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森に眠る魚
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森に眠る魚の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 1~20 1/4ページ
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角田さんらしい本だな,という感想。けれど今回はママ友と受験。 人をとてもよく観察しているというより,人の心根を残酷に人間の嫌らしさ,嫉妬心をよく描かれている。こういう斜め目線が面白くてハマる。根本的な社交辞令や、歪んだ関係を書かせたら彼女は抜群に上手い。 | ||||
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中高時代は所属するグループで、大学時代は就職先で、社会人になれば結婚するしない、結婚相手のスペックで、その後も子の有り無し、子の進学先などで…女性という生き物は多かれ少なかれ、仲良くしていても同性同士で比較し、無意識に優劣をつけてしまうところがあるかもしれません。SNSが発達した現代は、比較材料がいくらでも手に入ってしまいます。 でも、表向きは"わたし"より幸せそうに見える"あの人"を、本当に幸せと決めつけ羨む必要があるのか、女性としてそんなことを考えさせられる本でした。 それぞれが抱える事情など、他人には分からないものです。表面的な部分のみを見て比較し、焦ったり妬んだりすることがどれだけ愚かしいことか、改めて教えられたような気がします。 お子様のいるいないに関わらず、全ての女性におすすめしたい一冊です。 | ||||
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カバーも全体的に状態が良く、とても良い買い物が出来ました。これからもお世話になりたいと思っています。ありがとうございました。 | ||||
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かおりと千花は文京地区のお受験ママとして普通に存在する。 内心「こいつ」と思うこともあるだろうが実際は揉めない。 表層のプロというか、うわべを上手く見せかけることに長けている。 まゆこみたいな人とはそもそも交わらないし、打ち解けない。 容子の不器用な感じも、女の人のグループからは弾かれがちです。 瞳みたいな人は幼稚園にいます。実は宗教に没頭してます、みたいな 読解力不足で、後半錯乱状態になってるのが誰なのか分からなかった。 女の人、特に専業になって空洞化した母親同士のしょうもない友情ごっこと その心理描写のネガティブなところは、とてもよく描かれており 面白かったです。 | ||||
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おもしろい。あっという間に読み進めた | ||||
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イヤスミが好きな人なら角田さんはおすすめ 読みやすい、誰もが経験したことのある胸のささくれなどが読みやすく書かれている | ||||
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角田さんの小説は全て読みたいです。 | ||||
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ストーリー、表現方法ともにありがちなやつ。 | ||||
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読みやすくて良かった | ||||
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コロナの自粛時、夢中で一気に読めます。 | ||||
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角田さんの描く小説には、中毒性があると思う。人間の嫌なところ、醜いところを容赦なくついてくる。それはもちろん、私自身にもおそらく誰にでも身に覚えのある、できれば触れたくないような部分だ。したがって、読んでいて気分は良くない。動悸がしてくるような気さえする。でも、読みすすまなければならない。その登場人物が、どうなってしまうのか、知らずにはいられなくなる。壮絶な話でした。当分、頭の中でぐるぐるしそうです。 | ||||
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小学校のお受験は全く考えなかったので、母親たちの嫉妬、憎悪満載のこの小説は大変興味深いものでした。 音羽事件があった時、この辺に加害者が住んでいたら、事件は起きてないとママ友と話した記憶があります。 角田光代は、主婦の心理描写が上手いですね。坂の途中の家も、面白いです。 | ||||
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最初から頭の中でドラマのように女優さんをキャスティングして読み始めた。その方が読みながら映像化できると思った。繭子はショートカットで雑で若さと明るさと育ちの悪さ…そうだな、あの人。容子は真面目で地味目でKYで世渡り下手、あの人かな。千花は育ちが良くて裕福で明るく社交的で、あの人。瞳は真面目で背伸びしなくてある意味普通ででもホントはメンタル弱くて、あの人にしよう。かおりは少しみんなより年上の、品が良くてセンスのいいお金持ち、あの人。 その5人さえイメージできたら他の登場人物は顔なしで行けた。 あの事件をモチーフにしているとすると、犯人はこいつで被害者の親はこの人で…という像は見えてくる。しかし物語の中ではみんなそれぞれに狂気も秘めており、結局犯人は誰かは明確にされないまま終わる。よもや犯人はこの中にはおらず、数年後みんな前向きに生きているという終わり方なので、良かったような、すっきりしないような、どこからどこまでが夢なのか、変な気持ちのまま読者は置いていかれる。 物語としてはとても読ませ方がうまく引き込まれる。ページをめくる手がとまらなくなる。久々に角田光代読んだが読書する楽しさを感じたのも久しぶりだった。それだけに最後ちょっとモヤッとする。 | ||||
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ミステリーかと思い手にしたがミステリーではない。たださすがは八日目の蝉が映画化されただけあって、人間の感情起伏を描く様は秀逸。母親たちの起承転結が見事に現された作品。私は誰に当てはまるのだろうと思いながら読み進められた。千花かな?容子かも、まさか繭子ってことは、なんて思い描くのも一興かも。 | ||||
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『不潔』『醜悪』といった部分の表現が見事で、その汚らしい部屋の様子や表情、思考が、目の前に鮮明に広がる。 最終章の手前では、読むのをやめてしまいたい程つらかったけれど、最終章、彼女たちは『頑丈な日常』の中で、行く手を塞いでいた得体の知れない暗闇の中から、僅かに開けたそれぞれの道筋を見つける。 それは救いという程ではないのだけれど、『終わらない世界』を、彼女たちが続けていく為の拠り所のようなものなのかも知れない。 | ||||
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文京区幼女殺人事件をモデルにした小説。 幼稚園 小学校 子供が小さいからこそ、親のなりふりが影響してしまう お受験戦争 いや、近頃は大学、就職もそんな色をなしてきたのか? 女の弱さ、男の狡さが これでもか、これでもか と出てくるので 読んでいてナカナカ辛かった | ||||
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現在、半分を過ぎたところです。 友人が読んでおり、ずっと気になっていました。 登場人物が多いことは聞いていたので、5つの家族の名前をふせんに書いて表紙に貼り、分からなくなったら見るようにして覚えました。 とにかく怖い、の一言です。 付き合いが深くなればなるほど、5人それぞれが不安を抱いていく様が恐ろしい。 私もまさに今、幼稚園年中の子供がいる母親です。 読む度に後味悪く、しばらく嫌な気分が続きます。 でも、続きが気になって気になって…(笑) 女っていくつになっても群れたがるし、いくつになっても誰かと比べたり、羨んだり、憎んだりする生き物です。 自分もそうであったように、ずっと同じ人とずっと同じ付き合いなんて、到底無理です。 私自身人付き合いが苦手なこともあり、出産後〜現在も特定のママ友はおらず、幼稚園のお母さんたちとも深くは付き合っていません。 家の行き来や、お泊まり会、休日は有料施設に行ったり…楽しそうだなとは思いますが… 幼稚園、小学校、中学校…どこまで一緒になるか分からないし、深く知るのが怖くて… でもこの本を読むと、本当にそうして来て良かったと実感することばかりです(^◇^;) 自分は自分。うちはうち。よそはよそ。 一体、子供のためなのか・自分のためなのか、子供の模範となる親が見失ってはいけない。 読む度、自分もこの5人の中に入り込んだようにモヤモヤします(笑) 最後がどうなるのか…知るのが恐ろしいですが、早く読んでラストを知りたい〜〜! | ||||
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この本、子持ちの人は特に面白いのではないでしょうか。細かい描写がいちいちすごい。 角田さんは、すごい。 | ||||
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女だなぁ〜と思った!まだ子供はいないけど、ママ友作るのこわくなった。 でも角田光代さんの実際の事件を題材にしたお話はおもしろいからすき! | ||||
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私は誰? 私を見て! 私は、○○さんの奥さん、◎◎ちゃんのママという前に、✩✩という名の一人の女です。 私は、誰かのモノじゃないのよ。 私の居場所はどこ? 私が、私らしくいられない、我慢を強いられる。 なぜ、私だけが苦しまなければいけないの? 誰かと比較するから、余計に辛くなる。 貴女は、貴女のままで素晴らしい。 我慢は美徳ではないし、我慢からは恨みしか生まれない。 そんな闇の奥に隠れたのも、そこから出るのも自由なのに、何かが邪魔をする。 このグループから卒業したら、一人ぼっちになっちゃうような不安、恐れにさいなまれ、好い人を演じようとする一方で、本来の自分からかけ離れた場所にいる違和感に襲われる。 誰か助けて! 心の叫びだけが空しくこだまする。 心が壊れる前に、今までの私に、“さよなら”します。 よく頑張ったね。 ありがとう。 | ||||
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