ソニア・ウェイワードの帰還
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つじつま合わせの本格より、力の抜けたこういう作品のほうが好きです。 最初のうちは小心者のペディケート大佐にイラついて破滅を望んでいたのですが、 なんだか憎めない気持ちになり最後には応援してしまいました。 皮肉に満ちた結末も良かったです。 | ||||
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作者のマイケル・イネスは、オックスフォード出身のシェークスピアを専門とする学者という側面をもつ。数多くのミステリーを書いているが、日本では江戸川乱歩に見出されて以来、邦訳はデビュー作の『学長の死』、『ハムレット復讐せよ』『海から来た男』の3作のみという状態が長く続きました。高踏的で難しい作家と思われていたからです。 イネスのミステリーでは探偵役であるスコットランド・ヤードの警部アプルビイが登場するシリーズが親しまれていますが、本書にはアプルビイは出てきません。もとは"The New Sonia Wayward" との題名で、「新しいソニア」というのがプロットの核心にふれたシャレなのです。ソニア・ウェイワードは人気作家でしたが、夫のペティケート大佐とのヨット航海中に急死しました。困ったのはその生計を妻の収入に頼っていたペティケート大佐で、彼は妻の死を隠すことにしますが、小さなごまかしを重ねるたびに別な難問があらわれて、ペティケート大佐は窮地に陥るのです。ところがそこに「新しいソニア・ウェイワード」が…。 イギリスの作家H・R・F・キーティングが、『アプリビイズ・エンド』とともにミステリ名作100選のうちに数えてはいましたが、ようやっと翻訳で読めるようになって感慨ふかいものがあります。 | ||||
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