白の恐怖
- 星影龍三シリーズ (10)
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全2件 1~2 1/1ページ
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図書館で幻の長編とあったので読んでみた。 | ||||
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久しぶりに、本当に久しぶりに読みましたが やっぱり大好きな作家さんてす。 一気に読みました。 | ||||
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文字が大きくて読み易い、話も面白い。当たりです | ||||
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いわゆる「吹雪の山荘」もの。莫大な遺産を残して死んだ高毛礼一。若く美しい未亡人には、子供がいない。未亡人は死んだ夫の遺志により、甥姪を捜し出して遺産を分配することを決める。こうして4人の甥姪が北軽井沢の屋敷に集合し、遺産相続の手続きをする。吹雪になり、閉じ込められた人々。刑事、医師、弁護士もいる中、殺人事件が発生する。一人死ねば、他の者の取り分が増えるシステム。犯人は4人の中にいると思われるが…途中から、犯人はこの人だろうというのは分かるが、推理した動機は違っていた。まさか、なりすましとは!真犯人の動機を知るともっともだと納得してしまう。トリックや、動機に無理がなく、きれいに騙された感。 | ||||
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鮎川哲也のミステリーの多くは、探偵が犯人が作った偽アリバイを崩すことに眼目がある。しかし、『白の恐怖』はアリバイ崩しが主題ではない点で珍しい。 とは言え、何が主題なのかは、ここに書くわけにはいかない。困ったなあ。ただよくできているプロットだと思う。 アラスカで財をなした億万長者の高茂礼一(こうもれいはじめ)という人が、老齢になって日本に帰ってくる。軽井沢に別荘を建てて、果樹栽培をしようと思っていたときに死ぬ。彼には3億円余の財産があり、遺言によると、そのうち2億5千万円を社会事業に寄付し、未亡人たか子に1千万円、家政婦の篠崎ベルタに3百万円、生きているはずの甥と姪に5人にそれぞれ1千万円を贈ることになっていた。その遺産相続の手続きを任された弁護士佐々は、探偵に甥と姪の所在の確認を依頼する。一人はすでに死んでいたが、探偵は生きている4人に連絡を取って、遺産相続の話を伝える。 かくして、4人が軽井沢の別荘に呼び集められることになる。彼らが別荘に行く前に軽井沢の旅館に集まることになっていたのだが、彼らが集まる前に、篠崎ベルタが弁護士佐々の助手丸茂に取り急ぎ知らせたいことがあると言って旅館にやってきて、二人は出かけた。二人が旅館に帰ってこないので、ほかの人たちは先に車で別荘に行く。彼らが別荘に着いたあとでも、丸茂と篠崎は連絡が取れない。やがて、大雪が降る中、別荘に刑事二人と軽井沢署の嘱託医原がやってきて、丸茂と篠崎が刺されて殺されたと告げる。 豪雪のために、弁護士佐々、未亡人たか子、4人の甥姪、および刑事二人と医師は別荘に閉じ込められる。その状況で、甥と姪が次々と殺されていく。 これ以上書けないな。ともあれ、私はアリバイ崩しにはあまり興味がない。『白の恐怖』のプロットの方が好きだ。 | ||||
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いわゆる「吹雪の山荘」テーマの長編。 長編としては短めの中に連続殺人が起きるため、ストーリー展開は早いが、興味を引くような謎がないため、淡々と進行していく印象。 鮎川作品の多くに見られるような推理の試行錯誤は本作では控えめで、その代わりにというべきか、意外な結末が用意されている。 ただし、この意外性はいいとしても、全体のプロットが鮎川作品にしては雑過ぎる。 「白樺荘事件」(未完)として改稿が進められていたが、そりゃあそうしたくもなるよなあ、といった程度の出来。 ☆3つが妥当だと思います。 | ||||
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