白い僧院の殺人
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.25pt |
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面白くなかったです。 | ||||
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H.M卿の元に訪れた甥のジェームズ・ベネットはハリウッド女優マーシャ・テートらが集う「白い僧院」と呼ばれる屋敷でクリスマスを過ごす事になったと告げる。その館の主、モーリス・ブーンの脚本がこのたび映画化されることになり、それを祝ってのパーティだった。 | ||||
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「白い僧院の殺人」雪密室においてカーの前にカーはなく、カーのあとにカーはなし。文字通りカーの代表作のひとつにして、その後の数多の雪密室作品はこの作品をもとに書かれていると言っても過言ではありません。「白い密室」「スウェーデン館の謎」などと読み比べてみるのも面白いかもしれません。 | ||||
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不可能犯罪の巨匠カーによる足跡モノの名作。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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雪の上に家に入った足跡はあるのに出た形跡はない密室殺人が起こり我らの名探偵ヘンリー・メルヴィル卿が謎を解く 解決編を読めば なるほど犯人が第一発見者でないならその方法しか無いな と納得します 今回はカーらしい笑劇はあまり有りません | ||||
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カー作品にありがちな、登場人物がよく喋る、喋る。 たまーに、イギリスにいるのかアメリカにいるのか、誰がアメリカ人で誰がイギリス人なのか忘れてしまいます。 HM卿(だったりフェル博士だったり)が現場入りするのが待ち遠しい (作品によって、初めの数十ページが捗らない)。 HM卿がお屋敷に着いてからページがさくさく進むのは個人的な傾向なのですが、 トリックに脱帽。 トリックと呼ぶべきなのか、プロットと呼ぶべきなのかわからないけれども、 全体を通してカーらしく上手く伏線が張り巡らされていて、 犯人の心理に対するHM卿の考察と、それに基づく行動にも説得力があります。 HM卿以外は黙っていてもらいたいと(いつも)思いながら、それではお話にならないのでしょうが… 怪奇色がないところに些か物足りなさを感じるのは、そういう作品を読みすぎていたせいかもしれないけれど、 純本格物として十二分に楽しめます。 「最後の謎解きにあなたは必ず驚愕する」のコピーがこの本の帯にないのがおかしいくらい! | ||||
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もうカーって言うだけで★5 | ||||
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トリックそのものにはそれ程の驚きはないが、そういう事態に至る背景としての人間関係や種々の行動の流れが面白い。とにかく冗長な説明もなく、とても読みやすい作品です。 | ||||
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有名になったスターを「自分がBigにしてやった」なんて思っている人は得てしてよくいるものですが…。 ▼ ▼ この長篇における女優マーシャ・テイト殺しの真犯人・動機・残された一人分の足跡の理由もだけど、 真犯人が使った兇器を当てるのはちょっと無理だろ?…序盤でちゃんと手掛かりは提示されているけど。 舞台となる〝白い僧院〟。本館・屋根付き車寄せ・常緑樹の並木道・厩舎・別館(屍体発見現場)…。 それらの位置取りはやっぱり図があったほうが解り易く、実際に読んでいないレビュアーは知らんだろうが、 本書では翻訳者・高沢浩氏原案による見取図が8頁に載せられている。 本作は『黒死荘の殺人』(プレーグ・コートの殺人)より後の事件で、 主人公はアメリカからやってきた外交官で、ヘンリ・メリヴェール卿の甥っ子でもあるジェームズ・ベネット青年。 冬の早朝〝白い僧院〟に到着したベネット青年は別館の戸口にいたジョン・ブーン(屋敷の主モーリスの弟)によって、 〝蝶よ花よ〟扱いの女優の死を知らされる。毒入りチョコレート脅迫という前奏はあったが、誰が何のために…? これから読む人は「雪の降っていた時/やんでいた時」「飼われている猛犬テンペストの動き」に気を留めながら、 物語を追っていくといい。それと現場には絡んでこない新聞界のドンについてもしっかり把握しておかないと、 終盤の解決篇で明かされる〝もうひとつの関係〟がイマイチ理解できないかもしれない。 ▽ ▽ 作品自体は★5つでいいが、せっかくリニューアルした2019年新訳版なのに「ボロ状態のレア本ヤフオク転売をやめない人間」に解説をいまだに書かせているのには呆れる。心ならずも減点したのはこれだけが理由。 | ||||
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