葬儀屋の次の仕事
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奇妙な一族とそれを取り巻く個性的な人物が次々と登場して、ドラマとしてはそこそこ面白い。ただ推理小説としてはトリックはないし、プロットそのものも複雑な割に面白くない。印象的な登場人物達と比較して、探偵役が無機質な点も推理小説としての魅力をそいでいる。最後はバタバタの活劇の解決を迎えるが、かなり雑な感じがしたし無理があるように思えた。 クリスティと並んで英国の代表的な女性推理作家ということであるが、クリスティーの作品は今読んでもさほど古さを感じないが、この作品は良くも悪くもいかにもヴィンテージものという感じだった。 | ||||
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1949年に原著が刊行されたアリンガムの第十五長編。第二次大戦の傷跡も生々しいロンドンの旧家を舞台に起きる連続怪死事件。といってもストレートなパズラーでは決してなく、作者の主眼はユーモアを持って奇矯で愛すべき登場人物達の生態を描くことにあり、その生き生きとしたキャラクターの造形の面白さは英国探偵小説を読む悦びを充分に堪能させてくれる。謎解きの要素は薄味でも真相は意表をつくもので海外でアリンガムの代表作品の一つと目されているのも納得。 | ||||
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アリンガムはイギリスの女流ミステリー作家としてはクリスティー級ともいわれる。17歳から小説を書いてアメリカでも評判となっていたが、第2作が不評だったため、気分を変えるために悪漢を主人公としたミステリーを書くようになったという。その時は悪漢と設定したアルバート・キャンピオンは、以降の作品では探偵として登場するようになった。 本書は"More work for Undertaker"(1948年)の翻訳。ミステリ作家で評論家のH・R・F・キーティングが「これ以上に溌剌としたミステリはない」と評した作品を日本語で読めるようになったのはうれしい。 とても風変わりなパリノード一家が住む家で起きた家庭内殺人と、「親切・丁寧・安らかに」をモットーとする葬儀社を舞台に実行されるもっと大がかりな犯罪を描いている。そのプロットやアイディアがすばらしい。 | ||||
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