(短編集)
プライベートフィクション
- イヤミス (74)
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十分面白かったです これを無名の人の本で読んでたとしたら「これはすごい」「他の本も読んでみたい」とおもったとおもいます。 でも真梨さんの力を知っていて、それと同等レベルの小説を期待して読むと肩すかし。 決してつまらないわけではないのですが。 どんどん読み進めはしましたが、息をつくまもなく、とか寝食を忘れて、とかではないです。 | ||||
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短編集で前半はミステリーではないが、この著者特有の癖のあるサスペンスタッチの短編3編と、後半は中編程度の長さのある表題作2編が収録されている。 前半の短編はそこそこ楽しめるが、後半の表題作がミステリーでもないしサスペンスでもない感じで、延々女性の妄想のようなものを読まされている感じで、はっきり言って何を描いているのかよく分らない。好みの問題だが、個人的には読んでいて苦痛になってきてしまった。 この著者の短編集としては同じ講談社ノベルズから出ている聖地巡礼の方が普通に楽しめるだろう。 | ||||
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Amazonで買えて良かったです プライベートのフィクション…でした。 | ||||
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「イヤミス」を期待しすぎてたところがあり、少し物足りなかった。でも、彼女の作品を殆ど読んでいるので、「プライベート」に興味があり、そういう読み方をすると、面白い本でした。 | ||||
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- 身長155cm、体重78kg(一瞬46kg)、「デブでブサイク」のヨシエ、 10年前に1箇月で10kgのダイエットに成功した経験を持つもすぐにリバウンド、 今や「脂肪をたっぷりと蓄え」「髪にも白いものがちらほら」混じり、「すっかりおばさん化してしまった」が、 実は高校時代も「おかあさん」が綽名だった「丸い頬に笑窪」「豊満なバスト」のクミ、 「痩せの大食い」が自慢ながら「さすがに歳にはかなわ」ず「会うたびに体型が崩れ」 その日着ていた何年か前のカットソーも「襟ぐりも袖ぐりもぱつぱつで、 バストとウエストのところに生地の悲鳴のような不自然な皺がいくつもできてい」た「色気ゼロのマキ」、 「擦れた厚化粧のアイコ」ら15年前に同じ高校を卒業した5人の微妙な友情を描いた 「いつまでも、仲良く」は女性同士の陰湿な嫉妬を 女性の著者ならではの(同性に厳しい)視点で軽やかに描いており良かったが、 「デブでブサイクで吃音」の幼少期を経て「相変わらず太っている」 「どうしても痩せない、痩せてもすぐにリバウンド、でも吃音はなくなった」ものの 「四十にもなってフリーターに近いその場凌ぎの稼ぎでこせこせ暮らしている」 なっちゃんことエノダナツミの話(「自由研究――プライベートフィクション」)はひどい。 「デブでブサイク」な主人公(ヨシエ、なっちゃん)と各々の母親の関係も何やら円滑を欠いている。 - しかし最後の「夢見ヶ崎――プライベートフィクション2」に於けるなっちゃんの 「自分がここにいると認識してくれるのは自分ではなく、自分を観る他者だということだ」 「他者の視線があってはじめて、人は存在するのである。言い換えれば、相手あっての自分だ。 もっと言えば、他者が自分であるのだ。自分が他者であるとも言える」という独白は哲学であり また職場の元同僚K子が再登場するのも面白い。 何でもK子や元同級生のミカちゃんやその姉エミちゃんは 「私の小説になくてはならない重要キャスト」で、 エミちゃん・ミカちゃんは『更年期少女』でも大活躍する由(読んでみたくなった)。 - 尚、カヴァー裏の近影で微笑むショート・ヘアの著者は愛嬌のあるかわいらしい顔立ちとお見受けした。 - | ||||
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