できるところも残る。
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No.74:
(5pt)

最後まで飽きずに読み切りました!

前半はとにかく登場人物+その子供の名前が覚えられず何度も戻って読み返してましたが、誰のキャラクターも「分かる!分かる!」ととても面白く読めました。

中盤からは歯車が食い違いだし、後半で犯行が起き始め、こんなに厚い文庫本を読んだのは初めてですが一度も飽きる事なく読めました。
長いとどうしても途中ダラけてしまったりして、最後まで読みきる事も少ない私ですが最後までワクワクしっぱなしでした。

30代の独身女の私ですが、友達からママ友の話はたまに聞いてましたが。
…うん、怖い。
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No.73:
(4pt)

面白かったです☆

登場人物がちょっと多いので最初人物がごちゃごちゃしてしまいますが、段々それぞれお互いに本性が出始め、不満が出てくるあたりが想像したドロドロで面白かったです、読んでいくと気持ちが暗くなっていきますが。。笑
読みやすいです!
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No.72:
(4pt)

「ママ友」間の心理の機微を扱い、次第に疑心暗鬼に陥る過程が息苦しい程に読む者に迫って来る秀作

所謂「ママ友」間の心理の機微を扱った重厚な作品。東京の文京区で起こった幼女殺害事件をモデルにしている由だが、そこに至るまでの母親達の心理過程・葛藤を(想像として)緻密に描き出している。「小学校"お受験"」が1つのテーマとなっていて、母親達が疑心暗鬼となる上手い理由付けになっている。

所詮、人間毎に価値観は異なり、「自分は自分。他人は他人」と割り切るしかないのだが、そうして客観的に物事を見られない状況を作者は巧みに作り出している。母親達のある言動に対する受け止め方の"ズレ"の描写が巧く、その積み重ねで、始めは仲良しグループだった「ママ友」達が、次第に疑心暗鬼に陥って行き、最終的には殺意さえ抱く過程が息苦しい程に読む者に迫って来る。作中で、「ノストラダスムの予言」が言及され、これが作者自身による本作の解題ともなっている。即ち、("お受験"の失敗等で)「世界の終り」がやって来たと思ったとしても、過ぎてしまえば、また普通の日がやって来るという作者らしい前向きで暖かな姿勢である。

代表作「八月の蝉」の様に設定が特殊でないだけに、より多くの読者が共感出来る作品に仕上がっているのではないか。同時に、設定が特殊でないだけに(子育ての難しさを体験済みの読者も多いだけに)、作者の筆使いもより丹念になっていると思う。多くの方に一読をお薦めしたい秀作だと思った。
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No.71:
(5pt)

自分の醜い部分に焦点が当たる作品

お受験やママ友の世界だけではなく、女が複数人集まれば全ての世代に起こり得る話。
特別キャラが濃すぎず、どこにでも普通にいるような登場人物ばかりなので、余計にリアルです。
誰にも語れないような自分自身の中にある醜い部分を、見事に第三者の目線で読ませて(気づかせて)くれる作品。
自分への戒めとして、時折読み返してみたい作品です。
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No.70:
(5pt)

良かったです

私も主婦として、また子育てしておりますので、この本の内容は大変感慨深い物がありました。親というものは、子どもの事となると、こんなにも周りが見えなくなってしまうものかと、考えさせられました。私の身近にはこのような事は起きませんでしたが、いろんな種類のお母さんがいることは確かです。
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No.69:
(4pt)

おもしろいけどモヤモヤ。

アメトークで紹介されていたので購入に至りました。事実を基にした小説なので見ごたえあり一気に読破してしまいましたが、最後にオチがないので腑に落ちないモヤモヤした感じが残ってしまいました。
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No.68:
(4pt)

終盤、本が手放せなくなり、悪夢にうなされた。やはり、恐ろしい作家だと、つくづく思う。

終盤、本が手放せなくなり、悪夢にうなされた。やはり、恐ろしい作家だと、つくづく思う。
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