鸚鵡楼の惨劇



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初公開日(参考)2013年07月
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長編小説

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鸚鵡楼の惨劇

2013年07月23日 鸚鵡楼の惨劇

「私の息子は、犯罪者になるに違いない」 1962年、西新宿・十ニ社の花街にある洋館「鸚鵡楼」で殺人事件が発生する。表向きは"料亭"となっているこの店では、いかがわしい商売が行われていた。 時は流れ、バブル期の1991年。鸚鵡楼の跡地に建った超高級マンション「ベルヴェデーレ・パロット」で、人気エッセイストの蜂塚沙保里は誰もが羨むセレブライフを送っていた。しかし、彼女はある恐怖にとらわれている。「私の息子は犯罪者になるに違いない」―― 2013年まで半世紀にわたり、西新宿で繰り返し起きる忌まわしき事件。 パズルのピースがはまるように、絡まり合うすべての謎が解けた瞬間、経験したことのない驚愕と恐怖に襲われる。 中毒度200%!! 大ベストセラー『殺人鬼フジコの衝動』を超える戦慄のミステリ!!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.60pt

鸚鵡楼の惨劇の総合評価:6.74/10点レビュー 34件。Bランク


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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(3pt)

惨劇?


▼以下、ネタバレ感想

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ひよこ
3LIR0NV9
No.4:
(8pt)

鸚鵡楼の惨劇の感想

この作家さんは、あの「フジコ」以来の2作品目。
それにしても、この作者さんって他もこんな感じなんですかねぇ。イヤミスの女王と呼ばれているみたいですが・・・
エログロ全開って感じですね。
「惨劇」って言うほどの事件は起こらず、歪んだ人間達によるちょっと気持ち悪くなるような物語が続きます。
ただ、イヤミスを我慢して読み切った者しかその面白さまで到達できませんよ。

「フジコ」ほどのインパクトはないですけど、仕掛けまみれで面白いのは確かです。
まぁ、仕掛けというよりも「小細工」って感じもしないでもないですが・・・
しかも「鉄則」と言ってもよい仕掛けとも思うんですが、毎回騙されてしまうんですよね。
ただ、この作品に限っては、読み進めるうちに途中で「あれっ!?」ってなりました。
どこかでミスリードされてるって気付いちゃうんじゃないかな。
私の場合は、当たらずといえども遠からず、って感じでしたが。
そこが少し減点材料になりますかね。

某所で作者ご本人さんにリツイートされたんで1点おまけ。

梁山泊
MTNH2G0O
No.3:
(6pt)

鸚鵡楼の惨劇の感想

オウムを漢字で表記したタイトル『鸚鵡楼の惨劇』。このおどろおどろしい文字の雰囲気はいいですね。
ただ、期待した怖さや嫌な雰囲気はあまり感じず、心理面はあっさりしていました。
宣伝キャッチのフジコを超える"戦慄"とか、 担当編集のコメントで使われている単語や、"惨劇"とか"イヤミス"とかのPRに期待してしまうと、ちょっと肩すかしな印象です。ただ、女性向けの商品作りとしては釣針が豊富で巧いなーと感じる内容でした。
作品内に出てくるエッセイストさんのセリフと読むと、仕事の為や読者サービスの原稿作りの考え方は、作者の気持ちが出ているように感じました。

ミステリ模様は終盤になってやっと発生しますが、それまでのエピソードを絡めて読者をミスリードする技は巧いです。やられた!というものではなくて、作品の作り方が巧いな~と感じる内容でした。文章が読みやすいのもよいです。

もうちょっと棘がある作品を期待してしまったので、個人的に普通なミステリの印象でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

鸚鵡楼の惨劇の感想

作者らしいイヤミス。
とても良かったです。


▼以下、ネタバレ感想

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ぺこりん12
M5MH63SF
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

鸚鵡楼の惨劇の感想

ひとつのトリックと云うか仕掛けで固められたミステリと言えます。作者の徹底したミスリードにより読者は真相に気付くことなくラストに至ります。四つの時間軸でストーリーが語られます。それぞれのエピソードの中で沙保里の話しに重点が置かれていますが、この女性の生活観と言うか生き様に余り共感出来ず、子供を怖がる理由もイマイチ不明で意味が良く解かりません。駿のエピソードはどうも読んでいて不快で気分のよいものではないのが難点です。と云うか全体的にどんよりとした暗いイメージで彩られているストーリー構成です。殺人事件の真犯人に迫る役割の人物にしてもあまり好感の持てる人物ではなく、本当のラストの様子もどうも違和感を覚えます。両者の気持ちのすれ違いといったところなんでしょうが、だからといってあのラストはどうなんでしょうか、まるでホラー小説的なオチに感じます。でも時代背景に合ったエピソードを使っているところは面白く感じました。ビデオ屋で借りるツイン・ピークスの話とか、灰とダイアモンドとかローズマリーの赤ちゃんや羊たちの沈黙の話などが出てくるところはニヤリとしました。まぁ、さらりと読める内容ですのでボンヤリ読み進み最後の意外さを楽しむのも良いでしょう。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.29:
(2pt)

内容はもちろんいまいちだが

昭和51年に16歳高校2年の蜂塚沙保里は1959年生まれとなり、山口百恵や片平なぎさと同年齢。この時代はティーン雑誌は一種類のみ、制服自由化運動と変形学生服の真ん中で、ランキングなど存在しなかった時代です
K学園やS女子がブレザーを採用したのは昭和59年、東京制服図鑑は60年刊行、T女の制服が人気になったのもその頃。昭和51年の高校受験案内には制服の写真もなかった
制服姿の女子高生にマーケティングを行いその様子を雑誌掲載など、1976年のセブンティーンを見たらあり得ないとわかる
1964年生まれの著者ご自身より少し年上の設定なのだからリアリティをもたせられなかったものか
フィクションとはいえ、きっちり年代を表記する以上、こうした細部に違和感があると、書き出しの当時の西新宿についても途端に色褪せてしまう
と参考文献を拝見しつつ感じた
鸚鵡楼の惨劇Amazon書評・レビュー:鸚鵡楼の惨劇より
4093863571
No.28:
(4pt)

安定の味わいです

細かい部分をああだこうだ考えるのではなく
頭から物語に飛び込めば、
きっちりとイヤな気持ちに浸れます。
鸚鵡楼の惨劇Amazon書評・レビュー:鸚鵡楼の惨劇より
4093863571
No.27:
(5pt)

一気読み!

真梨幸子さんの本は何冊目になるのか…
やはり、面白く。どんどんとページが進む!
そして、あれ?これは誰で何時だ?と何度か読み返す。とにかく傑作でした。
鸚鵡楼の惨劇Amazon書評・レビュー:鸚鵡楼の惨劇より
4093863571
No.26:
(3pt)

現代ミステリーのような、本格推理のような・・・

転変の激しいミステリーなのだけれど、ぼくにはちょっと。
舞台となった新宿十二社通り辺りにずっと昔に住んでいたことがあって、ちょっと関心を持ったのだが、ストーリーと人物造形に無理がありすぎる。

現代もののミステリー仕立てだけれども、いわゆるトリック主体の本格ミステリー的な描写も多く、その辺りもスーッと入っていけない。

しかし、これがこれからのミステリーのトレンドかもしれない・・・。
鸚鵡楼の惨劇Amazon書評・レビュー:鸚鵡楼の惨劇より
4093863571
No.25:
(5pt)

鸚鵡楼の惨劇

私は真理先生の作品が好きです。
この鸚鵡楼の惨劇も単行本が出た時点で1度読みましたが念願の文庫本化していたので購入しました。再度読んだら1度読んだ時よりもよくいみがわかりました。
相変わらずのイヤミスでいい感じでした
鸚鵡楼の惨劇Amazon書評・レビュー:鸚鵡楼の惨劇より
4093863571



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