アリントン邸の怪事件



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初公開日(参考)2007年04月
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長編小説

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アリントン邸の怪事件

2018年10月05日 アリントン邸の怪事件

和やかな夕食会のさなか、同じ敷地で難件発生! 不可解な連続怪死事件に隠された驚愕の真実とは……。民間人となった往年の名刑事アプルビイが再び犯罪捜査に乗り出す。退職刑事の活躍を描く、〈ジョン・アプルビィ〉シリーズの長編第13作が新訳で登場!(「BOOK」データベースより)




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アリントン邸の怪事件の総合評価:8.00/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(5pt)

よかった

状態も悪くなく、梱包もきっちりされていました。
よい古書店さんです。
アリントン邸の怪事件 (海外ミステリGem Collection)Amazon書評・レビュー:アリントン邸の怪事件 (海外ミステリGem Collection)より
4860951433
No.2:
(3pt)

祭りの最中に犯罪が…

作者のマイケル・イネスは、オックスフォード出身のシェークスピアを専門とする学者という側面をもち、数多くのミステリーを書いています。日本では江戸川乱歩に見出されて以来、邦訳はデビュー作の『学長の死』、『ハムレット復讐せよ』『海から来た男』の3作のみという状態が長く続きました。高踏的で難しい作家と思われていたからです。

探偵役であるスコットランド・ヤードのアプルビイ警視が登場するシリーズの20作目"Appleby at Alligton"(1968年)の翻訳です。この作では警視総監を退職し、ロンドン近郊で悠々自適の生活を送っているという設定です。アプルビイが自宅の近くにあるオーウェン・アリントン邸に招かれ、そこから帰ろうとした時に敷地内で男の遺体を発見するところから話は始まります。この邸内では大がかりな催し物が開かれていて、翌日のパーティーは地元の警察が捜査する間も続けられています。オーウェン・アリントンは内心がわかりにくく、妹夫婦2組はまったくの俗物たちでオーウェンの後継者と目される甥マーティンに敵意を持っているようです。アプルビイは過去に瀕死の状態だったマーティンと出会っているのですが、パーティーの会場にマーティンはあらわれません…。

犯行は冒頭から仕組まれていましたが、それが判明するのは物語が後半に入ってからではないでしょうか。催しとともに物語が進行しているのも事件を解く鍵だったのです。
アリントン邸の怪事件Amazon書評・レビュー:アリントン邸の怪事件より
4846017524
No.1:
(4pt)

巧妙な仕掛けに仰天させられる著者の後期を代表する秀作ミステリーです。

英文学を専攻とする大学教授を務める傍ら執筆活動に勤しみ英国本格探偵小説の文壇に君臨し続けた鬼才イネスの後期を代表する謎解きミステリーの秀作です。近年古典ミステリーの復興ブームに乗って紹介され始めた著者の作品群を私はまだ一部のみ読み始めたばかりですが、読むほどに上質のユーモアと仰天のトリックを秘めた遊び心溢れる作風に親しんで、すっかり大ファンになりました。本書の主役はロンドン警視庁の警視総監を務めた後に退職した名探偵アプルビイ氏です。彼はご近所のアリントン邸の主人オーウェンに夕食に招かれ、帰りの余興にとイルミネーションの仕掛けを見学している途上で見知らぬ男の変死体を見つけてしまいます。やがて次々に第二第三の変死体が見つかり、アプルビイは奇妙な事件に本格的にのめり込んで行きます。
私が面白く感じたのは、アプルビイが愛嬌一杯の快活で聡明な奥さまジュディスと絡む掛け合い漫才のような微笑ましい笑いを誘う場面です。他にはアリントン家の愛犬ラセラスが賢く愛嬌たっぷりの可愛らしさで活躍しますので動物好きには堪らない魅力でしょう。本書のミステリーとしての最大の読み所は意外や意外な殺人の手口で、「そう上手く行くかな?」といささか実現を疑わせぎりぎりで信じられる類の物ではありますが、それでも振り返って見ると巧妙な伏線の張られた手掛りに思い至り「そうか盲点だったな。成る程ね」とテクニックの冴えにお見事と感服致しました。本書は著者のデビュー間もない最盛期の作品に比べるとやや見劣りはしますが、御年62歳で書かれた作品としては誠に見事な出来栄えの秀作だと思います。これからも未訳で残された傑作の数々をどんどん紹介して頂きたいと強く願う次第です。
アリントン邸の怪事件 (海外ミステリGem Collection)Amazon書評・レビュー:アリントン邸の怪事件 (海外ミステリGem Collection)より
4860951433



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