カンタベリー・テイルズ(聖地巡礼)
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カンタベリー・テイルズ(聖地巡礼)の総合評価:
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真梨ファンとしては、ちょっと薄味で物足りなかったです。 | ||||
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オムニバス形式だが・・・ ある話の脇役がある話では主人公であったり、重要な役回りであったりしながら世界が繋がっている 現実の私たちの世界も同じようなもので、皆自分が主人公の物語を生きているし、どこかの誰かの人生では脇役として登場している 最終話シップ・オブ・テセウスは小説の中に登場する小説だが、この最終話は距離だけでは無く時間という軸でも皆が繋がっていると感じさせてくれる寓話 | ||||
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「聖地巡礼」を改題したそうですが、もともとがこの「カンタベリー・テイルズ」なので元に戻っただけだとか。ちょっとずつ重なる短編集です。少しずつ読者にも謎解きさせる、この作者お得意の構成です。ただ、「シップ・オブ・テセウス」が入っている意図が良く分かりませんでした。(「ジョン・ドゥ」の俊夫が書いた小説というのはわかるのですが、小説内にひねりがあるのか、意図が取り切れませんでした。) 最高に皮肉が効いているのが作者のあとがきで「パワースポットでパワーが奪われる」という作者の感性です。世の中で当たり前に推奨されていることを逆にとらえ、どす黒く変換して提示してくるところが、この作者の魅力だと再認識しました。 | ||||
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「カンタベリー・テイルズ」の出来が良すぎて、他の作品から浮いてます。「カンタベリー・テイルズ」以外はページを埋めるためのおまけ。だから文庫はこれが本のタイトルになったのだろう。おまけ作品たちも何度か読み直せば(読み込めば)、何か見えていないつながりが見えてくるんだろうか。 | ||||
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作家の「聖地巡礼」というノベルズからの改題。 まだ全然売れなかった時代の作品だという。 確かにそうかなあ。 と思う。 連作といっても、連作必然性はあまり感じられず、表題作のカンタベリーテイルズの登場人物と同じ名前を他の作品の登場人物に使ってるだけでしょ?というか。 でも、最近はとても面白くなってきたし、こうしだ読書メーターへのコメントもせっせとリツィートしてくれて頑張ってるな、と思う。 後書き読んで、東日本大震災のあの頃彼女はこうだったんだ、と感慨に浸った。 | ||||
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5編収録の短編集。 『聖地巡礼』の改題なのだが、はしがきによれば、元々が『カンタベリー・テイルズ』というタイトルだったらしい。 真梨幸子は読み手を程良く不快にさせるツボを心得ているようだ。 文章の中に散りばめられる不快な言葉、何とも遣る瀬無い描写が、程良さの理由だろうか。 さて、本作だが、初期の作品ということもあってか、他の作品に比べると些か面白さに欠ける。 最初の『グリーンスリーブス』は面白かったが、他は平凡な作品ばかりだった。 『グリーンスリーブス』『カンタベリー・テイルズ』『ドッペルゲンガー』『ジョン・ドゥ』『シップ・オブ・テセウス』を収録。 | ||||
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