【角田光代】
方舟を燃やす
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「価値観が変わる」と聞いて避けてきたけれど、いってみたら「書かれ続ける理由」がわかったインド、首から完走メダルを提げたまま、初老の紳士と親指を突き立ててうなずき合ったスペイン、自分の好みにおける「めんくい」が多いことに気づいた香港……旅好き作家・角田光代が
育った家がごみ屋敷となり果て、久しぶりに戻った美佐。家を片づけていく過程で金庫を発見する。
専業主婦の小夜子は、ベンチャー企業の女社長、葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始めるが…。
邦文タイピストの少女がついた歴史を変える嘘や、禁書運動家の母親を持つ少女の始祖サンドで繋がれた絆、流行り病「ゾンビ」で親友を亡くした女性の不思議な一晩etc.人生ベストの一編が、ここに。
夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、知り合うはずのなかった他人ー書下しし掌編を加えた、七つの「小さな世界」。
『続きと始まり』『百年と一日』が話題の柴崎友香による全く新しい「探偵小説」「世界探偵委員会連盟」に所属する「わたし」は、ある日突然、探偵事務所兼自宅の部屋に帰れなくなった。
著者七年ぶりの新作長編!直木賞受賞第一作 その年の七月、丸田君はスマホに奇妙なメッセージを受け取った。
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。
わかば銀行から契約社員・梅澤梨花(41歳)が1億円を横領した。梨花は海外へ逃亡する。
じいさんが死んだ夏のある日、孫の良嗣は、初めて家族のルーツに興味を持った。
私を見下ろすお父さんの背後には
母に教えてもらった「バーの味」、夫婦で行った憧れの上高地。
その女は愛する男を殺し、陰部を切り取り逃亡した――脚本家の吉弥は、少年時代に昭和の猟奇殺人として知られる「阿部定事件」に遭遇。
こんな人生に、使命は宿るのか。片足の祖父、不登校の甥、大切な人を失ったみのり。
ホームレスの老女が殺され燃やされた。犯人草鹿秀郎はもう18年も引きこもった生活を送っていた。
過去のブログ記事が炎上中のラーメン評論家、夢を語るだけで行動には移せないフリーター、もどり悪阻とコロナ禍で孤独に苦しむ妊婦、番組の降板がささやかれている落ち目の元アイドル……いまは手詰まりに思えても、自分を取り戻した先につながる道はきっとある。
検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。
「ワぁ、ゴッホになるッ!」1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。
家族のことが、好きですか?郊外のダンチで暮らす京橋家のモットーは「何ごともつつみかくさず」。
新しい戦前? 否、死者の声は響き続けてきた――ある殺人事件を機に巻き起こる、国家機密の「K文書」を巡る謎……。
セイディはMITの学生。ある冬、彼女は幼い頃一緒にマリオで遊んだ仲のサムに再会する。
天羽カインは憤怒の炎に燃えていた。本を出せばベストセラー、映像化作品多数、本屋大賞にも輝いた。
5歳の男児が神森で行方不明になった。同じ一週間、4人の男女も森に迷い込んでいた。
〈あらすじ〉 首相暗殺テロが相次いだあの頃、インターネット上にももう一つの爆弾が落とされていた。
「俺は世界を戦慄せしめているか?」自らの名に無数の季節を抱く無二の舞踊家にして振付家の萬春(よろず・はる)。
同衾するほど愛しいピカチュウのぬいぐるみや、すくすくと育つ観葉植物との日々。
問題を起こし家裁に送られてきた少年を一定期間預かる制度ーー補導委託の引受を突然申し出た父・孝雄。
大雪の日、大人気作家の御津島磨朱李が細部までこだわった新邸のお披露目会が行われた。
内気な人々が集まって暮らすその土地は、“アカシアの野辺”と名付けられていた。
『痣』の名コンビ宮下刑事&真壁刑事が再び登場! 神田川で遺体が発見された。この事件はまだ始まりにすぎなかった――。
誰かと生きるって、こんなにも孤独――。長年連れ添った配偶者が、過去に大罪を犯していたら。
『君の顔では泣けない』の著者が描く、恋愛を超える愛の物語道沢一番という名前は、「何事にも一番になれるように」という父の願いで付けられた。
田所房子は宗二と結婚して5年。新婚時は弁当屋でバイトをしていたが、夫の転職を機に辞めた。
黒い噂で業界から見放され、長年在籍したプロダクションを退所しようとしている俳優。
閑静な住宅街、四階建てフラットの最上階で高齢女性の絞殺死体が発見されたとの報を受け、モーズビー首席警部率いる捜査班は現場に急行した。
ここにもある袴田事件、免田事件、財田川事件、足利事件の理不尽。生きるということは、かくも哀しく美しいものか。
「私は殺人を依頼しました。恋人の妻を殺してほしいと頼みました」誰もが滑り落ちるかもしれない、三面記事の向こうの世界。
私たちはだれも、中身のわからない福袋を持たされて、この世に生まれてくるのかもしれない…見知らぬ客から段ボール箱を預ったバイト店員。
死刑執行前夜、密室状態にあった別々の独房で、二人の囚人はなぜ斬殺されたのか――。
東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通してしだいに心を許しあうが、いつしかその関係性は変容していた。
真面目でしっかり者の沙也加は、丁寧な暮らしで生活を彩り、健康的な手料理で夫を支えていたある日、突然夫から離婚を切り出される。
ある雨の日、男性教師が何者かに刺殺された。捜査本部が設置されるが、目撃者もなく捜査は難航する。
美味しいお鍋で、読めば心も体もぽっかぽか♪ 大切な人たちと鍋を囲むひとときを描く珠玉の7篇。