ホワイトコテージの殺人
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途中の話題が、さっぱり結論に結びつかない。犯人は最初からそうかなとは思ったが、やはり無理があるでしょう。 | ||||
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クリスティに並ぶとも言われるイギリスミステリの女王、アリンガムの長編である。半年ほど積読になってたのを掘り出して読了。 1928年作品である。アリンガムといえばキャンピオン氏シリーズなのだが、本書はシリーズものではない。 イギリスはケント州の田舎道をドライブ中、美しい娘と、その屋敷で起きた殺人事件に出会ってしまう、というのが冒頭のつかみ。つかみなのに微妙に話が冗長だよなんて思いつつ、主人公の親父さんがスコットランドヤードの警部だったりする劇場型設定に驚いたり(笑)、どうも不可能犯罪の香りのする事件であることが着々と明らかになったりして、ストーリーにじわじわと引き込まれていく。容疑者だらけの状況に、これはと思う仮説がいくつも生まれてはつぶされ、そうこうしているうちに予想外の事態が出来。事件の手がかりを追って舞台はフランスへと展開し・・・という形で話はクライマックスへとなだれ込むのだ。 さすがミステリの女王と言われるだけあって話の展開はハラハラドキドキ楽しめる。とはいっても、1920年代ということもあって「読者への挑戦」があるはずはなく、きいてないよ~的な新たな展開もあったり、一方でちゃんとロマンスなネタも織り交ぜて読者をやきもきさせる。うーん上手い。 そしてそして結末の章。どう結論付けるのかというと・・・いやーちょっとこれは。 まいったというか・・・。いいんですかね?こんなこと書いて。 まぁ、これが古典ということかも。読めてよかったと思えましたね。 | ||||
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初めてこの作家の本を読んでみました。 作者が若い頃に書いた作品らしく、まだまだパンチが足りない内容です。アップダウンもなく、どこか優しく安心してやめるミステリーでした。 心臓に優しいミステリーです。 ホワイトコテージという名が付いているだけあり、美しい情景などを想像してよめるかなと期待しましたが、イギリスの美しい情景なども文体からはほぼ感じられず残念でした。 結末もなんだか煮え切りません笑 | ||||
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クリスティの5匹の豚のような感じで、最後まで引っ張ったけれど、ちょっとがっかりでした。 犯人が想定外なのを期待して読んでる間は、多少暑いのを忘れられたかもしれない。 | ||||
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1928年に刊行された著者のミステリ長編第一作。著者自身が若書きを恥じて著作リストから削除したといういわくつきの作品だが、後年の長編の重厚さは微塵も無く、カントリーハウスを舞台としたオーソドックスなフーダニットとして愉しい読み物となっている。 卓抜した人物描写で知られた作者の持ち味は本書でも鮮やかで、視覚効果に満ちた印象的な幕開け、暴君的な被害者の肖像、作中描かれる恋愛描写など既に巧みの一語。物語全般に渡り若さ故の清新さがみなぎるのも好ましい。 結末は後に発表された某作家の歴史的名作を想起させるが、全体の印象は良くも悪くもライトタッチで『屍衣の流行』や『霧の中の虎』などの代表作には、やはり及ばない。しかしエレガントな、今風に言えばコージー風味の本格ミステリとしては大いに堪能出来る一作。 | ||||
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