最上階の殺人
- ロジャー・シェリンガム (10)
- 米澤穂信の100冊 (47)
- 長門有希の100冊 (48)
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見事に騙されました | ||||
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とても面白かったです。その前に幻想小説を読んでいたので、打って変わって、ユーモアありの探偵小説は、ワクワクしました。どう犯人に持っていくのか⁈そこが、匠⁈というか⁈ちょっとズッコケ探偵⁈なのですが、スコットランドヤードに知恵を⁈与える⁈的な役割をしていて中々楽しいです!サンフランシスコ大地震の話が差し込まれ、現実感があるのですが、日本で有名な1989年ではなく、もっと前の1906年にあったのですね。外国では1989年はサンフランシスコ大地震とはいわないそうです。勉強になりました! | ||||
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バークリー物にしては、冒頭に殺人が起きるのは珍しい。読者はロジャーの目線で捜査状況を知っていく。モーズビー警部は、強盗常習犯のジムを疑うが、ジムにはアリバイがあった。今回はロジャーと被害者の姪のステラのやりとりが中心になる。若く美しく賢いステラは、ロジャーのことを全く相手にしていない。ロジャーの滑稽さは気の毒になるくらいである。2人は容疑者の1人であるスミス夫人の経営するブティックに行ってやりたいほうだい、言いたいほうだいのクレーマーの役を演じる。夫人の本性を確かめるためにやったのだが、この場面が1番面白かった。途中で挫折しかけたので、読むのに半年くらいかかってしまった。「地下室の殺人」が再版されたが、買うべきか迷っている。 | ||||
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推理内容が途中で色々変わるので、もどかしくなります。 また、世間話的な内容が多いので、これが無ければ、中編になるかも?(笑) もっとも、これほどジョークも交えながらの小説はあまり無いかもしれません。 | ||||
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作品のほとんど最後のほうまで、小説家にして素人探偵ロジャー・シェリンガムの迷走しまくりの推理を延々と聞かされてるみたいであまり面白くなかったのですが、最後の第十八章の展開がまあ、衝撃的かつ笑劇的でしたね。あんぐり開いた口がふさがらないって感じで、しばらく呆然としてしまってました。 何を書いてもネタバレになってしまいそうで詳しくは言えませんけど、最終章で著者が読者に落とすサプライズ爆弾てば相当に凄いっす。すんげぇ意地悪そうな著書がにやりとほくそ笑む様が見えるようで、あたしゃ思いっきり「いーだ」してやりたくなりましたよ。 巻末の阿津川辰海(あつかわ たつみ)さんの解説文「抱腹絶倒の殺人劇 ~笑うは観客ばかりなり~」が、とても良いです。殊に、《※これより先、本書のネタバレを含みます!》p.353 以降の文章は、手が届かずにいた背中の痒いところをかきかきしてくれたみたいで、非常にすっきりしました。 そうそう。バークリーの本作品を高く買っている作家に米澤穂信氏がいらっしゃることが阿津川氏の解説で触れられていました。 今、手元にある一冊、杉江松恋『路地裏の迷宮踏査』(東京創元社)でも、杉江氏がバークリーの『最上階の殺人』をお気に入りの作品として言及されてますね。ラストのシェリンガムの台詞が私には不可解だったのですが、杉江氏の文章を読んで「ああ、そういうことかも」と、腑(ふ)に落ちました。 | ||||
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まだプライヴァシー意識が発達してなかったのかな? フィクションならでは、とも思いますが、まあ、おおらかな時代だったのでしょう。秘書とのやりとりに可笑しみが溢れており婦人服店のくだりが楽しいです。数々の小ネタ、そして大ネタが決まっていて傑作だと思いました。 | ||||
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