鸚鵡楼の惨劇
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.60pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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この作家さんは、あの「フジコ」以来の2作品目。 | ||||
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オウムを漢字で表記したタイトル『鸚鵡楼の惨劇』。このおどろおどろしい文字の雰囲気はいいですね。 | ||||
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作者らしいイヤミス。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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ひとつのトリックと云うか仕掛けで固められたミステリと言えます。作者の徹底したミスリードにより読者は真相に気付くことなくラストに至ります。四つの時間軸でストーリーが語られます。それぞれのエピソードの中で沙保里の話しに重点が置かれていますが、この女性の生活観と言うか生き様に余り共感出来ず、子供を怖がる理由もイマイチ不明で意味が良く解かりません。駿のエピソードはどうも読んでいて不快で気分のよいものではないのが難点です。と云うか全体的にどんよりとした暗いイメージで彩られているストーリー構成です。殺人事件の真犯人に迫る役割の人物にしてもあまり好感の持てる人物ではなく、本当のラストの様子もどうも違和感を覚えます。両者の気持ちのすれ違いといったところなんでしょうが、だからといってあのラストはどうなんでしょうか、まるでホラー小説的なオチに感じます。でも時代背景に合ったエピソードを使っているところは面白く感じました。ビデオ屋で借りるツイン・ピークスの話とか、灰とダイアモンドとかローズマリーの赤ちゃんや羊たちの沈黙の話などが出てくるところはニヤリとしました。まぁ、さらりと読める内容ですのでボンヤリ読み進み最後の意外さを楽しむのも良いでしょう。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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昭和51年に16歳高校2年の蜂塚沙保里は1959年生まれとなり、山口百恵や片平なぎさと同年齢。この時代はティーン雑誌は一種類のみ、制服自由化運動と変形学生服の真ん中で、ランキングなど存在しなかった時代です K学園やS女子がブレザーを採用したのは昭和59年、東京制服図鑑は60年刊行、T女の制服が人気になったのもその頃。昭和51年の高校受験案内には制服の写真もなかった 制服姿の女子高生にマーケティングを行いその様子を雑誌掲載など、1976年のセブンティーンを見たらあり得ないとわかる 1964年生まれの著者ご自身より少し年上の設定なのだからリアリティをもたせられなかったものか フィクションとはいえ、きっちり年代を表記する以上、こうした細部に違和感があると、書き出しの当時の西新宿についても途端に色褪せてしまう と参考文献を拝見しつつ感じた | ||||
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細かい部分をああだこうだ考えるのではなく 頭から物語に飛び込めば、 きっちりとイヤな気持ちに浸れます。 | ||||
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真梨幸子さんの本は何冊目になるのか… やはり、面白く。どんどんとページが進む! そして、あれ?これは誰で何時だ?と何度か読み返す。とにかく傑作でした。 | ||||
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転変の激しいミステリーなのだけれど、ぼくにはちょっと。 舞台となった新宿十二社通り辺りにずっと昔に住んでいたことがあって、ちょっと関心を持ったのだが、ストーリーと人物造形に無理がありすぎる。 現代もののミステリー仕立てだけれども、いわゆるトリック主体の本格ミステリー的な描写も多く、その辺りもスーッと入っていけない。 しかし、これがこれからのミステリーのトレンドかもしれない・・・。 | ||||
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私は真理先生の作品が好きです。 この鸚鵡楼の惨劇も単行本が出た時点で1度読みましたが念願の文庫本化していたので購入しました。再度読んだら1度読んだ時よりもよくいみがわかりました。 相変わらずのイヤミスでいい感じでした | ||||
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