深く深く、砂に埋めて
- イヤミス (74)
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深く深く、砂に埋めての総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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ホントに魔性の女というにふさわしいです。 | ||||
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ミステリの分類に入るのか微妙。 | ||||
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話の構成自体は面白いのですが、主人公が男性だからでしょうか、この作者特有のねちっこい人物描写が生かし切れておらず物足りなかったです。いちばんのひねりは「女ともだち」に出てくる楢本野江でしょうか。とはいえ、一気読みさせられる筆力はさすがです。 | ||||
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作者のこうなりたい願望かと勘ぐってしまうのは私の性格が悪いからでしょうが、どっかでちゃんとした展開が来るんだよね?と待ってるうちに終わるタイプの話です。 ミステリーと言うより純文学ですか。ジャンル分けの難しい作品。 | ||||
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以前読んだことがありましたが、売ってしまったので再度購入しました。 状態はまあいい方かと思います。 | ||||
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一言で表すと真利子という一人の女性をめぐる、人の憎悪を描いた作品だと思います。 文体は真利子と関係を持った斉藤という男の手紙で語られる章もあれば、真利子に翻弄され、最終的には彼女と逃避行をしてしまう篠原弁護士の目線で進むもの、章の途中から真利子の母親である辰子の告白でその章が終わるものもあり、そういった意味では主人公というポジションが存在しない作品ではないでしょうか。 色々な目線で話が進むので飽きるといったことはありませんでしたが、終始ドロッドロしているなあというのが率直な感想であります。 最後は亡くなってしまった真利子を、篠原弁護士が砂に埋めようというシーンで終わるのですが、真利子含め彼女に関わった人は「堕ちていく」といったことが共通して言えることであり、「砂に埋めて」とさも終わりがないようなタイトルをつけるあたり、真利子を底の見えない砂に埋めるといったテーマが感じられます。 不思議と誰もが救われないはずなのに、それでも幸せと感じているような、ドロドロだけではない印象でした。 惜しむらくは各章の表題、それぞれの章のキーワードがつけられていると思うのですが、「斉藤は真利子を裏切らなければいいのだが」みたいな終わり方をした次の章が「裏切り」とつけられており、無理やりネタバレを見せられたような気分になったのが残念ですね。 一瞬で冷めてしまい、インターバルが必要でした。 | ||||
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こうしたほうがいいとか得だとか普通は考えます。 ズルをする人は自分のことばかり考えるでしょうし、誠実さや忍耐も最後は自分のためになると人は知っています。 悪女、妖婦と呼ばれる有利子に関わり人生を狂わされる人たち。 けれど彼女はよいことも悪いことも何も考えずに行う。 その無垢な姿が特異で怖いのと同時に、狂わされた人たちが苦しみながらどこか幸福なことに呆然とします。 現実には決してできない、何かを手放してしまう感覚(或いははじめから持たない?)を読ませていただきました。 真梨ワールド…大好きです。 | ||||
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